松浜中学校区地域懇談会を7月16日に開催しました

松波地区、高浜地区、荒浜地区の皆さんが、荒浜コミュニティセンターで地域からのテーマや自由懇談など、さまざま意見や要望を市長と語り合いました。

マイクを持ち住民と意見交換を行う市長
市長に質問をする住民

日時

令和6(2024)年7月16日(火曜日)午後6時30分~8時10分

場所

荒浜コミュニティセンター

参加者数

33人

市の出席者

市長、総務課(課長、課長代理、係長)

懇談概要

  • 市長の地域に関する施策の説明
  • 地域からのテーマ
    • 河川の管理について
    • クリーンセンターの改築更新について
    • 柏崎市AI新交通「あいくる」について
    • 椎谷・宮川間国道352号歩道の草刈り実施について
    • 市道柏崎20―11号線の拡幅について
    • 荒浜海岸道路防砂柵(No.13)から下る石段の手すりについて
    • 歩道・排水溝の草刈り及び側溝ふたの設置について
    • ハマナスロード防砂林内の下草刈りについて
  • 自由懇談

市長の地域に関する施策の説明(市長)

「中学校区ごとの高齢化率」「柏崎総合医療センター」「津波ハザードマップ」「松浜中学校区の市の事業」等について説明しました。

地域からのテーマ

事前に提出されたテーマについて、市長が回答し、その後質疑を行いました。

説明者とは「地域からのテーマ」の趣旨を説明した方です。

河川の管理について

説明者:松波地区は鯖石川の最下流部に位置し、鯖石川から流出する土砂やゴミが多く堆積します。定期的な点検管理と堆積した土砂の除去をお願いします。
また、鯖石川右岸河口から上流の開運橋まで約2キロメートルの河川堤防は、県が毎年8月頃に1回除草をしていますが、住宅地が近接し、居住環境が悪化するため、町内で毎年3~4回除草を行なっています。県の「うるおいの郷土(ふるさと)はぐくみ事業」で援助していただいていますが、町民の負担も大きく、また、高齢化しているため、県からの助成をお願いします。

市長:土砂の堆積は、令和5(2023)年7月12日に撤去と清掃を行いました。令和6(2024)年は、1カ所だけ3月に撤去と清掃を行いました。水門(フラップゲート)を確認したところ、6月18日現在、土砂などはありませんでした。また、お気付きの際は、市上下水道局にご連絡ください。
また、開運橋までの2キロメートルの堤防の草刈りを町内会が行うのは負担が大きいため、もう一度県に申し入れをしました。県は「管理する河川では、今以上に除草回数や助成費を増やすことは難しいが、除草範囲や助成内容などの見直しや工夫で改善できるかもしれないので、相談してほしい」との回答でした。

クリーンセンターの改築更新について

説明者:クリーンセンターの改築更新が計画されていますが、地元町内会としては、計画ができた段階で説明会と地元の要望などを聞く機会を設けてください。また、リサイクルセンターがなくなるのは不便になるので、近くで処分できる施設を作っていただきたいと思います。

市長:新ごみ処理場は、令和7(2025)年秋に、し尿処理場とリサイクルセンターの解体を行い、令和11(2029)年3月まで工事を行う予定です。現在は、事業者を選定しているところで、新ごみ処理場の概要や工事の進捗状況などは、事業者が決定する令和7(2025)年度以降に皆さまに説明していきます。
リサイクルセンターは、新ごみ処理場の稼働後に、現ごみ処理場の解体跡地に整備する予定です。再整備までの代替機能設置は、今後、皆さまと検討させていただきます。

柏崎市AI新交通「あいくる」について

説明者:松波には「あいくる」の乗降ポイントが数カ所ありますが、松波一丁目は国道沿いにしかありません。最も高齢者が多く、国道を渡りコミセンやバス停まで行くのが困難という方が多いので、松波一丁目の松波会館に乗降ポイントを設置していただけないでしょうか。

市長:現場を確認し、運行事業者と協議した結果、ご要望の松波会館に乗降ポイントを新設することになりました。設置時期などの詳細が決まり次第、市企画政策課が連絡します。

椎谷・宮川間国道352号歩道の草刈り実施について

説明者:椎谷・宮川間の国道352号の歩道の草刈りが実施されていません。学校などの行事で児童、生徒などが通る時に車道にはみ出て、草の中を通らなければならなく大変危険です。定期的に草刈りの実施をお願いします。

市長:国道352号の除草について県に問い合わせたところ「小学校も統合され、歩行者がほとんどいなく、予算も限られていることから除草作業の実施を見送っている。現時点で再開する予定はない」との回答がありました。しかし「関係町内のご理解をいただければ、来年度以降に薬剤散布による除草作業を実施する」との回答を得ました。薬剤散布の可否をご判断いただき、県地域整備部維持管理課に連絡をお願いします。

市道柏崎20―11号線の拡幅について

説明者:降雪時、市道の除雪をしていただいていますが、国道につながる市道柏崎20―11号線の30メートルで、道幅が狭く除雪車が入れないため、除雪されません。避難道路であり、町内も大事な市道としているため、道路の改良を要望します。

市長:市道柏崎20―11号線ではなく、市道柏崎20―10号線の宮川神社までの道路改良を優先する要望を以前からいただいていました。そちらの計画を進めたいと思います。

荒浜海岸道路防砂柵(No.13扉)から下る石段の手すりについて

説明者:荒浜海岸道路防砂柵のNo.13扉の海岸に降りる石段の手すりが鉄製のため、腐食し、非常に危険な状態です。ここ以外の手すりはステンレス製です。2年前に応急処置をしてもらいましたが、また危険になりましたので、早急に修復をお願いします。

市長:腐食が進んでいるため、令和6(2024)年度末までにステンレス製の手すりに交換します。

歩道・排水溝の草刈り、側溝ふたの設置について

説明者:荒浜四丁目から国道352号と交わるところですが、今の時期、大量の雑草で道路標識が隠れる場所があります。4時間かけて、道路標識まで刈り取る量ですので、市で草刈りをお願いできないでしょうか。また、市道柏崎19―2号線で、ふたがない側溝があります。葉や土砂が埋まっているため、側溝の掃除と草刈りをしていただき、ふたを設置していただけないでしょうか。

市長:1カ所目の市道柏崎19―85号線の草刈りは、7月2日に完了しました。市道柏崎19―2号線も同日に草刈りを完了しています。側溝のふたは、歩道の幅が2メートル以上確保されているため、設置不要ということでご理解をお願いします。

説明者:市道柏崎19―2号線ですが、草刈りなどの作業をしてもらいましたが、木が倒れ込み、側溝が土砂で埋まり、きれいにされたのかと感じてしまいます。また様子を見て、必要に応じて相談させてください。

市長:もう一度、担当に確認させ、必要に応じ対応します。

ハマナスロード防砂林内の下草刈りについて

説明者:防砂林にある遊歩道が茂みになっているため、防犯的、衛生的、景観的に問題がある状況です。昨年度も、国道の歩道の草刈りをしていただいてきれいになりましたが、5年前は遊歩道までを全面的に草刈りをしていただき、風通りも良くなり、防犯的にも良くなりました。令和6(2024)年度は対応が難しいと思いますが、令和7(2025)年度に予算措置していただいて、草刈りをお願いします。

市長:ハマナスロードは、毎年草刈りを行っています。令和6(2024)年度は7月20日と8月下旬に草刈りを行います。2回は必ず行いますのでご理解いただきたいと思います。国道は県が所管していますが「歩道の通行に支障がなければ、草刈りの予定はない」との回答でした。防犯上の問題も含めて県に伝えますが、すぐに対応できないことをご理解いただきたい。

自由懇談

「海底直流送電について」「医療の問題について」「避難行動について」「車の振動について」「会議の進め方改善ガイドライン」「海底直流送電のメリットについて」「再生可能エネルギーについて」について懇談しました。

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更新日:2024年11月05日