第五中学校区地域懇談会を7月31日に開催しました

鯖石地区と高柳地区の皆さんが、中鯖石コミュニティセンターで地域からのテーマや自由懇談など、さまざま意見や要望を市長と語り合いました。

写真:マイクを持って説明する櫻井市長
写真:質問をする参加者

日時

令和6(2024)年7月31日(水曜日)午後6時30分~7時58分

場所

中鯖石コミュニティセンター

参加者数

42人

市の出席者

市長、総合企画部長、総務課(課長代理、主査)

懇談概要

  • 市長の地域に関する施策の説明
  • 地域からのテーマ
    • 国道252号高柳町始発バス時間の変更について
    • 東部地域交通鯖石線の利便性向上をしっかり図ってください
    • 平成17年の水害に対する、排水路整備について
    • 旧南鯖石小学校跡地の屋外プールについて
    • 原子力災害時における避難経路について
  • 自由懇談

市長の地域に関する施策の説明(市長)

「産大附属高校甲子園初出場」「中学校ごとの高齢化率」「柏崎総合医療センター」「第五中学校区の市の事業」等について説明しました。

地域からのテーマ

事前に提出されたテーマについて、市長が回答し、その後質疑を行いました。

説明者とは「地域からのテーマ」の趣旨を説明した方です。

国道252号高柳町始発バス時間の変更について

説明者:路線バスのダイヤ改正に伴い、岡野町車庫前線の始発バスが30分遅くなり、午前7時発になりました。駅から離れた高校に通う生徒や冬場には学校の始業時間に間に合わないことが考えられるため、従来の時間に戻していただきたいというお願いです。

市長:運転士不足などにより、令和5(2023)年4月のダイヤ改正で、岡野町車庫前発の6時台の便が減便されました。しかし、柏崎駅前への到着時間は7時50分で、通学に影響がないダイヤ編成です。各学校への乗り換えと登校時間を確認しましたが、余裕のある接続時間かと思います。高校生の通学に影響があるなどの要望があった場合は、できる限りの対応をさせていただきます。

東部地域交通鯖石線の利便性向上をしっかり図ってください

説明者:今年4月から市が運営する東部地域交通に移行しましたが、週2回の運行のため利用が少ない状況です。市内で運行している「あいくる」は、使い勝手の良い交通手段だと聞いています。それを東部地域交通に組み入れていただけるか、今後についてお伺いしたいと思います。

市長:東部地域交通は、火曜日と木曜日の週2回、久木太から柏崎駅南口まで運行する中鯖石線と、杉平から柏崎駅南口まで運行する北条線の2路線で運行しています。利用状況は、北条線が1日平均10.6人に対して、中鯖石線は2.8人で、利用者が少ないのが実態です。認知度不足もあると思いますので、一部の沿線町内会に周知を図るとともに、フリー降車のサービスを開始しました。「あいくる」については、延長・接続などさまざまな手法を検討していますので、令和6(2024)年中に一定の考え方をお示ししたいと思います。

平成17年の水害に対する、排水路整備について

説明者: 中鯖石地区の水害対策として、平成27(2015)年12月に関係集落から市へ要請しています。令和2(2020)年12月に市農林水産課から水害対策排水路の設置説明がありました。また、関連する圃場整備事業における排水路計画も説明がありました。しかし、その後は進捗状況の説明がありません。現状の経緯と今後の推移を具体的に教えていただければと思います。

市長:事業主体の県と市で10月下旬を目途に地元説明会を開催します。排水路整備の進捗については、令和3(2021)年度から始まり、令和4(2022)年度に排水路の実施設計、令和5(2023)年度は国道を横断する一部の工事を進め、令和16(2034)年に完成する大事業であることをご了解いただきたいと思います。

旧南鯖石小学校跡地の屋外プールについて

説明者:屋外プールは、維持管理されず草木が生い茂っています。衛生的には今の所なにもありませんが、不審者が入って不測の事態が起きた場合にどうなるかと思います。取り壊しの検討をお願いします。

市長:現在、旧南鯖石小学校施設に興味を持っている民間事業者があります。事業者が使用しない場合は、危険防止のために壊すこともあり得ますが、現時点ではありません。市は、引き続きプールを含めた利活用の提案を行いたいと考えています。今後、危険箇所への侵入防止の策や注意看板などを設置し、定期的に除草や草刈りなどを行い、管理していきたいと考えています。

原子力災害時における避難経路について

説明者:柏崎市防災ガイドブック自然災害編に鯖石川流域大沢地内において、河岸浸食想定区域があります。国道252号との近接箇所では河岸浸食が進んでいる状況です。大事な避難経路である国道252号が機能しないのではないかと思ったため、市と県と対応協議や連携をしているのか確認させてください。

市長:国道252号の管理者である新潟県に確認したところ「物流や観光、地域の生活を支える路線で、現在、大沢、高柳岡田間で道路改良工事を実施している。ご指摘の河岸浸食が進行している箇所は、パトロールにより道路状況の確認を行っている」との回答でした。市は、安全な道路を確保するため、道路整備は大変重要と考えています。ご心配されている箇所は、令和2(2020)年度から県に道路の拡幅を要望しています。今後もパトロール強化とともに引き続き道路拡幅を県に要望していきます。

自由懇談

「大型バスの運行について」「「あいくる」について」「ほ場整備の関係」「「あいくる」の導入について」「ほ場整備における市と県の連携について」「原発の避難経由所について」「原発災害に備えた電光掲示板の整備について」について懇談しました。

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更新日:2024年11月05日