北部地域懇談会を10月22日に開催しました

北部地域(西中通、松波、中通、高浜、荒浜、南部、二田、西山)の皆さんが、地域からのテーマや自由懇談など、さまざま意見や要望を市長と語り合いました。

写真:マイクを持ち、スライドを使って市の施策を説明する市長
写真:市長に質問をする男性住民

日時

令和7(2025)年10月22日(水曜日)午後6時30分~8時13分

場所

西山町いきいき館

参加者数

81人

市の出席者

市長、総務課(課長、課長代理、主査、主事、広聴専門員)

懇談概要 

  • 市長の地域に関する施策の説明
  • 地域からのテーマ
    • 公会堂(集会場)修繕補助事業・項目の追加補助金制度「施設のLED化」について
    • 統合後の中通小学校の跡地や校舎、グラウンドの有効活用で地域の活性化を図ることについて
    • テーマ「福祉」新交通「あいくる」運行時間延長の要望について
    • 春の海岸道路除砂作業について
    • 産業—交流人口を増やすための提案—について
    • 周辺市町村との連携による地域振興策について
    • 旧石地小学校跡地の有効活用について
  • 自由懇談

市長の地域に関する施策の説明(市長)

「柏崎市第六次総合計画案」について説明しました。

地域からのテーマ

事前に提出されたテーマに市長が回答し、その後、質疑を行いました。

説明者とは「地域からのテーマ」の趣旨を説明した方です。

公会堂(集会場)修繕補助事業・項目の追加補助金制度「施設のLED化」について

説明者:公会堂・集会場の修繕に係る補助事業について、補助対象に照明設備のLED化を追加してください。令和9(2027)年末で蛍光灯の製造が終了することから、早期の更新が必要であるため、検討をお願いします。

市長:LED化については、市内のコミュニティ施設、町内会施設に共通する課題であります。ご要望を踏まえ、補助対象外であった照明設備のLED化を令和8(2026)年度から対象とする方針です。また、当初設定していた工事金額の要件も、多くの町内会が活用できるよう緩和する予定です。必要な場合は遠慮なく申請してください。

統合後の中通小学校の跡地や校舎、グラウンドの有効活用で地域の活性化を図るについて

説明者:中通小学校は令和8(2026)年3月に閉校となる。学校施設やグラウンドは、避難所や介護施設、ソーラー発電なども含め、できるだけ施設を残し、地域活性化に資する活用策を検討する必要があると思います。地元農業団体からは観光農園としての活用案が示され、地区住民からはスマートインター計画の早期提示や国道付近への物流基地の誘致も含め、継続的な協議を望んでいます。中通小学校の閉校は寂しいですが、地域活性化の観点から非常に重要な案件と考えています。

市長:スマートインターも含め、これまでのご要望については、市として国の財源を活用して整備することにしています。中通小学校についても統合の決定をいただき、地域の方々に感謝しています。跡地の活用は、現時点で結論は出ていません。南鯖石小学校の跡地利用も決まっておらず、過去には植物工場や校舎内での花き栽培、データセンターの計画も提案されていますが、いずれも検討段階です。中通小学校も同様に、地元の希望や民間からの提案を聞き、適正な価格での売却なども含めて判断していく予定です。

テーマ「福祉」新交通「あいくる」運行時間延長の要望について

説明者:「あいくる」の運行は、10月1日から西山地区をはじめ高浜地区でも開始しました。運行前には説明会が行われましたが、高齢者の多くが参加できなかったため、現在も乗り方が分からない方からコミュニティセンターに問い合わせがあり、個別に説明を行っている状況です。また、運転手不足の影響で、運行が午後3時30分に終了する点が課題となっています。医療機関の午後の外来は午後3時から始まることが多く、利用者は行きのみが利用できるが、帰りは利用できないため、不便を感じています。地域の町内会長の間でも問題視され、運行時間の延長の検討を要望します。

市長:西山地区や高浜地区でも「あいくる」を開始しましたが、利用者から運行時間の短さや開始時刻の遅さに関する声が多くあります。特に医療機関の利用者が多く、午後の診療に合わせた運行時間の延長や、朝の開始時刻の前倒しの要望がありますが、運転手が不足しており、即時に対応することは困難な状況です。運行開始の車両は6台でしたが、現在は11台で運行しています。運転手確保のため、二種免許取得の支援を行っていますが、応募は十分ではありません。また、全国的にもバス・タクシー運転手の不足は深刻でありますので、今後は、まず昼間の運行時間延長や週2~3日運行を週5日にするなど、段階的な対応を検討します。地域おこし協力隊や地域住民の協力を得て、運転手を確保した上で、利用者の要望に応えたいと考えています。

春の海岸道路除砂作業について

説明者:海岸沿いの道路には防砂・防風フェンスが設置されていますが、冬の間にフェンスに付着した砂が春になると道路の一車線分ほどたまり、4月初旬の町内行事の前に道路の除砂作業を行っています。しかし、4月中旬に大風が吹くと、海側にたまった砂が再び道路側に流れ込み、作業の効果が薄れる状況が発生しています。現状の海側の砂の除去は4月中旬ですが、4月初旬の道路除去作業よりも前に取り除くように調整できないでしょうか。予算や作業日程で難しいとのことですが、可能な限り前倒しで対応してください。

市長:堆砂除去は、県との協力も必要ですが、道路や海岸の砂除去作業を年度ごとに行っており、4月中旬に浜の清掃、その後に堆砂除去作業を実施しています。3月に前倒ししての対応は、県と相談の上、調整を検討しています。また、令和2(2020)年から砂の飛散防止のため、海岸に植物を植えて飛砂を抑える緑化工事を順次実施しています。効果は徐々に期待できますので、今後も継続して実施する予定です。

産業—交流人口を増やすための提案—について

説明者:人口減少、特に若年層の流出が進んでいる状況を踏まえ、若年層の働く場所を考えたときの企業誘致、大規模な商業施設や観光施設の誘致が必要ではないでしょうか。北部地域に誘致ができれば、買い物や観光を通じて市内への交流人口が増え、働く人の確保や地域経済の活性化につながると考えます。西山地域は国道整備やインター立地が良好で、関東や近隣県からの来訪も見込めるため、適した場所であると認識しています。交流人口が増えれば、市内の観光施設や飲食店への波及効果も期待でき、南部の工業団地と合わせて地域全体の活性化につながると考えられます。

市長:西山地区の大規模商業施設誘致については、市としても実現すれば望ましいと考えます。しかし、行政が率先して行うには市が保有する商業用地の面積が不足しており、農業振興地域に指定された土地も多いため、現実的には制約があります。人口規模が大きくても、商圏人口を考慮すると周辺地域に比べて小さいため、大型商業施設の誘致は難しい状況です。市としては、所有している土地は限られるものの、空き地を有効に活用し、地域活性化に資するものであれば民間に低価格で譲渡することも可能です。地域住民や関係者から提案があれば、随時対応する意向です。まずは既存の店舗を大切にしてほしいと思いますので、促すことを優先に利用継続を地域住民に呼びかけてほしいと思います。

周辺市町村との連携による地域振興策について

説明者:西山エリアは長岡市や出雲崎町、海に近く、自然環境に恵まれていますが、地域住民は日常的にその価値をあまり意識していません。一方、都会で暮らす人々にとっては、久しぶりに訪れて深呼吸できるような健全な環境が残っています。こうした自然環境の魅力が、首都圏など外部に十分に伝わっていない可能性があります。昨年、国でもこのような環境保全や活用に関する法律の整備があったことから、地域の魅力を広く発信する施策を検討してください。

市長:西山地区には、二田物部神社や二田城址の林道など由緒ある歴史的、自然資源があり、地域の価値は高いですが、市民の中でも十分に認知されていません。国の「広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律」に基づき、市としてどこまで実現できるか分かりません。まずは、柏崎市民に西山地区の歴史や自然、展望の良い林道などの価値を知ってもらうことが重要です。石地、大崎の海水浴場では、駐車場やごみの問題がありましたが、駐車場を有料化しごみを回収する仕組みを導入したことで、問題点が改善され、観光客からも好評です。地元住民への周知を進めつつ、長岡市、出雲崎町との連携も含め、可能なところから始めていきたいと考えています。

旧石地小学校跡地の有効活用について

説明者:柏崎市は脱炭素都市宣言を行い、太陽光発電を積極的に導入しており、先日は、西山総合グラウンドで設置工事が始まり、基礎工事も完了しています。一方、旧石地小学校の跡地は体育館を含む建物が解体され更地となっており、草地が広がるのみで、現状では価値を生み出していません。年1回シルバー人材による草刈りのみで、クマの出没はないものの、イノシシやタヌキの生息地となっています。この跡地を、柏崎あい・あーるエナジー株式会社で検討されているクリーンエネルギー発電の一翼として活用し、太陽光発電設備や蓄電池を導入することで、地域の付加価値を高める活用が可能になるのではないでしょうか。設備投資や蓄電池の導入は大きな負担であるが、ぜひ前向きに検討してください。

市長:太陽光発電のみでなく、柏崎あい・あーるエナジー株式会社も利用している、住友電工の蓄電池の導入を検討しています。住友電工は自動車用電線・ケーブルの世界的トップメーカーであり、今回の設備導入により、石地を「エネルギーの故郷」として活用することを目指していきます。北条北・南小学校の実績から、雪を避ける設置角度や両面パネルによる反射発電により発電が可能です。石地地区は風もあり、降雪量が少ないことから雪害の心配がなく、塩害についても、鯨波の先行メガソーラーからも問題がないと考えています。太陽光発電パネルと住友電工の蓄電池を組み合わせることで、脱炭素電力の供給拠点として有効活用できると考えています。

自由懇談

「柏崎刈羽原子力発電所再稼働に係る地元同意の「地元」の定義について」「人口減少を緩やかにするための施策について」「地域懇談会の開催方式について」について懇談しました。

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 総務課 総務係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2330/ファクス:0257-22-5904
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2026年01月06日