コロナ感染者に対する見舞金、支援金の支給についての疑問(市長への手紙、令和4(2022)年3月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

感染者と濃厚接触者の家族に対する市民からの見舞金、支援金の内容が理解できていないうちに追加、追加で補正予算が組まれました。
精神的の支援も内容に含まれていますが、金銭で精神的の支援にはならないと思います。支援する方法が間違っていませんか。そんなに柏崎は財源が豊富なのですか。そもそも新潟県内で同じような支援をやっている市町村はありますか。
生活支援金も名目になっていますが、感染者全員が支援金が必要とは限りません。
もし本当に支援が必要なら他の支援方法があるのではないでしょうか。
まだまだ先の見えないコロナです。支給は今回の予算額の範囲内で終わりにすべきです。
感染者の切ない気持ちにと市長は言われますが、私たち市民も自粛、我慢をして切なくなってきます。しばらく前にいたずらに自粛せずいたずらに気をゆるめずと広報で言われましたが、ではどうすればいいのかわかりません。
そして、毎日の広報かしわざきですが、テレビや新聞の情報より詳細の分からない人数だけならわざわざ鳴らさなくてもよいのではないでしょうか。
人権にご配慮、冷静な対応と言われますが、そもそも年齢別も分からず第一どこで広がっているのか全然分からないのに耳を通り過ぎるばかりでそろそろ嫌気が差してきているのも事実です。
今まで市長の政策施策に支援していましたが、この政策に関しては首をかしげざるを得ません。
以上市長の考えをお聞かせいただければと思います。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

新型コロナウイルス感染症生活支援金については、2月3日付けの補正予算で総額1億1,400万円となったところであります。こちらにつきましては、昨夏の感染の第5波及び今年の正月明けからの第6波により、感染者が急激に拡大したことから、補正予算を組ませていただいたものであります。
この支援金は、新型コロナウイルスに感染された方とその濃厚接触者となり、感染された方と同等の精神的・経済的負担を強いられている同居のご家族の方に支給しております。新型コロナウイルスに感染されたことに伴う諸支出の支援を目的として、市としてお見舞いの気持ちを形にしたものであります。
市民の皆さまにも、さまざまなお願いをし、ご負担をおかけしておることは、私も重々承知しておるつもりです。誠に申し訳ありません。
ただ、今般のコロナ禍において、何と言いましても、一番、驚き、困惑し、極度の不安に陥っていらっしゃるのは、感染されたご本人であり、また、身動きがとれなくなっていらっしゃるご家族の方々と考えて今回の制度といたしました。当時は、ワクチン接種も進んでいなかったことも理由の一つでありました。ちなみに、財源は、国から令和2・3年度、約20億円をコロナ対策として頂戴したところの一部を感染者・関係者に使わせていただきました。
また、制度の周知につきましては、市のホームページにおいて記事を掲載するとともに、新型コロナウイルスに感染された方には、柏崎保健所からこの制度を紹介していただいているところであります。
なお、令和4(2022)年度からは、ワクチン接種も進み、オミクロン株による感染事例が、比較的に軽症者が多く、療養期間や濃厚接触者の自宅待機期間も短くなったことから、生活支援金に代わり、1週間相当の食料品等を支給する事業を行う予定であります。

次に、防災行政無線については、市民の皆さまに改めて感染防止を徹底していただくため放送しております。
連日の新型コロナウイルス感染症における放送については、ご批判があることも承知しておりますが、内容を適切に判断して放送してまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

感染者と濃厚接触者の家族に対する市民からの見舞金、支援金の内容が理解できていないうちに追加追加で間違っていなければ5,400万円を1月21日までに計上されまた2月3日付で5,000万円補正予算が組まれました。
当初陰性の家族にも支給するという大盤振る舞いを全国初に行いました。今までの支出の内容も報告なしで足りなくなりそうなのでと予算を組んでいます。市議会では当初反対意見もあったようですが、市長の押切りで実行されたとも聞いています。そこまで市長が感染者にこだわる理由が分かりません。
私が最初この内容を把握したのが、柏崎日報の記事でした。
毎月発行される「広報かしわざき」で見た記憶がありません。勘違いかもしれませんが。
せっかくの良いと思われている施策であれば市民全員に周知されるべきです。
精神的の支援も内容に含まれていますが、金銭で精神的の支援にはならないと思います。支援する方法が間違っていませんか。そんなに柏崎は財源が豊富なのですか。そもそも新潟県内で同じような支援をやっている市町村はありますか。
生活支援金も名目になっていますが、感染者全員が支援金が必要とは限りません。
もし本当に支援が必要なら他の支援方法があるのではないでしょうか。
まだまだ先の見えないコロナです。支給は今回の予算額の範囲内で終わりにすべきです。
感染者の切ない気持ちにと市長は言われますが、私たち市民も自粛、我慢をして切なくなってきます。しばらく前にいたずらに自粛せずいたずらに気をゆるめずと広報で言われましたが、ではどうすればいいのか分かりません。
そして、毎日の広報かしわざきですが、テレビや新聞の情報より詳細の分からない人数だけならわざわざ鳴らさなくてもよいのではないでしょうか。
個人的なお願いですが、ちょうどNHKの「児童画廊」と重なります。時間的に考えていただければと思います。
人権にご配慮、冷静な対応と言われますが、そもそも年齢別も分からず第一どこで広がっているのか全然分からないのに耳を通り過ぎるばかりでそろそろ嫌気が差してきているのも事実です。
4日の総合体育館の閉館も午後からなら、これこそお昼の広報で鳴らすべきです。
今まで市長の政策施策に支援していましたが、この政策に関しては首をかしげざるを得ません。
以上市長の考えをお聞かせいただければと思います。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、新型コロナウイルス感染症生活支援金及び防災行政無線について、ご意見をいただきました。

新型コロナウイルス感染症生活支援金については、2月3日付けの補正予算で総額1億1,400万円となったところであります。こちらにつきましては、昨夏の感染の第5波及び今年の正月明けからの第6波により、感染者が急激に拡大したことから、補正予算を組ませていただいたものであります。
この支援金は、新型コロナウイルスに感染された方とその濃厚接触者となり、感染された方と同等の精神的・経済的負担を強いられている同居のご家族の方に支給しております。新型コロナウイルスに感染されたことに伴う諸支出の支援を目的として、市としてお見舞いの気持ちを形にしたものであります。

市民の皆さまにも、さまざまなお願いをし、ご負担をおかけしておることは、私も重々承知しておるつもりです。誠に申し訳ありません。

ただ、今般のコロナ禍において、何と言いましても、一番、驚き、困惑し、極度の不安に陥っていらっしゃるのは、感染されたご本人であり、また、身動きがとれなくなっていらっしゃるご家族の方々と考えて今回の制度といたしました。当時は、ワクチン接種も進んでおらなかったことも理由の一つでありました。ちなみに、財源は、国から令和2・3年度、約20億円をコロナ対策として頂戴したところの一部を感染者・関係者に使わせていただきました。
また、制度の周知につきましては、市のホームページにおいて記事を掲載するとともに、新型コロナウイルスに感染された方には、柏崎保健所からこの制度を紹介していただいているところであります。
なお、令和4(2022)年度からは、ワクチン接種も進み、オミクロン株による感染事例が、比較的に軽症者が多く、療養期間や濃厚接触者の自宅待機期間も短くなったことから、生活支援金に代わり、1週間相当の食料品等を支給する事業を行う予定であります。

次に、防災行政無線については、市民の皆さまに改めて感染防止を徹底していただくため放送しております。
連日の新型コロナウイルス感染症における放送については、ご批判があることも承知しておりますが、内容を適切に判断して放送してまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

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更新日:2022年03月23日