街の活性化について(市長への手紙、令和5(2023)年2月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

商業施設をもっと誘致すれば、街の活性化につながるのではありませんか。
駅の周りに何もないのも少しさみしいです。
観光名所があまりないです。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

商業施設の誘致は、施設そのものが集客力のあるにぎわいの空間であるため、まちの活性化につながるものと考えます。
しかし、商業施設の出店は、民間事業者が商圏などを分析し判断するものです。また、市としては市民の利便性だけでなく、地域の小売商業者との共存についても考慮する必要があります。
そのため、積極的に商業施設を誘致するものではありませんが、チャンスがあれば関係者への働きかけを行いたいと思っています。
一方、市では、起業・創業する方を応援しています。創業する方の進出により、空き店舗も埋まり、活気が戻ってきた商店街もありました。
駅前は市の顔とも言えることから、魅力あるまちにしていくために、商店を維持、増加できるよう取り組んでまいります。

次に、観光名所があまりないとのご指摘をいただきました。当市の観光名所の魅力を十分にお伝えできていなかった結果であるものと受け止めます。また、当市を訪れた県外や外国の方から「柏崎には、自然に恵まれ、歴史的・文化的な価値があるものがたくさんあるのに、その良さ・魅力・価値等を地元の皆さん自身が十分に認識していないのでは?」といったご指摘をいただくこともあります。
これまでは、ポスターやパンフレットでの情報発信に依存していたため、市民や市外の皆さまにも、市内の観光名所で楽しんでいただき、充実した時間を過ごせるという魅力・価値等を適切にお伝えすることができていなかったものと反省します。
今後は、WEBを中心とした情報発信を強化し、より積極的なプロモーションの展開等で、市内の観光名所でどのように楽しみ充実した時間を過ごしていただけるのかといった目的・ストーリーなども発信していくことが重要になると考えます。また、SNSについても、市からの観光名所の発信だけでなく、それを見て体験した方からその良さを発信してもらえるよう取り組んでいく必要があると感じているところです。
有名観光地のようにはまいりませんが、外部の方からの目線でも捉えながら、市民の皆さまにも柏崎ならでは観光名所の魅力を感じ、認識していただけるよう情報発信の充実に、さらに努めてまいります。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

商業施設をもっと誘致すれば、街の活性化につながるのではありませんか。
駅の周りに何もないのも少しさみしいです。
観光名所があまりないです。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、まちの活性化について、ご意見をいただきました。

商業施設の誘致は、施設そのものが集客力のあるにぎわいの空間であるため、おっしゃるとおりまちの活性化につながるものと考えております。
しかし、商業施設の出店は、民間事業者が、周辺の人口や客層(年齢、性別、収入など)、交通手段(車、電車、徒歩など)を考慮したいわゆる商圏などを分析し、経営として成り立つかどうかを総合的に勘案した上で、出店するかを判断するものです。また、市としては消費者である市民の皆さんの利便性だけでなく、地域の小売商業者との共存についても考慮する必要があります。
そのため、積極的に商業施設を誘致するものではありませんが、チャンスがあれば関係者への働きかけを行いたいと思っております。
一方、市では、起業・創業する方を応援しており、家賃や広告宣伝費の補助、創業資金における利子補給などを行っております。創業する方の進出により、空き店舗も埋まり、活気が戻ってきた商店街もございました。
駅前は市の顔とも言える部分であることから、魅力あるまちにしていくために、商店を維持、増加できるようこれからも取り組んでまいります。

次に、観光名所について、お答えします。
柏崎市に観光名所があまりないとのご指摘をいただきました。皆さまに、当市の観光名所の魅力を十分にお伝えできていなかった結果であるものと受け止めております。
また、当市を訪れた県外や外国の方から「柏崎には、海や山などの豊かな自然に恵まれ、歴史的・文化的な価値があるものがたくさんあるのに、その良さ・魅力・価値等を地元の皆さん自身が十分に認識していないのでは?」といったご指摘をいただくこともございます。
こうしたことを踏まえますと、これまでは、ポスターやパンフレットでの情報発信に依存していたため、市民の皆さまにも、市外の皆さまにも、市内の観光名所で、楽しんでいただき、充実した時間を過ごせるという魅力・価値等を適切にお伝えすることができていなかったものと反省しております。
今後は、WEBを中心とした情報発信を強化するとともに、より積極的なプロモーションの展開等により、市内の観光名所で、どのように楽しんで、充実した時間を過ごしていただけるのかといった目的・ストーリーなども発信していくことが重要になると考えております。また、SNSについても、市からの観光名所の発信だけでなく、それを見た、または体験した方からその良さを発信してもらえるよう取り組んでいく必要があると感じているところです。
東京や京都などの有名観光地のようにはまいりませんが、外部(県外や外国)の方からの目線でも捉えながら、市民の皆さまにも柏崎ならでは観光名所の魅力を感じ、認識していただけるよう情報発信の充実に、さらに努めてまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 総務課 総務係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2330/ファクス:0257-22-5904
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2023年02月13日