津波警報における避難所の対応について(市長への手紙、令和6(2024)年1月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

第二中学校体育館に避難誘導されたが、津波到達予定の午後5時30分になっても2階、3階に避難できない。避難したらすぐに上の階に行けるようにしていただきたい。
私の親戚が比角小学校に避難したが、避難場所に指定されていないと帰され、第二中学校に避難した。なぜ比角小学校は避難場所ではないのか。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

比角地区は、海岸線や河川から距離があり、一定の標高も確保されているため、津波浸水想定の地域になっていません。よって、体育館を基本とした開設となっております。しかしながら、津波に対する不安をすぐに解消することができず心苦しく思っています。今後は、避難された皆さまが安心できる避難所を運営してまいります。

次に比角小学校の避難所対応については、優先開設避難所であるにもかかわらず、対応職員の認識不足から不適切な対応となり心より、おわび申し上げます。
再発防止に向け、避難所運営ルールを徹底し、市民の皆さまの安全安心の確保に努めてまいります。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

柏崎市に午後5時30分に津波3メートル到達予定、家を出て午後5時25分に第二中学校に到着。津波の到達予定まで5分。体育館に避難誘導されたが、それはそれで良い対応だったと思います。しかし、午後5時30分になっても2階、3階に避難できない。戸が開かない。予定より高い津波が到達したら第二中学校に避難した市民は全員死亡。あってはならないこと。避難した意味がない。2階、3階に上がれたのが午後6時ぐらい。避難したらすぐに上の階に行けるようにしていただきたい。

次は、私の親戚が午後5時20分に比角小学校に避難したが、避難場所に指定されていないと帰され、第二中学校に午後5時40分に避難した。予定より大きな津波が来たら死んでいた。あってはならないこと。なぜ比角小学校は避難場所ではないのか。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、津波警報発令時における避難所の対応について、ご意見をいただきました。

まず、第二中学校の上階層への避難についてでありますが、比角地区は、海岸線および河川から距離もあり、また、一定の標高も確保されているため、防災ガイドブックでお示しする津波浸水想定の地域になっておりません。よって、体育館を基本とした開設となっております。しかしながら、大地震、津波警報発表時の混乱していた最中、津波に対するご不安をすぐに解消することができず心苦しく思っております。
今後は、施設管理者と避難所対応職員が協力しながら適切な状況判断により安全を確保し、避難された皆さまが安心できる避難所を運営してまいります。

次に比角小学校の避難所対応については、防災・原子力課が事実関係を確認しました。優先開設避難所であるにもかかわらず、対応職員の認識不足から不適切な対応となり心より、おわび申し上げます。
いただいたご意見を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に向け、避難所運営ルールを徹底し、市民の皆さまの安全安心の確保に努めてまいります。

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更新日:2024年01月23日