柏崎市脱炭素エネルギー政策の概要について(市長への手紙、令和6(2024)年5月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

  1. 村上洋上風力に柏崎あい・あーるエナジー株式会社(柏崎市)は応札したのでしょうか?
  2. あい・あーる(柏崎市)は、広域的運営推進機関の「登録特定送電事業者」「発電事業者」の登録がありません。「特高」施工が可能なのか?さらに東北PGのアクセスはどうなるのか?

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

  1. 柏崎市および柏崎あい・あーるエナジー株式会社は応札しておりません。
  2. 柏崎での揚陸、その電力の一部でも市内に融通することができるよう引き続き関係機関に働き掛けを行い、地域の脱炭素電力の普及促進につながるよう努力してまいります。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

寒中お見舞い申し上げます。
柏崎市脱炭素エネルギー政策の概要について(PDFファイル:2.8MB)(令和5年3月14日)の質問です。
昨年、小生の質問(あい・あーる株式会社全般の問題点)に回答頂きましたが、本資料においては不明なところ多く散見されますので、改めての質問です。

村上洋上風力が昨年12月13日、村上胎内洋上風力コンソーシアム、構成員三井物産他で決定したことはご承知かと思います。そこで、柏崎あい・あーるエナジー株式会社(柏崎市)は応札したのでしょうか?
中立機構会員においては「小売り事業者」ですから土俵にも上がれないと思いますが、昨年の回答を拝見しますと洋上風力について「手を挙げなければ何も始まらないという考えのもと、本市にとってメリットとなるよう、これからも働きかけを行ってまいります」むろん、この文言では「応札」とは読めませんが、「働きかけ」とは何を指すのか?「柏崎エネルギー政策概要」および昨年のこの回答は、どのような構想なのかを含んでいるのか理解できません。

ぶどう村からの自営線について、ご承知かと思いますが、東北PGとのアクセスが生じると考えますが、あい・あーる(柏崎市)は、広域的運営推進機関の「登録特定送電事業者」「発電事業者」の登録がありません。「特高」施工が可能なのか?さらに東北PGのアクセスはどうなるのか?理解できません。

2件の疑問について、よろしくご教示お願いいたします。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、脱炭素エネルギー政策について、ご質問をいただきました。

脱炭素に向けた動きは、世界的に加速しており、私も脱炭素社会の実現に向け努力しているところであります。

まず、村上市胎内市沖の洋上風力発電事業への応札について、柏崎市および柏崎あい・あーるエナジー株式会社は応札しておりません。また、今後も洋上風力発電事業に応札する考えはございません。
私は、日本海側の海底直流送電線の構想段階から送電線の柏崎揚陸を関係機関に働き掛け、令和5(2023)年3月に国が策定した広域連携系統のマスタープランに日本海側ルートが掲載されました。
ご承知のとおり、電力広域的運営推進機関の広域系統整備委員会で議論されているわけですが、北海道を起点に、秋田県周辺で一度陸揚げをし、そこから再び海底送電線で南下した後、柏崎刈羽原子力発電所が使う送電線を通じて首都圏まで送る案が有力候補と、昨年9月に開催された委員会で報告されました。これは、一歩前進したものと捉えております。
今後も、柏崎での揚陸、その電力の一部でも市内に融通することができるよう引き続き関係機関に働き掛けを行い、地域の脱炭素電力の普及促進につながるよう努力してまいります。

次にぶどう村についてですが、現在、令和6(2024)年3月まで開発要件の調査を実施しており、その調査結果が、まとまり次第、報告したいと考えております。

今後も脱炭素社会を目指し、努力してまいります。

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更新日:2024年05月20日