がん患者医療用補整具の支援のお願い(市長への手紙、令和5(2023)年4月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

「がん治療のため必要になった医療用ウィッグ・乳房補整具の購入費の支援」をお願いしたいのです。
私の場合ですが、がん治療の副作用として、脱毛の副作用は必ずあります。再発も繰り返していますので、毎回脱毛しています。私にとって、ウィッグはとても高価であり、生活する中でなくてはならない品物です。高価ですが、一生ものではありません。劣化もします。副作用との闘いの中で、せめて外見だけでも整えていたいという気持ちが強いです。
長岡市では令和4年から支援がはじまっています。どうか、柏崎市でも、がんサバイバーへの支援の検討をお願いいたします。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

がん治療は身体的にも精神的にも大きな負担となることが少なくありません。そして治療による外見の変化を補うための補整具は、決して安価ではなく、補整具の購入により経済的な負担がかかることは事実であります。
そのため市では、がん患者の皆さんのご負担を少しでも軽減するため、令和5(2023)年4月1日から、医療用ウィッグや乳房補整具の購入費の一部を助成する「がん患者医療用補整具購入費助成」を開始しました。
がん患者の皆さんが治療を受けながら、自分らしく社会生活を送っていただくため、この事業がその一助になればと考えます。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

私は、柏崎市在住で、がんサバイバーです。現状は、再発も繰り返していますが、家族の支えもあり自宅で生活ができています。
柏崎の広報にて、がん患者の方のインタビュー記事を読みました。男性ではなく、女性のインタビューだったことに、驚きました。もしかしたら、柏崎は女性のがん患者さんが、増えてきているのかもとも思い、手紙を送る勇気を出しました。
その勇気とは、「がん治療のため必要になった医療用ウィッグ・乳房補整具の購入費の支援」をお願いしたいのです。
私の場合ですが、がん治療の副作用として、脱毛の副作用は必ずあります。再発も繰り返していますので、毎回脱毛しています。私にとって、ウィッグはとても高価であり、生活する中でなくてはならない品物です。高価ですが、一生モノではありません。劣化もします。副作用との闘いの中で、せめて外見だけでも整えていたいという気持ちが強いです。
お隣の長岡市では令和4年より支援がはじまっています。病院の看護師さんより、「長岡在住ですか」と聞かれて、このような支援があることを知りました。
どうか、柏崎市でも、がんサバイバーへの支援の検討をお願いいたします。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、がん治療のため必要になった医療用ウィッグ・乳房補整具の購入費の支援について、ご提案をいただきました。

広報かしわざきをご覧になり、勇気を出して送っていただいたお手紙、そして、実体験を踏まえたご意見であり、多くのがん患者の皆さんの声でもあると思っております。

がん治療は身体的にも精神的にも大きな負担となることが少なくありません。そして治療による外見の変化を補うための補整具は、決して安価ではなく、補整具の購入により経済的な負担がかかることは事実であります。
そのため市では、がん患者の皆さんのご負担を少しでも軽減するため、令和5(2023)年4月1日から、医療用ウィッグや乳房補整具の購入費の一部を助成する「がん患者医療用補整具購入費助成」を開始いたしました。
がん患者の皆さんが治療を受けながら、自分らしく社会生活を送っていただくため、この事業がその一助になればと考えております。

今後も、医療機関などと連携しながら、がん患者の皆さんの支援を進めてまいりますので、何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

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更新日:2023年04月06日