災害避難場所への防災行政無線スピーカーの設置について(市長への手紙、令和6(2024)年3月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

能登半島地震の際、柏崎市総合体育館へ避難しましたが、防災行政無線のスピーカーが設置されておらず、外も寒く暖を取りながら車で待機していたため、情報が入ってきませんでした。避難施設やその付近では、すぐに情報が聞こえるようになっているとよいと思います。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

防災行政無線は、屋外スピーカーから広範囲に向けて音を出すという性質上、設置場所によらず、屋内、車内等にいる環境においては聞こえない、聞こえづらいものとなっています。今回は、車内で暖を取られていたとのことですが、柏崎市総合体育館には緊急告知ラジオが設置されているほか、他の避難所にも緊急告知ラジオは設置してあり、避難された方に情報を届けられるよう、体制を整えています。
防災行政無線で放送した内容は、放送とほぼ同じタイミングで市ホームページに掲載しているほか、メール配信、LINE配信も行っています。また、防災行政無線は地域コミュニティ放送である「FMピッカラ」を利用して放送していますので、カーラジオの電波を76.3メガヘルツに合わせていただくと、防災行政無線を車内でお聞きになれます。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

能登半島地震の際、柏崎市総合体育館へ避難しましたが、防災行政無線のスピーカーが設置されておらず、外も寒く暖を取りながら車で待機していたため、情報が入ってきませんでした。
後に、「自宅にあるラジオを持って避難するように」との無線内容をネットで知りましたが、当時は津波の怖さから急いで避難したため、そんな余裕もありませんでした。
ネットの情報もありましたが、夕方だったこともあり、携帯の充電がなくなる恐れもあります。
避難施設やその付近では、すぐに情報が聞こえるようになっているとよいと思います。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、防災行政無線の屋外スピーカー設置について、ご要望をいただきました。

元日に避難された際、防災行政無線による情報が入りづらかったとのことであります。ご不便をお掛けし申し訳ございませんでした。

まず、屋外スピーカーの設置場所につきましては、市内全域におけるシミュレーションを実施し、検証を行った上で設置しておりますので、何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
防災行政無線は、屋外スピーカーから広範囲に向けて音を出すという性質上、設置場所によらず、屋内、車内等にいる環境においては聞こえない、聞こえづらいものとなっております。そのため、持ち運びが可能な防災行政無線の受信機である「緊急告知ラジオ」を全戸配布しているところですが、災害に直面している緊急事態の中で持ち運ぶことが難しかったという点については、ごもっともであります。

今回は、車内で暖を取られていたとのことですが、柏崎市総合体育館には緊急告知ラジオが設置されているほか、他の避難所にも緊急告知ラジオは設置しており、避難された方に情報を届けられるよう、体制を整えております。

ご承知のとおり、防災行政無線で放送した内容は、放送とほぼ同じタイミングで市ホームページに掲載しているほか、メール配信、LINE配信も行っております。また、防災行政無線は地域コミュニティ放送である「FMピッカラ」を利用して放送していますので、カーラジオの電波を76.3メガヘルツに合わせていただくと、防災行政無線を車内でお聞きになれます。

最後に、〇〇様がお住まいの地域は、津波による被害は想定されておりませんので、津波に対して無理に避難していただく必要はありません。当然ながら、地震に対しては必要に応じて避難していただきたいと思いますので、慌てず、落ち着いて避難してください。
なお、津波の被害想定につきましては、全戸配布の「防災ガイドブック(自然災害編)」のほか、市ホームページでも公開しておりますので、ぜひご確認いただければ幸いに存じます。

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 総務課 総務係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2330/ファクス:0257-22-5904
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2024年03月08日