柏崎刈羽原子力発電所再稼働における価格交渉の件(2)(市長への手紙、令和6(2024)年4月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

柏崎刈羽原子力発電所7号機が再稼働した後には、あい・あーるエナジー株式会社と東京電力との価格交渉は、さらに難しくなると聞いています。
ぜひ、市長には7号機再稼働時に東京電力から電気を購入できるよう早々に交渉を始めていただきたいのですが、ご回答をお願いします。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

柏崎市と柏崎あい・あーるエナジー株式会社が目指すのは、公共施設への脱炭素エネルギーの供給にとどまることなく、市内産業界への電力供給です。
市長と代表取締役社長それぞれの責任を背負いながら、あらゆる検討と働き掛けをこれまで以上に行ってまいります。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

3月8日より原子力発電所の再稼働にあたっての価格交渉について、市長より回答をいただきました。ありがとうございます。改めて、要望をさせていただきます。

前回、市長からは「電力価格の交渉については、(中略)行政が介入することは必ずしも望ましいものではありません」との回答をいただきました。しかし、あい・あーるエナジー株式会社は民間事業者の建付けであり、事業者として価格交渉を行う上で特に問題があるようには思われません。

柏崎刈羽原子力発電所7号機が再稼働した後には、あい・あーるエナジー株式会社と東京電力との価格交渉は、さらに難しくなると聞いております。7号機再稼働時にあい・あーるエナジー株式会社が電気を購入できない場合、6号機再稼働時の交渉はより困難になると思われます。ぜひ、市長には7号機再稼働時に東京電力から電気を購入できるよう早々に交渉を始めていただきたいのですが、ご回答をお願いします。

なお、市長自身があい・あーるエナジー株式会社の代表取締役を兼ねていることから、直接交渉が利益相反にあたると第三者から指摘される恐れがある場合、あい・あーるエナジー株式会社の担当者に交渉のご指示をされるのがよろしいかと存じます。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、7号機再稼働にあたっての電力価格交渉の件について、追加のご要望をいただきました。

3月8日付けの回答では、「国に出している要望、東京電力ホールディングス株式会社に出している要望などの「答え」を見極めるという過程もございます。時期はともかくも東京電力ホールディングス株式会社柏崎刈羽原子力発電所の電力を柏崎にも供給するという施策は必ず実現させたいと考えております。」と私の覚悟をお伝えしました。柏崎市と柏崎あい・あーるエナジー株式会社が目指すのは、公共施設への脱炭素エネルギーの供給にとどまることなく、市内産業界への電力供給であります。
市長と代表取締役社長それぞれの責任を背負いながら、あらゆる検討と働き掛けをこれまで以上に行ってまいります。

なお、3月18日には、齋藤経済産業大臣からの電話への対応の中で、別紙(1・2)のとおり触れ、また、昨日3月21日にも経済産業大臣の名代でお越しになられた国担当者にも伝えてあります。
何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

(補足)別紙とは、次の報道発表の内容です。

  • 【別紙1】3月18日の齋藤経済産業大臣からの電話に対する市長の発言をお知らせします(令和6(2024)年3月19日報道発表)
  • 【別紙2】GX実行会議で示された柏崎刈羽原子力発電所の方針などに対する柏崎市長のコメント(令和4(2022)年8月24日報道発表)

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更新日:2024年04月19日