ラーケーションの導入について(市長への手紙、令和7(2025)年9月公開)
手紙と回答の概要
お寄せいただいた内容の概要
他県で導入され始めている「ラーケーション制度」の導入は、検討されていますでしょうか?
⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。
回答の概要
ラーケーション制度は、保護者の仕事が休日の場合など子どもと一緒に過ごす時間を確保できるといったメリットがあります。一方、懸念事項があることも事実であります。
ラーケーション制度について、教育委員会で研究するよう依頼しました。
⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
手紙と回答の全文
お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。
お寄せいただいた内容の全文
物価高、共働き必須な世の中で、「家族そろって一緒に何かを体験したり、遠出したりする機会がほとんど作れないまま、子どもが大人になってしまいそう」という声が周りでもよく聞かれています。
我が家でも仕事の都合で平日ならと思いますが、平日に学校を休むことに子どもが罪悪感を抱いており、「でも行きたい」という気持ちとの葛藤で悩んで諦めるという結果になっています。
他県で導入され始めている「ラーケーション制度」の導入は、検討されていますでしょうか?
同じように仕事が平日休みのご家庭や、学校を休むお子さまが年に限られた日数だとしても「罪悪感なく一緒に過ごせる良い制度だな」と思っています。
回答の全文
お手紙拝見いたしました。
このたび、学校における「ラーケーション制度」導入について、ご意見をいただきました。
現在、柏崎市においては、小・中学校における「ラーケーション制度」はありませんが、ご家庭の事情により家族旅行等を理由として、学校を休むことはできます。その場合は、「欠席」扱いとなります。
現時点でできることは、○○様がご心配されている「平日に学校を休むことに子どもが罪悪感を抱いている」という点については、お子さまがそのような思いをしないよう配慮することです。再度、教育委員会を通じて各学校に伝達し、子どもたちに「家庭の事情により学校を休むことがある」ことを周知したいと考えております。
なお、ラーケーション制度は、○○様のおっしゃる通り、保護者の仕事が休日の場合など子どもと一緒に過ごす時間を確保できるといったメリットがあります。一方、「経済的な事情や保護者の職業、勤務先の状況などにより、ラーケーションを取得できない家庭が出る」「休んでいる間の学習保障、補充をどうしていくか」などの懸念事項があることも事実であります。
以上のことを踏まえ、ラーケーション制度について、教育委員会で研究するよう依頼しました。
○○様のご要望にすぐにお応えすることはできませんが、何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
この記事に関するお問い合わせ先
総合企画部 総務課 総務係
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更新日:2025年09月22日