子宮頸がんワクチンの定期接種について(市長への手紙、令和7(2025)年9月公開)
手紙と回答の概要
お寄せいただいた内容の概要
子宮頸がんワクチンの接種医療機関ですが、中学生に接種する機会は数えるほどしかありません。
接種率を上げるためには、学校内での啓蒙が効果的ではないかと考えます。
⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。
回答の概要
学校内での啓蒙は効果的であり、中学生であれば接種回数が2回で完了するメリットもあります。そのため、中学校との連携も視野に入れ、ポスターの掲示やリーフレットの配布などの効果的な情報提供の在り方を検討してまいります。
⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
手紙と回答の全文
お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。
お寄せいただいた内容の全文
医師ですが、子宮頸がんワクチンの定期接種について、お願いしたいことがあります。
先日、子宮頸がんワクチンの全国講演会に参加する機会を得ました。産婦人科医師から子宮頸がんの悲惨さ、そしてその癌を唯一予防できるワクチンの接種率が低いことへの焦りの声を聞きました。
自身も子宮頸がんワクチンの接種医療機関ですが、中学生に接種する機会は数えるほどしかありません。
元気館に確認したところ、定期接種の最終学年になる高校1年生には、注意喚起の手紙を郵送しているとのお話でした。しかし、最も接種を勧めたい中学生には、接種券の送付後は何もアクションがないというのが実情のようです。
また、中学校に確認したところ、子宮頸がんワクチンについてのポスターや配布物等もないと聞きました。
接種率を上げるためには、学校内での啓蒙が効果的ではないかと考えます。柏崎市として御検討いただければ幸いです。
回答の全文
お手紙拝見しました。
このたび、子宮頸がんワクチンの定期接種について、医師の視点から貴重なご意見とご提案をいただきました。
○○様におかれましては、定期接種の委託医療機関として、ご尽力くださり、心より、感謝申し上げます。
さて、ご指摘いただいた子宮頸がんは、若い世代にも発症の可能性がある重大な疾患であります。しかしながら、ワクチンにより予防ができる数少ないがんの一つであり、本市におきましても接種の推進が重要であると認識しております。現在の取り組みとしては、定期接種の対象となる中学生に接種券を送付し、定期接種の最終年齢となる高校1年生相当で接種履歴がない方に個別通知により注意喚起(接種勧奨)を行っております。
○○様のおっしゃるとおり、学校内での啓蒙が効果的であり、中学生であれば接種回数が2回で完了するメリットもあります。そのため、中学校との連携も視野に入れ、ポスターの掲示やリーフレットの配布などの効果的な情報提供の在り方を検討してまいります。
引き続き、子どもたちの健康を守るため、関係機関と連携しながら取り組みを進めてまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2025年09月22日