避難経路としての不安(市長への手紙、令和8(2026)年3月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

先日、踏切が開かない事案がありました。原発に何かあったときに避難経路としていかがなものかと思います。スムーズに避難できるように踏切ではなく、アンダーパスや陸橋を作り避難できるようにしていただきたいです。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

踏切トラブル発生時の情報共有や連絡体制は、JR東日本と改めて整理し、迅速な状況把握ができる体制の確保に努めてまいります。
アンダーパスや陸橋などの立体交差化は、避難経路の信頼性を高める有効な方策の一つであると認識しています。国・県と連携し検討の可能性を探ってまいります。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

先日、踏切が原因不明ですが開かない事案がありました。
この踏切は、故障や誤作動で開かないことが本当に多いです。
こんなことで、原発に何かあったときに避難経路としていかがなものかと思います。スムーズに避難できるように踏切ではなく、アンダーパスや陸橋を作り避難できるようにしていただきたいです。

原発から5キロメートル圏内の私たちは自分と家族を守らなくてはなりません。市は、市民を守るために存在していると思っています。膨大な資金がかかるのは承知しておりますが、ここに原発があるのも事実です。
再稼働は、反対していませんが動かすのであれば、それなりに道路作りに専念してください。できないのであれば逃げないで済むようにシェルターを用意してください。
市長も福島の悲しみや苦しみを感じたでしょう。ここに原発がある限り絶対はありません。なら万が一の今ある方法ではなく、さらに安心できるモノを作ってください。
避難経路にJRが関わってくることが今回、私たちは分かりましたので迅速に故障してからではなく、日々定期点検を実施してもらうようお伝えください。

少なからず5キロメートル圏内の方々は希望と言うよりは覚悟しかありません。覚悟して生きています。そのことだけはお忘れなく。

回答の全文

お手紙を拝見いたしました。
このたびは、踏切の故障に伴う避難経路について、ご意見・ご要望をいただきました。
まずもって、○月○日に発生した踏切故障につきましては、ご不便とご不安であったことと存じます。

長年にわたり踏切の故障や誤作動が繰り返されてきたとのこと、そして原子力発電所から5キロメートル圏内にお住まいのお立場から「この状態で本当に避難できるのか」とご不安を抱かれるのは当然であり、そのお気持ちを重く受け止めております。

当該踏切はJR東日本が管理しておりますが、市としても避難経路上の重要箇所と認識しております。現行の避難計画は複数経路の確保や交通誘導体制を前提としており、直ちに機能しなくなるものではありません。しかしながら、踏切の安定稼働は避難の円滑化に不可欠であり、不安が残る状況を放置すべきではないと考えております。
市として、点検体制の強化、原因の徹底究明と再発防止、迅速な復旧対応を強く要請してまいります。また、踏切トラブル発生時における情報共有や連絡体制について、市とJR東日本との間で改めて整理し、迅速な状況把握ができる体制の確保に努めてまいります。

次にアンダーパスや陸橋など立体交差化のご提案は、避難経路の信頼性を高める有効な方策の一つであると認識しております。事業規模や関係機関との協議が必要となりますが、重要な課題として、国・県と連携し検討の可能性を探ってまいります。
原子力災害時の備えとしては、住宅の耐震化促進に継続して取り組み、令和5(2023)年度末の耐震化率は91.1パーセントとなっております。近年の住宅性能向上も踏まえ、屋内退避の基本的環境は概ね整っていると認識しており、現時点で個別の専門的シェルター整備は考えておりませんが、公共施設における放射線防護対策の充実を引き続き進めてまいります。

福島第一原子力発電所事故の教訓は、決して忘れてはならず、「覚悟して生きている」とのお言葉を重く受け止めております。原子力発電所を抱える自治体として、市民の皆さまと同じ立場にたって、命と暮らしを守る責任を果たすため、避難計画の実効性向上と安全対策の不断の見直しに取り組んでまいります。

○○様におかれましては、何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

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更新日:2026年03月16日