人間ドックについて(市長への手紙、令和2(2020)年8月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

私は毎年、市の検診で人間ドックを受診して来ました。

ところが、今年75才を迎えることから人間ドックの受診が出来ません。
自分で人間ドックを申し込む方法もありますが、費用が倍以上必要となります。

何故75才になると人間ドックを受けさせてもらえないんでしょう?

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

市では国民健康保険の保険者として、国民健康保険加入者に対する人間ドックの費用助成を行っております。

一方、75歳以上の方は、国民健康保険から後期高齢者医療に切り替わりますので、このような人間ドックの助成はなくなりますが、健康保険の種類を問わず受診できる健康診査やがん検診を組み合わせることで、人間ドックと同等の検査メニューを安価な料金で受診することができます。

また、高齢者健診のほか大腸・前立腺がん検診については、かかりつけの医療機関で受診することもできますし、集団健診も地区によっては、同じ日に高齢者健診と胃・肺がん検診を受診できる場合もございます。

市といたしましては、体の異常が比較的発見されやすい多くの高齢者の方々が、毎年継続して受診いただけるよう、料金を安く設定したり、検診バスで地区を細かく巡回したりするなど、健(検)診を受けやすい体制づくりに努めてまいります。

また、同様の不安を抱えている方もおられると思いますので、今後、より一層市民周知にも力を入れてまいりたいと思います。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

私は毎年、市の検診で人間ドックを受診し、数年前には胃、最近では食道でガンを見つけて頂き命びろいをして来ました。

ところが、今年75才を迎えることから人間ドックの受診が出来ません。
自分で人間ドックを申し込む方法もありますが、費用が倍以上必要となります。

何故75才になると人間ドックを受けさせてもらえないんでしょう?
納得できる回答を期待します。

回答の全文

毎年人間ドックを受診されていらっしゃるとのこと、ご自身の健康増進に前向きに取り組んでこられたことに敬意と感謝を申し上げます。

おっしゃるとおり、市では国民健康保険の保険者として、国民健康保険加入者に対する人間ドックの費用助成を行っております。

人間ドックは、主要な各種がん検診を含む総合的な健診を一日で全て受診できますので、利便性は高い反面、受診で支払う料金は、助成額を差し引いても2万円又は2万3千円と大変高額な自己負担となっています。

一方、75歳以上の方は、国民健康保険から後期高齢者医療に切り替わりますので、このような人間ドックの助成はなくなりますが、健康保険の種類を問わず受診できる健康診査やがん検診を組み合わせることで、人間ドックと同等の検査メニューを安価な料金で受診することができます。

例えば男性の場合、健康診査の基本となる高齢者健康診査に加え、大腸がん検診、前立腺がん検診、胃がん検診と肺がん検診を受診することで、人間ドックと同等の検査となります。

75歳以上の方が、これら全ての健康診査やがん検診を受診しても総額500円となり、とても受診しやすい料金となっています。

各種健(検)診の一覧を同封しましたので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

また、高齢者健診のほか大腸・前立腺がん検診については、かかりつけの医療機関で受診することもできますし、集団健診も地区によっては、同じ日に高齢者健診と胃・肺がん検診を受診できる場合もございます。
詳しくは、元気館健康推進課健診係(電話20-4211)へお問い合わせください。

市といたしましては、体の異常が比較的発見されやすい多くの高齢者の方々が、毎年継続して受診いただけるよう、料金を安く設定したり、検診バスで地区を細かく巡回したりするなど、健(検)診を受けやすい体制づくりに努めてまいります。

また、同様の不安を抱えている方もおられると思いますので、今後、より一層市民周知にも力を入れてまいりたいと思います。

昨今新型コロナウイルス感染症の影響で大変なご不便をお掛けしておりますが、これまで同様、健康管理の一助として受診を継続され、ご自愛いただきたいと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 総務課 総務係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2330/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2020年08月19日