コロナ禍における子育て給付金について(市長への手紙、令和2(2020)年12月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

特別定額給付金の対象外になった4月28日以降に生まれた赤ちゃん達に対して、柏崎市は何も補助が出ないのはなぜでしょうか。

産後鬱のリスクがある中、健診、支援室、セミナーも制限され、なおかつ人とも会えない、その中で子育てをしているリスクを市はきちんと認識しているのでしょうか。

キリがないからというのは簡単ですが、そのリスクを考慮しても追加支援が必要ないと考える理由を教えてください。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

一人につき10万円を支給した「特別定額給付金事業」は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、国が実施した事業であります。
簡素な仕組みで迅速かつ的確に給付を行うため、給付対象者を「令和2(2020)年4月27日において住民基本台帳に記録されている者」と区切って実施されました。

当市としましては、特別定額給付金はあくまでも緊急的、一時的な事業と捉えており、コロナ禍によらずとも、少子化対策として、子育てにおける経済的支援は重要でありますので、子育て期における継続的な支援策に取り組んでいるところであります。

その一つとして、10月からスタートした「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット」がございます。

これは、0歳から3歳までのお子様を対象に、毎年度1万円、0歳から3歳までの合計で一人最大4万円を給付する市独自の事業であります。

当初は、令和3(2021)年4月から実施する予定でしたが、コロナ禍で子育て中の皆さまを一刻も早く支援したいとの思いから、前倒しで事業をスタートさせました。

今後も、子育て支援の充実を目指して取り組んでまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
 

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

子育て仲間を代表して連絡させていただきます。

コロナ禍の育児ストレスについて市も認識している中で、特別定額給付金の対象外になった4月27日以降に生まれた赤ちゃん達に対して、柏崎市は何も補助が出ないのはなぜでしょうか。

産後鬱のリスクがある中、健診、支援室、セミナーも制限され、なおかつ人とも会えない、その中で子育てをしているリスクを市はきちんと認識しているのでしょうか。

キリがないからというのは簡単ですが、そのリスクを考慮しても追加支援が必要ないと考える理由を教えてください。
また、他に予算を回したい、など理由があれば対象外の子どもたちに支援金を出した時の概算、その分回したい先の内訳も教えていただきたいと思います。

回答の全文

一人につき10万円を支給した「特別定額給付金事業」は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、緊急事態宣言による外出自粛等に伴う家計支援を目的に、国が実施した事業であります。
簡素な仕組みで迅速かつ的確に給付を行うため、給付対象者を「令和2(2020)年4月27日において住民基本台帳に記録されている者」と区切って実施されました。

お手紙にありますように、国の事業の対象とならない令和2(2020)年4月28日以降に誕生したお子様にも、市が独自に10万円の給付を行う場合、一時的に歳出が増大することになり、当市の財政状況から、その費用を捻出することが困難な状況にありましたので、対象者の拡大は行いませんでした。

当市としましては、特別定額給付金はあくまでも緊急的、一時的な事業と捉えており、コロナ禍によらずとも、少子化対策として、子育てにおける経済的支援は重要でありますので、子育て期における継続的な支援策に取り組んでいるところであります。

その一つとして、10月からスタートした「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット」がございます。

これは、0歳から3歳までのお子様を対象に、毎年度1万円、0歳から3歳までの合計で一人最大4万円を給付する市独自の事業であります。

当初は、令和3(2021)年4月から実施する予定でしたが、コロナ禍で子育て中の皆さまを一刻も早く支援したいとの思いから、前倒しで事業をスタートさせました。

また、子育て中の皆さまにとりましては、コロナ禍において、外出自粛や家事・育児をする時間の増加などにより、身体及び精神的な負担感は、大変大きいとお聞きしております。

子育て中のストレスを軽減する施策としましては、家事・育児をお手伝いする育児ヘルパー事業、就労やリフレッシュのため一時的にお子様をお預かりするファミリーサポートセンター事業のほか、育児疲れや保護者の病気などにより一時的に養育が困難な場合には、お子様を宿泊させてお預かりする子育て短期支援事業などもございますので、ご利用いただきたいと思います。

今後も、子育て支援の充実を目指して取り組んでまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

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新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
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更新日:2020年12月22日