COVID-19ワクチンについて(市長への手紙、令和4(2022)年1月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

私は、10代の子どもたちへの接種はやめるべきという考えです。なぜなら、COVID-19による死者は皆無で、感染リスクよりワクチンの副反応リスクの方が格段に高いと思われるからです。
まして、子どもたちは、自分の意志よりも親御さんの意志にかなり左右されてしまう恐れがあると思われるからです。

市長は、ワクチンの短期的副反応のみならず、長期的副反応について危険性を微塵も感じていませんか。また、10代への接種についてどうお考えですか。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

まず、ワクチン接種の長期的な影響についてでありますが、ファイザー社製、モデルナ社製のワクチンは、メッセンジャーRNAワクチン (mRNA)で、mRNAは短期間に体内で分解されるとされています。
身体の中でDNAからmRNAが作られる仕組みがありますが、逆にmRNAからDNAは作られません。これらのことから、mRNAを注射することで、その情報が長期に体内に残ったり遺伝情報に取り込まれたりすることはないとされています。
しかしながら、個別差はありますが、副反応が報告されていることから、接種会場での対応や健康被害の相談を継続するとともに、長期的副反応についても国の動向を注視してまいります。

次に、10代の方へのワクチン接種につきましては、上記の理由に加え、国は基本的な感染対策とともに、ワクチン接種が十分に進んでいない若年層への接種の促進を掲げています。
12歳から14歳の接種において、柏崎市では医療機関のご協力の下、小児科医が接種会場に常駐する体制を整えており、アナフィラキシー等の副反応が生じた際は、速やかに小児科医による処置や救急搬送による医療受診ができるように、消防署や医療機関と協力体制を構築しております。

今回のワクチン接種は、感染症の緊急のまん延予防のため、予防接種法第9条の規定に基づき、ご本人が納得された上で接種を判断していただくことになっております。
ワクチン接種は、感染予防だけではなく、重症化防止にも効果があるとされているため、引き続きワクチン情報を市民の皆さまにお示しし、自ら接種の判断ができるよう努めてまいります。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

市政の運営、誠にお疲れさまです。上記ワクチン接種について市長の見解をお尋ねいたします。

現在、日本国民の約6割が2回目の接種まで完了しています。その中で、厚労省ホームページ発表データによると、9月24日までにワクチン接種後死亡者1,233件(接種と死亡の因果関係は情報不足により不明)、重症副反応者4,210件(そのうち因果関係を認めた重篤者2,245件)となっています。
このワクチンは現在治験中であり、(ファイザー社2023年5月まで、モデルナ社2023年10月まで)特例承認されているに過ぎません。
また、ワクチン接種説明書(柏崎市より配布)には、感染予防効果は明らかになっていないこと、副反応についてはこれまでに明らかになっていない症状が出る可能性がありますと明記されています。

私は、10代の子どもたちへの接種はやめるべきという考えです。なぜなら、COVID-19による死者は皆無で、感染リスクよりワクチンの副反応リスクの方が格段に高いと思われるからです。
まして、子どもたちは、自分の意志よりも親御さんの意志にかなり左右されてしまう恐れがあると思われるからです。

市長は、ワクチン接種を推進する立場ですので、なかなか私見は述べづらいかもしれませんが、

  1. ワクチンの短期的副反応のみならず、長期的副反応について危険性を微塵も感じていませんか。
  2. 10代への接種についてどうお考えですか。

以上2点ご回答よろしくお願い申し上げます。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、ワクチン接種についてご質問をいただきました。

まず、ワクチン接種の長期的な影響についてでありますが、ファイザー社製、モデルナ社製のワクチンは、メッセンジャーRNAワクチン (mRNA)で、mRNAは短期間に体内で分解されるとされています。
身体の中でDNAからmRNAが作られる仕組みがありますが、逆にmRNAからDNAは作られません。これらのことから、mRNAを注射することで、その情報が長期に体内に残ったり遺伝情報に取り込まれたりすることはないとされています。
しかしながら、個別差はありますが副反応が報告されていることから、接種会場での対応や健康被害の相談を継続するとともに、長期的副反応についても国の動向を注視してまいります。

次に、10代の方へのワクチン接種につきましては、上記の理由に加え、国は基本的な感染対策とともに、ワクチン接種が十分に進んでいない若年層への接種の促進を掲げています。
12歳から14歳の接種において、柏崎市では医療機関のご協力の下、小児科医が接種会場に常駐する体制を整えており、アナフィラキシー等の副反応が生じた際は、速やかに小児科医による処置や救急搬送による医療受診ができるように、消防署や医療機関と協力体制を構築しております。

今回のワクチン接種は、感染症の緊急のまん延予防のため、予防接種法第9条の規定に基づき、ご本人が納得された上で接種を判断していただくことになっております。
ワクチン接種は、感染予防(発症予防効果は94%から95%といわれています。)だけではなく、重症化防止にも効果があるとされているため、引き続きワクチン情報を市民の皆さまにお示しし、自ら接種の判断ができるよう努めてまいります。
また、ワクチン接種による予防効果が100%ではないことから、今後もマスクの着用やこまめな手洗い、密を避ける等の感染予防対策を市民の皆さまに周知してまいります。

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更新日:2022年01月07日