柏崎の商店街について(市長への手紙、平成30年6月公開)
手紙と回答の概要
お寄せいただいた内容の概要
老舗の廃業、大手スーパーの撤退と柏崎の中心部が、廃虚になっていくような印象を受けます。
市に必要なのは、柏崎の顔である駅前の活性化ではないでしょうか?
今や、突貫工事的な「にわか」事業ではなく、大規模な改革が求められているのではないですか?
市の顔でもある駅前に人々が集まる場所を新たに造ってもらいたい!
柏崎に大きなメスを入れる時期が来ているのではないでしょうか!
⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。
回答の概要
近年続いている老舗の廃業や、駅前のイトーヨーカドー丸大柏崎店の撤退報道など、市内の商業環境の衰退に危機感を持ってのお手紙であると思っています。
いわゆる駅前ビルや土地は民間所有の物件であり、柏崎市として再開発することは難しいのが現状です。
この点はイトーヨーカドー丸大柏崎店も同じ問題を抱えています。
市としては、街中のにぎわいづくりに何ができるか商業者や商店街の皆さんと検討し、新たな魅力を生みだしていければと考えています。
⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
手紙と回答の全文
お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。
お寄せいただいた内容の全文
柏崎の街から商店が消えていくことに関して、一筆認めます。
老舗の廃業、大手スーパーの撤退と柏崎の中心部が、廃虚になっていくような印象を受けます。
車を使えない高齢者はどこに買い物に行けばよいのでしょう?
新庁舎の建設も必要でしょう、風の丘ビレッジを道の駅にするという話も耳にします。
でも、もっと市に必要なのは、柏崎の顔である駅前の活性化ではないでしょうか?
今や、突貫工事的な「にわか」事業ではなく、大規模な改革が求められているのではないですか?
以前お土産屋や、眼科のあった駅前のビルを市が買い上げ、一大商業施設を造り、テナント料を格安にして貸し出す代わり、条件を厳しく設定、管理する。
柏崎駅でいったん下車してでも、寄りたくような独創的な魅力あるショッピングモールを創る。
もちろん器を替えたからといって、急に繁盛するとは思っていません。
そこも、一流のアドバイザーを付け、やる気のある経営者を集め、サポートし成功に導く。
一番言いたいことは、ダメになった所にお金をまた、捨てるようなことをするのではなく、市の顔でもある駅前に人々が集まる場所を新たに造ってもらいたい!
柏崎に大きなメスを入れる時期が来ているのではないでしょうか!
回答の全文
お手紙拝見しました。
このたび〇〇様から、柏崎の商店街について、ご提案をいただきました。
近年続いている老舗の廃業や、駅前のイトーヨーカドー丸大柏崎店の撤退報道など、市内の商業環境の衰退に危機感を持ってのお手紙であると思っています。
ご指摘のとおり、イトーヨーカドー丸大柏崎店は、永年にわたり柏崎市の代表的な商業施設として市民から愛され、駅前通りのにぎわいの一翼を担っていただけに、今般の撤退報道は大変残念に思っています。
〇〇様が心配されている車を使えない高齢者の買い物については、現在、商業施設が少ない郊外での買い物環境の維持を図るため移動販売事業者への支援を行っています。
また、市街地での市民の足対応として、市街地循環バス「かざぐるま」や「ひまわり」の運行を行って利便性を図っており、特に「ひまわり」は市街地の商業施設をまわる形で運行しています。
さて、ご提案の柏崎駅前のショッピングモールの建設は、市役所新庁舎の整備や株式会社植木組の本社移転、また、既にランドマークとなっている株式会社ブルボン本社などと相まって、とても魅力的な内容であると思います。
しかしながら、いわゆる駅前ビルや土地は民間所有の物件であり、柏崎市として再開発することは難しいのが現状です。
この点はイトーヨーカドー丸大柏崎店も同じ問題を抱えています。
市としては、街中のにぎわいづくりに何ができるか商業者や商店街の皆さんと検討し、新たな魅力を生みだしていければと考えています。
ご意見ありがとうございました。
私、私の母も街中の人間です。何とかしたいと考えております。
時間がかかります。ご理解ください。
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更新日:2020年01月31日