公的施設の障がい者への対応について(市長への手紙、平成31(2019)年1月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

先の報道にて平成30年度の松雲山荘ライトアップの来場者が前年比42パーセント増とありました。

私たち家族には、障がいを持つ娘がおり、常に介助が必要です。

少し離れた無料駐車場からは、歩く事が難しくそこでなければならない理由があるのに、普段無料となっている駐車場に料金を支払う事にとても違和感を覚えます。

夏の海などを含め、全ての施設で障がい者に優しい施設を目指すべきではないでしょうか?

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

松雲山荘の駐車場(第4駐車場)の料金は、ライトアップの期間中、「管理運営協力金」として利用者の皆さんからご負担いただいているもので、このお金はライトアップイベントの運営経費に充てられています。

花火大会では、会場近くに車いす利用者専用の駐車場(有料)が確保されています。

松雲山荘ライトアップではそのような配慮がありませんでしたので、今後「思いやりスペース」の確保や区画の増数など、障がい者の皆さんが利用しやすい運営に努めていきたいと考えています。

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

先の報道にて平成30年度の松雲山荘ライトアップの来場者が前年比42パーセント増とありました。

私たち家族も、同じ場所、同じアングルで記念写真を撮るのを毎年楽しみにしており、一年前、またその一年前の写真と見比べて子どもの成長や家族の変化を楽しんでいます。

私たち家族には、障がいを持つ娘がおり、常に介助が必要です。

そのような理由で、いつも一番近い駐車場を利用します。

しかし柏崎市民でありながら、駐車料金を支払います。

少し離れた無料駐車場からは、歩く事が難しくそこでなければならない理由があるのに、普段無料となっている駐車場に料金を支払う事にとても違和感を覚えます。

以前石川県へ家族で旅行に出かけた際、ありとあらゆる施設が、障がい者に優しい、福祉の充実した所だと感じました。

県との兼ね合いもあるでしょうが、せめて柏崎市だけは、夏の海などを含め、全ての施設で障がい者に優しい施設を目指すべきではないでしょうか?

欲を言えば新潟県の全ての施設が福祉に手厚い施設となってくれれば、県外の来県者も喜んでくれる方が増えるのではないかと思います。

回答の全文

お手紙拝見しました。

このたび、〇〇様から公的施設の障がい者への対応についてご提案をいただきました。

毎年、ご家族で松雲山荘のライトアップを楽しみにされていること、とてもうれしく思います。

〇〇様がご利用されている松雲山荘の駐車場(第4駐車場)の料金は、ライトアップの期間中、「管理運営協力金」として利用者の皆さんからご負担いただいているもので、このお金はライトアップイベントの運営経費に充てられています。

ぎおん柏崎まつりの花火大会などでも、同じように利用者の皆さんからご協力をいただいています。

イベントや施設などの管理運営を、ご来場される皆さんからも担っていただきたいという趣旨をご理解いただきたいと思います。

なお、花火大会では、会場近くに車いす利用者専用の駐車場(有料)が確保されています。

松雲山荘ライトアップではそのような配慮がありませんでしたので、今後「思いやりスペース」の確保や区画の増数など、障がい者の皆さんが利用しやすい運営に努めていきたいと考えています。

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更新日:2020年01月31日