Jアラート発報時の対応について(市長への手紙、令和5(2023)年9月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

子どもたちの登校時にJアラートが出たときの対応について質問があります。

  1. Jアラートが出たら直ちに登校を取り止め、学校から連絡がなくても自己判断で自宅待機してよいのか。
  2. すでに登校して家を出ているが学校には到着していないであろう場合はどうしたらよいか。
  3. 我が家は通学路上にあるのですが、他の地区から歩いてくる子どもたちを自宅等に避難させたほうがよいのか。
  4. Jアラートが解除になり登校する場合、学校から登校時間等を指定してもらえるのか。
  5. 子どもが自宅待機になった場合、大人も出勤できない状況になりますが企業側に理解を求める働きかけをしてもらいたい。
  6. 学校の避難訓練にJアラートの訓練も取り入れてほしい。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

  1. 学校からの連絡がなくても自己判断で自宅待機してよいです。自宅待機を含め、避難行動を自己判断で最優先に行ってください。
  2. 自宅か学校の近い方へ避難、移動してください。近くに避難できる施設があれば、そちらに避難してください。なお、避難できる施設が近くにない場合は、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ります。スクールバス乗車中は運転手の指示に従ってください。
  3. 児童生徒が自己判断で個人のお宅に避難を申し出ることは難しいかもしれませんが、落下の可能性が高い場合は、避難させていただくことも必要であると考えます。
  4. 避難解除が確認できる場合は、通常登校になります。緊急の場合には、学校PTAメールを配信します。
  5. 市から企業全体に対して、従事されている方の勤務についての働きかけは難しいと考えます。
  6. Jアラートの訓練については、学校安全ポータルサイトを活用しながら、安全教育を進めています。全ての学校で訓練内容を検討し、実践できるよう働きかけてまいります。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

最近、Jアラートが発報される事態が増えてきています。
私は小学生と中学生の子どもがいるのですが、Jアラートが出る時間帯がいつも子どもたちの登校時間と重なっています。

そこで、Jアラートが出たときの対応について質問があります。

  1. Jアラートが出たら直ちに登校を取り止め学校から連絡がなくても自己判断で自宅待機してよいのか。
  2. すでに登校して家を出ているが学校には到着していないであろう場合はどうしたらよいか。
  3. 我が家は通学路上にあるのですが、他の地区から歩いてくる子どもたちを自宅等に避難させたほうがよいのか。
  4. Jアラートが解除になり登校する場合、学校から登校時間等を指定してもらえるのか。
    私の学校は登校班での登校のため解除されても勝手に登校はできません。
  5. 子どもが自宅待機になった場合、大人も出勤できない状況になりますが企業側に理解を求める働きかけをしてもらいたい。有給、欠勤扱いになると困ってしまいます。
  6. 学校の地震、火災等の避難訓練にJアラートの訓練も取り入れてほしい。

以上のことについて、すでにルールや手順があるようでしたら教えていただきたいです。
無いようでしたら対応をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、Jアラート発報時の対応について、六項目のご質問をいただきましたので、お答えいたします。

まず、Jアラート(全国瞬時警報システム)による情報伝達は、弾道ミサイル情報(国民保護情報)、緊急地震速報、大津波警報、大雨特別警報などがあります。

一つ目の自宅待機については、学校からの連絡がなくても自己判断で自宅待機してよいです。自宅待機を含め、避難行動を自己判断で最優先に行ってください。
二つ目の登校中の場合は、自宅か学校の近い方へ避難、移動してください。近くに避難できる施設があれば、そちらに避難してください。なお、避難できる施設が近くにない場合は、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ります。スクールバス乗車中は運転手の指示に従ってください。
三つ目については、一つ目と同様に避難行動を自己判断で最優先に行います。
児童生徒が自己判断で個人のお宅に避難を申し出ることは難しいかもしれませんが、落下の可能性が高い場合は、避難させていただくことも必要であると考えます。
四つ目の始業前で上空通過等の実質的な避難解除が確認できる場合は、通常登校になります。緊急の場合には、学校PTAメールを配信いたします。
五つ目の企業への働きかけについては、国民保護に関する情報に従い避難をすることが原則になりますが、各企業のお考えもございます。市から企業全体に対して、従事されている方の勤務についての働きかけは難しいと考えます。
六つ目の学校でのJアラートの訓練については、学校安全ポータルサイト(文部科学省ホームページ内)資料を活用しながら、安全教育を進めています。訓練内容についても検討している学校も多くあります。今後、全ての学校で検討し、実践できるよう働きかけてまいります。実際に6月に行う避難訓練の全体指導時に、Jアラートに関する全校指導を行っている学校もあります。小学校では、過度に不安な気持ちを持つ児童もおりますので、配慮しながら、学ぶ機会をつくっています。

今後も児童生徒、保護者への周知に努めてまいります。

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更新日:2023年09月21日