私立高校の助成金について(市長への手紙、令和6(2024)年5月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

私立高校に通うようになるには、交通費および授業料がかかりますが、柏崎にはそれらを助成する制度がありません。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

交通費についてですが、市では義務教育課程を修了し、その後、私立高校や公立高校に通う生徒や保護者への助成制度は設けていません。県や他市町村も同様で、今のところ、制度を設ける予定はありません。
次に、授業料についてです。市でも保護者の経済的負担の軽減を図るため、授業料の一部を補助する制度を設けていました。しかし、平成22(2010)年度に高等学校の授業料が実質無償化になったことに合わせ、助成制度を廃止しました。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

この春、中学校を卒業して、令和6年度より私立高校に入学予定の保護者です。

私立高校に通うようになるには、交通費および授業料がかかりますが、柏崎にはそれらを助成する制度がありません。
柏崎には、県立3校、中高一貫校1校、私立1校とあるにもかかわらず、高校に対しては助成すらしない。
他の市町村(新潟市、上越市、長岡市、田上町)は、あります。
なぜ、ないのでしょうか?もしくはなぜできない?
そういうところに手厚い施策を構ずるべきと考えます。それをしないから、若い人は市外に出ていく、また、一度出たら帰ってこない。人口減少に歯止めがかからない。
若い人たちは、そういうことがあったことを親になって、「柏崎は子どもの高校教育に向かない土地」と子どもに話す。

学校をつぶしたり、新たに校舎を建て直す余裕があったりするんだったら、そちらに回すべきです。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、お子さまが私立高校へ通う保護者への助成制度について、ご意見をいただきました。

初めに、交通費についてですが、市では義務教育課程を修了し、その後、私立高校や公立高校に通う生徒や保護者への助成制度は設けておりません。県や他市町村においても同様であり、今のところ、制度を設ける予定はございません。

次に、授業料についてです。市でも保護者の経済的負担の軽減を図るため、授業料の一部を補助する制度を設けておりました。しかし、平成22(2010)年度に高等学校の授業料が実質無償化になったことに合わせ、助成制度を廃止しております。
なお、令和元(2019)年の柏崎市議会9月定例会において、議員発案による「私学助成の充実を求める意見書」が提出されましたが、本会議で否決されております。

市としましては、今後も国や県、市議会の動向を注視するとともに、多くの皆さまの声を参考に対応を検証してまいります。これまでの経過と合わせ、何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

このたびは、お手紙ありがとうございました。4月からお子さまが新たな気持ちで学校に通われると思いますが、充実した学校生活となりますことをご祈念申し上げます。

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更新日:2024年05月24日