市長定例記者会見概要(令和3(2021)年7月7日)

市長定例記者会見(令和3(2021)年7月7日)のお知らせ

チラシを持ちながら元気発信スタンプラリーの説明をする市長
柏崎港の昔の写真を指しながら説明する市長

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

報道機関との質疑応答は、後日、掲載します。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

新型コロナワクチンの接種の状況と今後についてお知らせします

最初に、現在の接種状況をお話しします。昨日7月6日までの状況です。現在、65歳以上の方々と高齢者等施設入所者28,944人を対象に接種を進めています。1回目を接種済みの方が24,749人で接種率は85.5パーセントです。2回目を接種済みの方が12,829人で接種率は44.32パーセントです。90パーセント近い方が1回目を接種済みで、半数近い方が2回目を接種済みという状況について、ここまでは極めてスムーズではないかと考えています。今申し上げた対象の28,944人の中で接種を希望する方は、7月10日までに1回目接種は全て終わります。国との約束である7月末までの2回目接種も、7月31日までに終わります。柏崎市は国との約束を果たします。

続いて今後のスケジュールです。公立・私立問わず保育園、幼稚園などの職員への接種を7月4日から順次始めています。接種希望者は653人です。11日からは児童クラブの支援員への接種を始めます。60歳から64歳の約5,300人の方には本日7月7日から接種券を発送し、7月12日から予約を始めます。予約方法は、65歳以上の方々と同様に電話とインターネットでの予約となります。現役世代に近い、もしくは現役世代の方々ですので、インターネットでの予約が多くなるだろうと承知していますが、電話のオペレーターも増員していますので、電話でも大丈夫です。接種は7月17日から始まります。

ここまでは、関係者の方々のご協力で非常にスムーズにきています。しかし、16歳から59歳の方々には、7月15日から接種券は発送しますが、まだ予約を始められる状況にはありません。また、12歳から15歳の約2,600人の方については、国の方向性を見ているところです。

64歳以下の方については、年齢を区切って接種を行う予定です。各年齢の区分の中で、基礎疾患を有する方の接種を優先します。基礎疾患の有無は自己申告制です。接種会場は、旧市役所、柏崎総合医療センター、国立病院機構新潟病院、柏崎厚生病院、柏崎中央病院で、8月からは稲田医院、さとう内科クリニック、中沢消化器科内科医院、西山ふれあいクリニック、野田診療所、北条診療所、高柳診療所、谷根診療所が加わります。

また、働く世代の方々のために夜間の接種が必要だろうということで、関係機関の了解を得ましたが、ワクチンの供給が不透明なため、当面は夜間接種の実施を見送らざるをえません。

次に、国の職域接種です。本市には国公立の大学はありませんが、私立の新潟工科大学が手を挙げ、設定していただきました。学校医の本間先生や市内の医療関係者のご協力をいただき、産業大学も含めて、教職員、学内従事者、学生の約千人を対象に7月10日から8月にかけて全10回の接種が始まります。ワクチンはモデルナです。

次に、16歳から59歳の方々約3万5千人の接種がいつできるかわからないという状況に至った原因であるワクチンの供給不足についてお話しします。柏崎市には8月分の接種のワクチンは供給されています。しかし、6週間も7週間も余らせているような状況ではありません。昨日、河野大臣が会見を開き、国は都道府県を通してワクチンを地方自治体に配っていますが、ワクチンを抱えている自治体があるとおっしゃっていました。つまり、どこかにストックとして有効に使われていないワクチンがあるということです。私どもは、新潟県の市長会を通して、改めて国・県に要望書を出していただきたいとお願いしています。

6月9日、国会の場で首相が全ての対象者の接種は10月、11月には終わらせるというお話をされました。それを受けて、柏崎市は10月下旬までに市内の希望者全員の接種終わらせる計画を作るために、医師会、看護師会、薬剤師会、関係者の皆さんにお願いし、お金や会場の算段もして、柏崎市議会と合同臨時会見で10月末までの接種完了を皆さんにお知らせしたところです。しかしその後、国からワクチンの供給が全国的に滞り、職域接種でのモデルナのワクチンの不足などもあって、市町村分にもしわ寄せがきています。全国市長会会長からは、全国市長会として市町村分を優先してもらいたいと国に要望していただきましたが、国も想像以上に短期間で多くの職域接種の申し込みがきたので、職域接種を一旦停止して再開の見込みも立っていない状況です。

私が申し上げることではないのですが、職域接種をやる方々も国からやれと言われたので人数を集めて組んだのに、今度はワクチンがないと言われても困ると思います。結果的に、本来職域接種はモデルナで行われるはずだったのが一部ファイザーも使われることになります。市町村の集団接種に使うファイザーがどんどん少なくなります。9月上旬にファイザーが来るのならいいですが、9月下旬だとするならば、それからまた改めて先生方の日程を取り直して、会場を確認して、柏崎市で言えば16歳から59歳までの約3万5千人の方々に予約をお願いしなければなりません。それでは10月末までに終わるはずはありません。国が言うようなペースでワクチンが来た場合、柏崎市はいつごろ終わるのかを担当者にシミュレートしてもらったところ、2カ月遅れの12月20日ごろまでかかってしまうということでした。

ワクチンは確かに9月に来るかもしれませんが、明確にいつ来るか分からないワクチンをベースに市民の皆さんに予約していただくことできません。早く方向性を出していただかないと、全国民の希望者が10月、11月にワクチン接種を終えるのは地方自治体としてできない状況になります。65歳以上の方々の接種も、首相の一言で当初予定では8月上旬までかかるところを前倒しして7月下旬に間に合わせるようにしました。国にもなんとしてでも10月、11月までに自治体の業務も含めて市民の皆さんの接種が終わるようにワクチンを供給してもらいたいという要望を、県市長会を通して出したいと思います。また、もし県内の自治体で、ワクチンを打ちたいけれどもなかなか体制ができなくて、まだワクチンがあるというところがあれば、河野大臣が会見でお話ししていたように、新潟県から調整していただいて、ミスマッチを解消していただきたいと考えています。

(主管:健康推進課 電話番号:0257-20-4211)

柏崎から東京2020オリンピックに出場する6名を応援しよう!

水球から志水祐介さん、棚村克之さん、稲場悠介さん、小出未来さん、津崎明日美さん、セーリングから富澤慎さんがオリンピックに出場されます。心から喜び、応援したいと思っています。パブリックビューイングなども考えましたが、こういう状況ですのでやめました。応援用のうちわを作製し、スポーツ振興課、アクアパーク、総合体育館などで配布しますので、市民の皆さんからご自宅で応援していただければありがたいと思っています。

セーリングは7月25日から始まり、31日が最終メダルレースになる予定です。

水球女子の初戦は7月24日、男子の初戦は7月25日にどちらもアメリカ合衆国と戦います。

(主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)

モンテネグロとセルビア共和国の水球男子代表チームが柏崎市で東京2020オリンピック事前合宿

練習会場はアクアパークで、7月16日から22日までモンテネグロとセルビア共和国の水球男子代表チームが事前合宿を行います。宿泊会場は公表できませんので、ご容赦いただきたいと思います。今回セルビアでは、他のチーム種目の中で新型コロナウイルス感染症の陽性者が出ましたが、そういったことを問わず、セルビアとモンテネグロはそれぞれ市民と接触しない、いわゆるバブル方式をとります。アテンドスタッフは、それぞれのチームに市職員を1人ずつ配置します。アテンドスタッフの職員2人は、合宿後1週間は自宅待機とし、自宅からリモートで勤務します。この事前合宿を成功させて、2022年に福岡で開催される世界水泳選手権のプレ大会を柏崎で開催することを目指しています。

(主管:水球のまち推進室 電話番号:0257-41-4020)

元気発信スタンプラリーをラリー用紙とアプリで開催-当選総額は2,120万円!昨年度比800万円アップ

昨年、好評いただいた元気発信スタンプラリーを、今回はより参加しやすい設えとしました。昨年は4個のスタンプで1回応募できるものでしたが、今回は3個のスタンプで応募できます。さらに、当選総額は2,120万円で、昨年と比べて800万円アップしました。また、昨年と違う点として、かしチケ元気発信スランプラリーアプリを開発していただきました。使い方は簡単で、非常に便利です。アプリ利用者限定で、2万円の商品券が60本当たります。商品券は、昨年と比べて1万円券よりも5千円券の数を多くしましたので、昨年よりも多くの皆さんが当選すると思います。対象店は、現在270店舗の応募があります。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

入学祝い金事業を創設-柏崎市内看護学校に入学する学生を応援します!

市内には看護学校が独立行政法人国立病院機構新潟病院附属看護学校の1つしかありません。3年制の学校で、柏崎市にとって大切な学校です。毎年、卒業生の7割ほどが市内で看護師になっています。柏崎市は看護師が不足していますので、新潟病院附属看護学校に入学する方を応援させていただきたいと思います。

具体的には、入学祝い金を市内出身者の方には20万円、市外の方々には10万円を差し上げるというものです。また、学校も授業料を40万円から20万円に引き下げるとのことです。

本来、議会の令和4(2022)年度予算で審議いただくものですが、これからが進路を決める大事な時期だということで、先般の常任委員会、委員協議会でも説明し、了解を賜りました。

(主管:国保医療課 電話番号:0257-43-9141)

市内小学6年生が体験航海を行います!-柏崎港開港50周年記念

私は港の近くに住んでいるので、子どもの頃はソ連船が木材を積んで、埠頭は木だらけでした。平成になり、クルーズ船の飛鳥を何回か呼んで、この番神の港から出航した歴史があります。最近では、中越沖地震で災害があったときの物資の保管港として機能しました。

その柏崎港が今年、国際貿易港として開港50周年を迎えました。それを記念して、海上自衛隊舞鶴地方総監部の総監に直接お願いし、8月3日、4日の2日間で、市内の小学6年生約600人、引率者、関係者100人の計700人が体験航海を行います。海上自衛隊舞鶴地方総監部からは、子どもたちのためにということで、掃海艇「すがしま」「あいしま」を出していただきます。子どもたちからは、柏崎の海から柏崎の町を見てもらいたいと思います。天候が悪ければ中止の可能性もありますが、新型コロナウイルス感染症対策をして、安全性を確認しながら行いたいと考えています。

(主管:道路河川課 電話番号:0257-21-2285)

令和2(2020)年度消費生活センターへの相談状況-相談件数は613件、斡旋解決による救済額は2,311万円

令和2(2020)年度の消費生活センターへの相談件数は613件、斡旋解決救済額は2,311万円です。相談件数が減っているのは、架空請求はがきの相談が前年度の152件から3件に減ったことが大きな理由です。昨年の特徴としては、コロナ禍での巣ごもり生活の定着からインターネットの通信販売などの相談が多くみられたことではないかと思います。非常に地道な活動をしていただいていますが、これに助けられたという救済額が2,311万円ですので、私どももこのセンターの存在はありがたいと認識しています。

(主管:市民活動支援課 電話番号:0257-21-2272)

マイナンバーカードを申請して米山プリンセスをゲット

(主管:市民課 電話番号:0257-21-2200、農政課 電話番号:0257-21-2295)

県内初!郵便局でマイナンバーカードの交付申請ができます

マイナンバーカード関係の2項目をまとめて発表します。

7月31日までにマイナンバーカードを申請していただいた方には、時価500円相当の米山プリンセス300グラムをプレゼントします。残念ながらマイナンバーカードが全国的にも普及していない状況ですので、私どももなんとか普及を進めたいと思っています。

また、柏崎市と郵便局の包括連携協定に基づく取り組みとして、県内で初めて郵便局でマイナンバーカードの交付申請ができるようになります。サービスを利用できる郵便局は、新道郵便局と鉢崎郵便局です。タブレットなどを貸し出し、窓口で、ご自分で操作していただきます。

柏崎市のマイナンバーカードの交付率は、6月下旬の見込みで約33パーセントです。県内20市の中では2番目です。1番目は妙高市です。柏崎市の申請率は41パーセントです。今年度の目標は申請率50パーセントですので、いいペースできていると思います。

(主管:市民課 電話番号:0257-21-2200、企画政策課 電話番号:0257-21-2321)

行事予定

イベント

  • 番神自然水族館
    (主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)
  • ハラスメント対策セミナー
    (主管:人権啓発・男女共同参画室 電話番号:0257-20-7605)
  • 2022かしわざき高校生対象企業説明会
    (主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)
  • 市民一斉地震対応訓練
    (主管:防災・原子力課 電話番号:0257-21-2316)
  • 夏の午後に贈る コーロ・カンタービレ コンサート
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)
  • プラネタリウム夏季イベント投影「クラゲタリウム」
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • 柏崎リーダー塾 第5期生募集中
    (主管:企画政策課 電話番号:0257-21-2321)

文化

  • 柏崎コレクションビレッジ 夏季展
    (主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)
  • 日本舞踊 創松会 長唄三味線 松扇会 発表会
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)
  • 夏季収蔵美術品展「親子で楽しむ収蔵美術品展」
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • 「舞踊劇 綾子舞物語」公演 チケット一般発売は7月17日(土曜日)開始
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問項目は、以下のとおりです。

  • 新型コロナワクチン接種に関する質問
  • モンテネグロとセルビア共和国の水球事前合宿に関する質問
  • 小学6年生の体験航海に関する質問
  • 東京電力の不祥事に関する質問
  • 第6次エネルギー基本計画に関する質問
  • 中越沖地震に関する質問

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2021年07月08日