市長定例記者会見概要(令和3(2021)年11月10日)

市長定例記者会見(令和3(2021)年11月10日)のお知らせ

記者に向かって説明する市長
ワクチン接種済み証明書のことを説明する市長

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

新型コロナワクチンの2回接種がおおむね終了しました

市内でのワクチン接種は、2月半ば過ぎに医療関係者から始め、高齢者や施設に入っていらっしゃる方々と順次進めてきました。何度か途中経過も報告しながら、10月下旬までに希望される方の接種を終えたいという目標を設定しました。しかし、途中思うようにワクチンが供給されず、10月末は間に合わないかもしれないですが、11月の初旬には希望者の2回接種を終わらせたいとお話しさせていただきました。12歳以上の対象者が75,261人いますが、1回目接種が終わった方が90.2パーセント、2回目接種が終わった方が89.0パーセントです。対象者のおおむね90パーセントを占めるに至りました。まだ12歳の誕生日を迎えていない方で接種を希望する方は、順次接種を行っていくつもりです。また、機会を逃したという方も、市内の医療機関などでワクチン接種は継続していますので、不定期となりますが、市ホームページやLINEなどで日程をご確認いただければと思います。3回目接種に関しては、国の方針でもありますが、2回目接種からおおむね8か月以上経過した方に今月下旬から順次接種券を発送し、12月から医療関係者の方、1月から高齢者施設などに入っていらっしゃる方やそこで従事されている方の接種を始める予定です。もちろん、国の方向性がしっかりと定まり、ワクチンが供給されることが前提です。一般の65歳以上の方は、高齢者施設の入所者や従事者の方が終わってからになりますので、2月ごろからになるのではないかと見込んでいます。接種会場は、なるべく近くで接種していただけるように、集団接種会場と共に、診療所やクリニックなどの準備を進めています。確定的なものとなりましたら改めてご連絡させていただきますが、方向性としては1回目接種のときよりも窓口を広くして、住民の皆さまの利便性を考えて接種を進めたいと考えています。もちろん、軽症者などへの薬の認可などがされれば、3回目接種を希望されない方もいらっしゃると思いますので、それらも含めて、国の方向性を確認しながら進めていきたいと思っています。

(主管:健康推進課 電話番号:0257-21-4211)

「小・中学校における学力向上プロジェクト」をスタートさせます

現在、令和4年度の予算要望が各セクションから上がってきているところです。私は人づくり、人材育成のベースになるのは学校教育だということで、学校教育にお金を振り向けてきたつもりです。子どもたちの教育は学力だけではないですが、学校がまさに学び舎であることを考えるならば、学力もやはり大事な要素だということで、教育委員会の要望はかなり受け入れてきました。今回、学校教育に関する要望が上がってきたときに、現状の柏崎の子どもたちの学力はどうなっているのかを確認させてもらってから令和4年度の要望を受けるか受けないかを決めたいということで、一旦教育委員会に返しました。学力テストの結果を確認したところ、基礎・基本の部分はおおむね良好で、特に小学校が良好でした。国が行っている令和3年度全国学力・学習状況調査の結果では、応用力・活用力の面でさらに力を伸ばすことが必要だということが判明しました。はっきり申し上げれば、全国平均、県平均から劣っていたということです。小学校では3ポイントから4ポイント劣っていて、中学校の各教科の平均では、全国平均、県平均から1から1.4ポイント劣っていました。国は、前段で申し上げた基礎・基本を確認する学力テストよりも、全国学力・学習状況調査の方にウエイトを置いているようです。つまり、より一層応用的な学力を重要視してきているということです。国が重要視しているその応用力・活用力の点で、残念ながら柏崎市の小・中学生は少し劣っていることが分かりました。このことは私も、教育委員会や現場の先生方も少しショックでした。以上がこの学力向上プロジェクトを始めるバックグラウンドの一つです。

もう一つは、特別な支援を要する児童生徒の数が増えてきていることです。13年前に比べて小学校は2.5倍、中学校は2.3倍に増えています。特別支援学級に在籍している児童生徒の数も増えていますし、特別支援学級に在籍せずとも通級の指導教室に通う児童生徒も増えてきています。私としては、教室の中に先生がいらっしゃって、もう1人学習指導を補助するという意味で指導補助員を増やしてきたつもりでした。しかし、実際の学校現場では、通常教室の中でも発達障害と言われるようなお子さんたちが多くなってきているので、そのお子さんを専門に対応するような実態があります。つまり、クラス全体の学習指導・学力アップのために指導補助員を増やしてきましたが、実際には違うところで機能していることが分かったということです。人手よりも人材が求められるこれからの時代、その人材を育成するためには基本的な学力を向上させていかなければなりません。目標は、今後3年間で全国平均、県平均を3ポイントから5ポイント上回り、県トップレベルに到達させることです。11月9日に現場の先生方や教育委員会のメンバーを含めた学力向上プロジェクト推進委員会を結成し、今後の具体的な取り組みの方向を決定しました。本来的な学習支援を一層充実させるため、学習指導補助員と介助員をさらに増員させます。また、今の柏崎市の児童生徒の学力の実態を保護者の皆さんにもお伝えして、教職員と保護者の皆さんの意識の共有をしながら学力向上リーフレットを配布していきます。具体的には、12月に全小・中学校で民間の総合学力調査を実施して、より正確な柏崎の子どもたちの学力、どこが優れてどこが足りないのかを確認しながらプロジェクトを進めていきたいと考えています。

(主管:学校教育課 電話番号:0257-43-9132)

行政手続きのオンラインサービスを拡充します―マイナンバーカード取得でさらに便利に!

国もマイナンバーカードの利活用に対して、コロナ対策、景気対策、経済対策も含めて考えているようです。私共も来週11月17日から国が運営するマイナポータルのぴったりサービスを使用して、オンラインで新型コロナワクチン接種証明書、いわゆるワクチンパスポートの申請受け付けを開始します。また、同じくぴったりサービスを使ったオンライン手続きを現在の2手続きから26手続きに拡充します。さらに、1月からは主に柏崎へU・Iターンした方を対象とした補助金のオンライン申請を新たに開始します。国は、令和4年度末を期限にぴったりサービスを活用した行政手続きのオンライン化を進めていますが、柏崎市は約1年前倒しでサービスを開始します。市役所に行かなくても24時間いつでも各種手続きが可能になるため、いろいろな部分で利便性が高められるだろうと思っています。主な手続きの例は、児童手当等の現況届、保育施設等の現況届、要介護・要支援更新認定の申請、介護保険負担限度額認定申請などです。U・Iターンの補助金は4手続きあります。具体的な補助制度は資料をご覧ください。今後、2022年度末までにオンライン手続きを順次拡充し、オンライン決済も導入することでさらに利便性を向上させていきたいと思っています。DX(デジタルトランスフォーメーション)の一貫です。資料にワクチンパスポートの申請イメージがありますが、この手順で進んでいただくとワクチンパスポートが取得できるというものです。これは国が出している接種証明書で、外国でも接種証明書として使えます。

(主管:企画政策課 電話番号:0257-21-2295、元気発信課 電話番号:0257-21-2311)

全市一斉地場産給食デーに「米山プリンセス」が登場

米山プリンセスの今年の収量は10トンを超え、過去最高となりました。昨年度は7トンでしたので、非常に順調な伸びです。いろいろなところで、米山プリンセスは高いコシヒカリですが日本一おいしいコシヒカリだという非常に高い評価をいただいています。また、おいしいと聞いているが食べたことがないという柏崎市民の皆さんの声にお応えして、まずは地産地消推進計画の中で食の地産地消の日と定めている11月19日を全市一斉地場産給食デーとして、小・中学校の給食に米山プリンセスを提供します。おかずの大豆、サツマイモ、サケ、タマネギなども地場産品です。

(主管:農政課 電話番号:0257-21-2295、教育総務課 電話番号:0257-21-2360)

柏崎元気復活!!「GO TO 忘新年会」キャンペーンでお得に飲食!

昨年も考えたものですが、昨年のこの時期は小学校のクラスターなどもあり断念しました。昨年は2カ月間の予定でしたが、今年は11月26日から2月27日までと約1カ月期間を延長しました。また、昨年は10人以上のグループを対象にしていましたが、今年は4人以上のグループに条件を緩和しました。昨年は一律2,000円だった割引額も、今年は最大40パーセントの割引としました。お店に配分された予算がなくなり次第終了とさせていただきます。これは、お店の規模に基づいてAランク、Bランク、Cランクとランク付けさせていただき、それに伴いお店に配分する予算の上限額を変えています。お店それぞれで割引率の限度内であれば、40パーセント割引でも20パーセント割引でもお任せするかたちです。商工会議所の皆さまからも、利便性の向上と店の規模に応じた公平性を担保してもらいたいというお話をいただきましたので、このような制度設計にしました。GO TOイートチケットも40パーセントのプレミアムが付いていますが、GO TO忘新年会との併用はできません。多くの市民の方々からGO TO忘新年会やGO TOイートの制度を使っていただき、柏崎の飲食店を助けていただきたいと思います。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

行事予定

イベント

  • 柏崎 食の地産地消フェア
    (主管:農政課 電話番号:0257-21-2295)
  • 障がい者活躍推進セミナー
    (主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)
  • プラネタリウムイベント投影「熟睡プラ寝たリウム」
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • 児童虐待防止講演会・人権講演会「ヤングケアラー問題をどう捉え、どのように向き合っていくか」
    (主管:子育て支援課 電話番号:0257-47-7786)

  • 2050新潟ゼロカーボンチャレンジセミナー【笑って!学ぶ!目からウロコでe-くらし】
    (主管:環境課 電話番号:0257-23-5170)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問項目は、以下の通りです。

  • 新型コロナワクチンに関する質問
  • 学力向上プロジェクトに関する質問
  • ワクチン接種済証に関する質問
  • GO TO 忘新年会に関する質問
  • 原子力防災訓練に関する質問
  • 衆議院議員総選挙に関する質問
  • 原油の高騰に関する質問
  • 市長2期目就任からの1年間の振り返りに関する質問

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2021年11月11日