市長定例記者会見概要(令和2(2020)年9月2日)

市長定例記者会見(令和2(2020)年9月2日)のお知らせ

高柳みんなのバス!デザイン総選挙のポスターを指し棒で指している市長
ヒゲソリダイについて説明する柴野氏と隣に立つ市長

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

高柳みんなのバス!新車両お披露目会-みんなが選んだ車両デザインをいよいよ発表!

柏崎交通株式会社が運行している高柳の地域内交通「新交通」のバスの更新に合わせて、高柳小学校の児童からバスのデザインイラストを描いてもらいました。そのイラストを基に車両デザインを2つ作成して、どちらが良いか児童や地域の方などから投票していただきました。新しいバスのお披露目は、来月早々にさせていただきたいと思っています。

(主管:企画政策課 電話番号:0257-21-2321)

海水浴場および番神自然水族館・かしわざきセントラルビーチの入込状況-昨年度に比べ海水浴場は32.4%、少人数向けのコンテンツは堅調

新型コロナウイルス感染症の影響で、今年の海水浴場の入込状況が、全体で前年対比32.4%にとどまったことは仕方ないとも思いますが、このような状況の中で笠島は前年対比で約69%と健闘しました。こちらは地元の方から海の家を開いていただきました。また、子どもを連れて遊べる小さい海水浴場で、目が届きやすく、トイレやシャワーもあり、ライフセーバーも配置されていて安心して楽しむことができる環境が整っていたことが要因ではないかと考えています。西番神や西鯨波なども健闘したと思っています。反対に、柏崎を代表する鯨波海水浴場は、海の家が一軒も開設されなかったこともあり、前年対比11.9%で最もマイナスが大きかったです。

結果的に、お客さんの数が一番多かったのは東の輪でした。東の輪、番神、西番神は、ほぼ隣接していて、番神自然水族館が非常に健闘したことも影響していると考えています。番神自然水族館は前年対比98%で、ほぼ同じ水準を保っています。昨年までは東村山市から約100人の小学生にお越しいただいていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で来られませんでした。100人来られなくてこの数字なので、今回は多くの方々に楽しんでいただけたと思っています。また、リピーターが多くいらっしゃるというデータが出たのは非常に嬉しいです。ほとんど事業費をかけずに、お子さんたちから柏崎の海の良さを味わっていただき、リピーターになっていただいているというのは高い事業効果があると考えています。

かしわざきセントラルビーチは8月1日からオープンしましたが、想定以上に利用していただきました。評価も非常に高く、利用者からは、海のキャンプ地としてはトップ3に入るキャンプ地ではないかという声もいただいています。また、エリアの環境も非常に良く、ゴミ捨て場やトイレなども綺麗に整備されていて心地良かったという声もありました。今年は10月末まで営業していますので、落ち着いたシーズンでも利用していただければありがたいと思います。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

柏崎フロンティアパークに日建リース工業株式会社が進出―プラスチックのマテリアルリサイクル

日建リース工業株式会社は、以前から柏崎フロンティアパークに関心を持っていただいていました。フロンティアパークの19番の区画5,693平方メートルあまりのところで、10月に着工して来年4月操業予定です。柏崎フロンティアパークには、東芝の柏崎工場、トライテック、不二産業、アール・ケー・イー、飯塚鉄工所、ユアテック、エンヂンメンテナンスがあります。その他、まだ分譲中のところと現在商談中のところがありますが、商談も何も進んでいないところは一カ所だけになりました。商談中と言っても、簡単にすぐ決まるという状況にはないと思います。昨年まで、真ん中の4区画に一つの企業から入っていただく話がありましたが、それはなくなり、現在は他の企業と商談が進んでいます。

日建リース工業株式会社の柏崎フロンティアパークでの主な事業は、プラスチックのマテリアルリサイクルです。環境保全に携わる企業に進出していただいたのは非常にありがたいと思っています。

(主管:ものづくり振興課 電話番号:0257-21-2326)

柏崎の新たな特産品へ―養殖ヒゲソリダイが順調に成長

ヒゲソリダイの養殖が順調に進んでいます。マーケットから人気があり、昨年度分は他の魚種に比べても高い値段で買っていただきました。現在の状況や今後の意欲なども含めて、新潟漁協柏崎支部の柴野さんからヒゲソリダイの説明をしていただきたいと思います。

新潟漁業協同組合柏崎支部荒浜分会長(柏崎地域漁業担い手対策研究会長)柴野氏

新潟漁協柏崎支部では、昨年からヒゲソリダイの試験養殖を行っています。きっかけは、市内荒浜の公益財団法人海洋生物環境研究所が日本で初めてヒゲソリダイの完全養殖に成功したことです。昨年育てたヒゲソリダイ521尾を量販店に出荷し、大変好評のうちに完売しました。今年は、去年8月に産まれた稚魚を2千尾飼っています。成長が早く、あと半年で出荷サイズになります。この魚のおいしさを多くの人に知ってもらえるよう、冬まで大事に育てます。冬にスーパーなどで見かけたら、ぜひ購入してご賞味ください。

現在は試験的な養殖ですが、柏崎市から餌の一部を現物支給してもらっています。ヒゲソリダイの認知度向上を目的とした試食会を兼ねた講演会も実施すると聞いています。このように、市からも支援を受けているので、将来は柏崎を代表する水産物の一つになればと思っています。

ヒゲソリダイの養殖は、新潟漁協柏崎支部が独自に取り組んでいるものですが、柏崎支部では他にもさまざまな取り組みをしています。例えば、柏崎のみで行われている伝統的なおけ流し漁という漁法があります。その漁法でアラを一本釣りして、船上で神経締めという手法を施して「柏崎のアラ」という商品名でブランド化する計画に取り組んでいます。柏崎沖には、一切網を入れさせない、一本釣りしかできないアラの漁場があります。今年のアラのシーズンはもうすぐ終わりますが、大変おいしいです。神経締めすることによってさらにおいしくなったものが「柏崎のアラ」なので、機会があればぜひ食べていただきたいと思っています。他にも、水産物の資源を増やすため、バイ貝の産卵床を設置してバイ貝を増やす取り組みも行っています。

漁業を始めるには大変な面もありますが、今年度から、新潟県内では柏崎市だけ漁船の購入費を一部支援する制度などもできて、漁業者の環境も少しずつ変化しています。漁業者も高齢化で減少していますが、逆に好機と捉えて、漁業に興味のある方はぜひチャレンジしていただきたいと思っています。

市長

ヒゲソリダイはキロ単価いくらぐらいで売れますか。

柴野氏

最初はキロ1,500円で出しました。

市長

例えば普通の真鯛やヒラメはどれぐらいですか。

柴野氏

ヒラメは高いときで3千円ぐらいしますが、安くなると千円以下になります。

市長

今後、漁協としてもヒゲソリダイに力を入れたいとのことですので、柏崎市もお手伝いさせていただきたいと思っています。

(主管:農林水産課 電話番号:0257-43-9131)

柏崎市まちづくり市民アンケートの結果速報

令和4年度から計画期間が始まる第五次総合計画の後期基本計画の策定に向けて、7月21日から8月5日にかけて行ったまちづくり市民アンケートの結果の速報値を報告します。

「柏崎市は暮らしやすいまちですか」という問いには、「暮らしやすい」が21.1%、「どちらかといえば暮らしやすい」が50.3%で、70%を超える方々から暮らしやすいまちと評価していただきました。平成26年に行った前回アンケートでは62%ほどでしたので、喜ばしいことだと思っています。

「現在の生活について」という問いに「満足している」または「どちらかといえば満足している」が前回は61%ほどでしたが、今回は69%ほどでした。「これからも柏崎市で暮らし続けたいと思いますか」という問いに対しても、「これからも暮らし続けたい」と「どちらかといえば暮らし続けたい」がそれぞれ前回よりポイント数を上げています。

「柏崎市が誇れるまちの魅力は何ですか」の問いには、ぎおん柏崎まつり「海の大花火大会」と回答した方の割合が大きく増え、65.6%の方から魅力があると位置付けていただきました。前回も58%で一番高かったですが、今回さらにポイントを上げた理由は、テレビや新聞などで報道していただいたことが市民の皆さんに伝わり、市外の方々からも認知されたことを誇りに思うことで上昇したと理解しています。

「まちの活力を維持していくために必要なこと」の問いには、前回50%を超える方々から子育て支援の充実を挙げていただきました。これは、もっと子育て施策を頑張ってもらいたいという裏返しの数字だと思います。今回44.1%まで落ちたということは、この間に少しずつですが、子育て施策が充実してきたという評価ではないかと思っています。さらに子育て施策を充実させていきたいと考えています。

「コロナ禍での行動や活動の変化または意識の変化」の問いには、「衛生を意識するようになった」と「外食が減った」割合が多かったです。飲食業の落ち込みも、このようなところから裏付けられるだろうと思っています。「コロナ禍を踏まえ、今後、市が重視すべき点」の問いには「地域医療の体制や設備の充実」という回答の割合が最も高くなりました。

「エネルギー政策」に関する設問には、70%を超える方々から、限定的な原子力発電所の利活用と風力、太陽光、蓄電池、水素など再生可能エネルギーの産業化によるカーボンフリーのまちづくりに賛成していただいているという結果が出ました。

(主管:企画政策課 電話番号:0257-21-2321)

ソフィアセンターと柏崎高等学校図書館が連携-高校生の利用促進とレファレンスサービス活用による課題解決力の向上を目指して

今まで図書館業務は、図書館の中でだけで留まっていましたが、今般、柏崎高校と連携することになりました。柏崎高校は、スーパーサイエンススクールの指定を受けている学校ですが、その中で取り組んでいる柏崎サイエンスプロジェクトの課題研究テーマを学ぶ際に、学校の図書館と市立の図書館で課題研究テーマを共有して、柏崎高校の生徒の課題研究をレファレンス業務などで支援します。

現在、高校生が本を借りたり、レファレンスサービスを利用したりすることは少ないです。高校生がソフィアセンターを利用する場合、ほとんどは自習のための利用にとどまっています。今後は、レファレンスサービスを利用する中で、図書館がどのような存在なのかということに気付いていただいて、本の貸し出しなども含めてさらに身近な存在として考えていただければありがたいと思っています。高校生のみならず、中学生、小学生を含めて、市民の皆さんにとって使いやすい、身近な図書館であってもらいたいと思っています。

(主管:図書館 電話番号:0257-22-2928)

行事予定

イベント

  • かしわざき地域防災交流会
    (主管:防災・原子力課 電話番号:0257-21-2316)
  • WEB展示場で初開催! 柏崎市美術展覧会(市展)
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)
  • 重陽展
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)
  • 秋季企画展「かしわざきの木喰さん-ふるさとの微笑み ふたたび-」
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • マイタウン・コンサート
    (主管:文化・生涯学習課 電話番号:0257-20-7500)

スポーツ

柏崎スポーツフェスティバル2020

  • 小学生競技スポーツ体験会
  • WEB運動会
  • October run&walk チーム柏崎チャレンジ
    (主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問項目は、以下の通りです。

  • 柏崎の海に関する質問
  • 柏崎市まちづくり市民アンケートに関する質問
  • 柏崎フロンティアパークに関する質問
  • 自民党総裁選に関する質問
  • 次回市長選に関する質問
  • 柏崎刈羽原子力発電所の冷却ポンプトラブルに関する質問

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2020年09月15日