「柏崎市第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」を改訂しました
全国的な人口減少・少子高齢化は依然として深刻な状況であり、柏崎市でも年間約1,000人の人口が減少しています。
まちの活力や都市機能等を維持し続けるため、本市では「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、人口減少対策に取り組んでいます。
このたび、令和2(2020)年に策定した「柏崎市第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」を改訂しましたので、計画の概要をお知らせいたします。
柏崎市第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略【改訂版】 (PDFファイル: 3.4MB)
改訂の概要と考え方
改定の考え方
第五次総合計画(後期基本計画)との整合
総合戦略は、人口減少と地方創生に対する施策について、具体的なKPIを設定し、総合計画の重点戦略を具体化させる個別計画です。
令和4(2022)年度から始まる第五次総合計画(後期基本計画)の策定において、「人口減少と少子高齢化の同時進行への対応」を最重要課題とする総合計画と総合戦略の方向性の一致をあらためて確認しました。
また、より効果的に計画を推進していくため、計画終期やKPIについて、総合計画との整合を図りました。
進行管理による見直し
第2期総合戦略は、令和2(2020)年2月に策定し、令和3(2021)年8月に初めての進行管理を行いました。
そこで「事業とKPIの関連が分かりづらい」「目標に対する事業の展開や設定されている目標数値の再考が必要である」という課題が見えてきたため、KPIの見直しを行いました。
改訂の概要
- 計画期間の延長(令和6(2024)年度までの期間を1年延長し、令和7(2025)年度までとしました)
- KPIの見直し(最終年度目標値及び項目を見直しました)
- 対象事業の更新
計画期間
令和2(2020)年度~令和7(2025)年度の6年間
総合戦略の目標と重点プロジェクト
最重点目標
若者と女性が誇りと愛着を持って暮らす
基本目標
地域産業の振興を図り雇用の場をつくる
主要施策
- 地域産業の稼ぐ力の拡大
- 新たな産業の創出
- 若者と女性の雇用促進
- 創業・起業の推進
子どもを産み育てやすいまちをつくる
主要施策
- 妊娠・出産・子育ての支援
- 出産や子育ての経済的負担の軽減
- ワーク・ライフ・バランスの促進
- 若者の交流・結婚活動に対する支援
定住を促す魅力あるまちをつくる
主要施策
- U・Iターン施策の推進
- 新卒者の定着に対する支援
- シティセールスの推進
- 地域コミュニティの維持・活性化
地域の活力を担う人材をつくる
主要施策
- 愛着や誇りを持てる教育の推進
- 地域人材の育成
- 地域産業を支える人材育成
- 学生の確保・若者リーダーの育成
重点プロジェクト
人口減少抑制の直接的な効果に結びつく施策を、重点プロジェクトとして設定し、総合戦略の推進を図ります。
1.転入増加・転出抑制プロジェクト
重点を置く主要施策
- 若者と女性の雇用促進
- U・Iターン施策の推進
2.子育て支援プロジェクト
重点を置く主要施策
- 妊娠・出産・子育ての支援
- 出産や子育ての経済的負担の軽減
- ワーク・ライフ・バランスの促進
3.産業活性化プロジェクト
重点を置く主要施策
- 地域産業の稼ぐ力の拡大
- 新たな産業の創出
関係記事・資料
令和3(2021)年度第2回柏崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進委員会を開催しました
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2022年04月27日