知っていますか?障がいのこと

「互いに理解し支え合う」共生社会に向けて

障がいの種類や程度はさまざまで、同じ障がいでも状況は一律ではありません。
高次脳機能障がいなど、見た目では気づきにくい障がいもあり、体の辛さや障がいによる困難さを理解されずに苦しんでいる人もいます。

「障がい者」とひとくくりにはせず、まずはそれぞれの特性を正しく理解しましょう。

また、周囲の理解があれば、日常生活や仕事、趣味やスポーツなどを楽しむことができます。
障がいがあるからできないと決めつけず、互いに理解し支え合うことが大切です。

肢体不自由

病気やけがなどで手や足などの一部、または全身のまひや欠損などがある障がいです。障がいの部位や程度によって個人差が大きく、移動や読み書き、会話などに時間がかかることがあります。

本人のペースに合わせて見守り、支援を必要とする部分を手伝うようにしましょう。

視覚障がい

視覚障害のある男性が、点字ブロックの上を白い杖(白杖)を持って歩いているイラスト

目が全く見えない、または見えにくい障がいです。視覚からの情報を得にくいため、音声や手で触って情報を入手しています。

できるだけ前方から声をかけるようにしましょう。

聴覚障がい

手話で会話をしている男女のイラストです。  右の女性は「またお会いしましょう」という文章の「お会いしましょう」の部分を、左の男性は「ありがとう」を手話で表現しています。

耳が全く聞こえない、または聞こえにくい障がいです。外見からは分かりにくいため「声をかけたのに無視された」と誤解されることがあります。

手話や筆談などでコミュニケーションが取れます。

内部障がい

ハートプラスマーク

心臓や腎臓、ぼうこう・直腸、呼吸器など体の内部機能の障がいです。外見からは分かりにくいため、体調が悪くても周りから理解されないことがあります。疲れやすい人や、長時間立つことや歩くことが困難な人もいます。

椅子を用意するなどの配慮をしましょう。

知的障がい

発達期に脳に障がいが生じ、読む、書く、計算する、物事を理解・判断することに困難があります。外見からは分かりにくいため、周りから理解されないことが多くあります。

話の内容を理解し、自分の考えや気持ちを表現することが難しいため、

できるだけ短い言葉でゆっくり、繰り返し説明するようにしましょう。

精神障がい・発達障がい

心の病気や脳機能の障がいなどによって、日常生活や社会生活のしづらさを抱えています。外見からは分かりにくいので、理解や配慮がされないことがあります。

コミュニケーションを苦手とする場合もあるので、その人に合った対応が必要です。

高次脳機能障がい

病気やけがで脳の一部が損傷し、注意力や記憶力、意欲の低下などさまざまな症状が現れる障がいです。外見からは分かりにくいため、理解されないことが多くあります。病気や事故から社会復帰を果たした後「以前とは何かが違う」と周囲や本人が感じていても、適切な支援が受けられないと、誤解やトラブルにつながることがあります。

大事なことはゆっくり、分かりやすく、具体的に伝えるようにしましょう。

援助を必要とする人のためのヘルプマーク

外見からは分からなくても、援助や配慮を必要としている人がいます。

ヘルプマークを身に付けている人を見かけたときは、思いやりのある行動をお願いします。

赤の背景に、白色で抜かれた「プラス」と「ハート」のマークが縦に並んだデザイン

ヘルプマーク

「ヘルプカード」「新潟県」の文字と、ヘルプカードがデザインされたもの

新潟県ヘルプカード

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福祉保健部 福祉課 障害福祉係

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更新日:2023年01月20日