災害が起きたとき…ご家庭での備えは大丈夫ですか
大規模災害が起きたとき、交通網の遮断などにより、支援物資はすぐに届かないかもしれません。
また、コンビニやスーパーなどには人が殺到して買い占めが起こり、すぐに商品がなくなってしまうかも…。
もしものときのために、ご家庭で非常食などの防災グッズを備えることはとても重要です。
最低でも3日間、できれば7日間は生活を継続できるだけの備えをしておきましょう。
持ち出し品リスト・備蓄品リスト
以下を参考に、それぞれのご家庭で必要となるものを準備しましょう。
持ち出し品リスト・備蓄品リスト(防災ガイドブック自然災害編から抜粋) (PDFファイル: 391.3KB)
飲料水・食料
大規模災害の場合、ライフラインや物流の復旧に長期間かかることが考えられます。調理に手間がかからないものを各自で十分に用意しましょう。
- 飲料水(1日分3リットル×家族の人数分)
- 食料(インスタント、レトルト、缶詰など)
(注意)消費期限切れにご注意ください。ローリングストック法による備蓄がおすすめです。
各自で必要なもの
- 乳幼児:ミルク、おむつなど
- 高齢者:大人用おむつなど
- 女性:生理用品など
- ペット:ペットフードなど
ご存じですか?消費しながら備蓄する「ローリングストック法」
長期保存ができる非常食の備蓄は、一度準備してしまえばしばらくは安心、気にしなくていい、というように心に油断を生じさせます。
うっかりしていて消費期限に気づかなかった、といった事態は回避したいものです。
そこで注目され始めたのが、消費しながら備蓄するローリングストック法と呼ばれる新しい備蓄法です。
ローリングストック法のやり方
文字通り備蓄(ストック)を定期的に消費し、回転(ローリング)させるのがローリングストック法です。
- ストックする非常食を3食×4日分用意します。備えておくべき最低3日分の備蓄に1日分をプラスした量です。用意した非常食は全てしまい込まずに、取り出しやすい場所に保管します
- ご家庭で「非常食を食べる日」を決めて、古いものから順に消費していきます。月1回の消費サイクルで、ちょうど1年ではじめに用意した非常食が全て入れ替わることになります
- 1回消費したらその後すぐに食べた分だけ補充します。これを繰り返すことにより、常に一定の備蓄量を確保し続けることができます
ローリングストック法のメリット
1.非常食の消費期限切れを防ぐ
非常食の消費期限が切れていて、いざというとき食べられない事態や、廃棄せざるをえない事態を回避できます。
2.好みに合わせた非常食が選べる
定期的に入れ替えるため、好みに合わせて備蓄内容を少しずつ変えられ、品目の追加なども柔軟におこなえます。
月1回の消費サイクルであれば、消費期限が1年程度の保存食も備蓄品として選べるため、メニュー選択の幅も広がります。
3.災害時のストレスを軽減
普段から非常食に慣れていれば、万一の避難時でも食事がらみの無用なストレスを抱えずに済むことができます。
4.飲食料以外でも実践も有効
カセットコンロ用のボンベや、電池類、日常的に使用する医薬品などにも適用できます。
5.日常的な防災意識の維持・向上
定期的に災害を意識することで、防災の日常化も期待できます。
柏崎市では、地元企業である株式会社ブルボンとタイアップした柏崎オリジナルラベルの「柏崎市防災天然水」をローリングストックしています。
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この記事に関するお問い合わせ先
危機管理部 防災・原子力課 防災係
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更新日:2023年07月25日