農作業事故に注意しましょう

農繁期は、農作業や田畑の行き帰りで事故が増えます。農業機械の取り扱いなどには十分注意し、農作業事故を防ぎましょう。また、夏場の農作業では熱中症に気を付けましょう。

農作業安全運動

新潟県では、毎年多くの農作業事故が発生していることから、新潟県農作業安全運動を実施しています。安全確認や機械の取り扱いに注意し、農作業事故を未然に防ぎましょう。

令和6(2024)年度の重点推進事項

  • こまめな休憩と水分補給で熱中症を防ぎましょう
  • 高齢者などに声をかけあって、安全確認しあいましょう
  • 作業前に周囲の安全確認を行い、焦らずゆとりある作業を心がけましょう
  • 機械の点検・清掃時は、必ずエンジンを止めましょう
  • もしもに備えて、労働保険などへ加入しましょう
  • 農業機械を運転するときは、シートベルト、ヘルメットを必ず着用しましょう
  • 公道は法令遵守で走行しましょう

【申し込み終了】新潟県農作業安全リーダー研修(令和7年1月22日開催)

毎年、農作業中に死亡事故を含む多くの事故が発生していることを受け、新潟県が農作業安全に関する研修会を農業大学校で行います。

(注意)申し込みは終了しました。

  • 日時:令和7(2025)年1月22日(水曜)午後1時15分~4時
  • 場所:農業大学校交流ホール(新潟市西蒲区巻甲12021)

 

新潟県内での農作業事故発生状況

これまでに発生した新潟県内の農作業事故の発生状況をまとめました。

いつ、どのような事故が起こったかを知り、安全対策につなげましょう。

また、農林水産省ホームページで、農作業時の安全対策を掲載していますので、ぜひご覧ください。

令和6(2024)年度発生状況

  • 対象期間:令和6(2024)年4月1日~10月31日
  • 事故件数:54件(死亡7件、重傷18件、軽傷28件、不明1件)

令和5(2023)年度発生状況

  • 対象期間:令和5(2023)年4月1日~令和6(2024)3月31日
  • 事故件数:65件(死亡4件、重傷15件、軽傷43件、不明3件)

令和4(2022)年度発生状況

  • 対象期間:令和4(2022)年4月1日~令和5(2023)年3月31日
  • 事故件数:48件(死亡8件、重傷10件、軽傷24件、不明6件)

農業機械関係情報

自動直進アシスト機能を有する農業機械等を使用する際の農作業事故に注意

新潟県外で、自動直進アシスト機能を有するトラクターでの作業中、運転手が走行中のトラクターを降車して走行させていた際に、トラクターまたはトラクターがけん引する作業機にひかれて死亡する事故が発生しました。近年、自動直進アシスト機能を有する農業機械が急速に普及していますす。使用時は次のことに注意し、農作業事故を防止しましょう。

  • 車両系農業機械の運転者は、自動直進アシスト機能の有無にかかわらず、走行中に運転席を離席しないこと(農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドラインに即して製造されたロボット農機を除く)
  • 車両系農業機械を降車して作物等の確認を行う場合は、必ず車両を停止し、サイドブレーキを使用すること。また、傾斜地で停車させる場合は、車止めを使用すること
  • 農業機械の調整や清掃を行う場合は、サイドブレーキ(必要に応じて車止め)の使用に加え、エンジンを停止すること。

作業機付きトラクターの公道走行

作業機付きトラクターでの公道走行は、保安基準を満たす等の法令順守が、事故の発生を抑制するうえで極めて重要です。

ルールを確認の上、安全に公道を走りましょう。

詳しくは、農林水産省のホームページまたはチラシをご確認ください。

乗用型トラクターもシートベルト着用の徹底を!

農作業中の死亡事故が毎年300件前後発生しています。

要因別にみると、乗用型トラクター等からの転落・転倒が最多です。トラクター乗用の際は、シートベルトを着用するよう心掛けましょう。

日本農業機械化協会が、シートベルト着用の大切さを伝える動画を公開しています。ぜひご覧ください。

トラクター等の盗難について

近年、一部の都道府県ではトラクター等を含む特殊自動車の盗難被害が出ています。

「農地に置いて帰らない」「エンジンキーは必ず抜く」「鍵のかかる場所に保管」などの対策を、複数講じることが有効です。

営農に不可欠な農業機械を守りましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 農林水産課 農業振興係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2295/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2025年01月09日