柏崎伝統野菜「仙人菊」
仙人菊 ―珍しい白色の花弁が目を引く、食用菊
南鯖石地域の西之入地区で、栽培されてきた白色の花弁を持つ食用菊です。県内産地の紫色、黄色の系統種とは異なった特徴を持ちます。
戦後しばらく、同集落の多くの家庭で栽培されていましたが、現在は、自家用栽培を中心にわずかに栽培されるのみです。
仙人菊は「柏崎伝統野菜」に認定されています。
特徴
- 香りが強く、シャキシャキとした歯ごたえで、甘みがあります
- 花は「かきのもと」に比べ、一回り小さめです
- つぼみは黄色ですが、開花が進むにつれて、外側の花びらから白くなります
- 白くて細い花びらは繊細で、風や雨に弱く、傷みやすく、手で触れただけでも変色してしまうことがあります
名前の由来
仙人のひげのように、白く細やかな花弁をたくさんつけることから、「仙人菊」と名付けられました。
栽培・収穫時期
6月上旬から中旬にかけて定植をします。
収穫期間は短く、10月下旬から11月上旬の2週間ほどです。
食べ方
おひたしや酢の物はもちろん、花を丸ごと天ぷらにしてお召し上がりください。また、花びらを塩漬けにして、昆布で巻いてみそ漬けにしてもおいしくいただけます。
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更新日:2024年03月18日