集落商店の復活プロジェクト!ウチもソトもつなぐ人材を募集(矢田集落)

画像:若者に集落を案内している様子

新潟県柏崎市地域おこし協力隊を募集している「矢田集落」を紹介します。

矢田集落では、令和元(2019)年12月から1人目の隊員が活動を開始しました。

今回は、2人目の隊員を募集。1人目の隊員が農業を、2人目の隊員が場づくりを中心に活動し、互いに協力・連携して進めていきます。

興味がある方は、気軽に市民活動支援課へお問い合わせください。

矢田集落の概要

  • 集落規模:76世帯199人(令和元(2019)年12月31日現在)
  • 活動受入団体:矢田営農組合、矢田町内会
矢田営農組合のみなさんの写真

日本海に面した新潟県のほぼ中央、柏崎市の中心市街地から東の山間地へと進むと、のどかな田園風景が広がっている矢田集落。

冬には100羽もの白鳥が飛来し、雪解け水は山の栄養をたっぷりと含み、豊富な沢水で育った農産物は多くの方に喜んでもらっています。山間地ですが海や市街地へのアクセスの良さも魅力のひとつです。

画像:空から見た矢田集落

「矢田営農組合」では、米や枝豆、柏崎野菜のマコモダケやオータムポエム、カリフラワーなどいろいろな品種の野菜を季節ごとに栽培しています。

さらに、地元小学校の総合学習や、田植え・稲刈り・カカシづくりなどの農業体験の受け入れ、日本酒文化国際交流プロジェクト「Niigata Sake Lovers」への協力など、「作る」以外の活動にも熱心に取り組んでいます。

写真:住民が協力して空き家を片付けている様子

矢田の地域づくりの在り方が魅力的。特定の人が独断で決めるのではなく、話し合い、協力して進めていく姿が見られます。
話し合いの場や空き家の片付けなど、非常に多くの住民が集まり、毎回驚かされます。
交流会や歓迎会を企画する際も、「今回の主役はこういう人だから、こうした方が良いのではないか。」と、より良くする方向で議論が進められていきます。

矢田集落のビジョン

地域おこし協力隊募集の背景と目的

インターン生が作成した冊子の表紙とページを開いた写真

インターン生が作成した冊子「ヤタのタネ」

これまでさまざまな取り組みを進めてきた「矢田営農組合」代表の石黒芳和さん。常に「”今”やらなければ!」と言い、情熱あふれるアイデアマンです。人の気持ちを否定せず、受け入れる。石黒さんと話ししていると不思議とやる気が湧いてきます。だからこそ、社会人や外国人、ヨソモノなど、いろいろな人が集まってきます。

関わる人が増えた結果、町内会長の黒金さんも情熱が沸き「人口が減り、農地集積も大きな局面を迎えている。そんな”今”だからこそ、前に進む挑戦をしたい。”今”がんばることが大事だ。」と語ります。

「矢田営農組合」というビジネス組織と「矢田町内会」というコミュニティ組織がタッグを組み、2019年の夏、初めて1カ月滞在型インターンシップで大学生3人を受け入れました。インターン生は、田舎暮らしを体験し、集落の人たちに話を聞いて回り、彼女たちの目線で集落の魅力をまとめた冊子を作りました。

いつもとちょっと違った矢田の夏、いつもよりちょっと増えた笑顔。この雰囲気の良さを未来につなげたい。だからこそ”今”、外部人材を受け入れて、未来に向けて動き出したいと考えています。

 

インターン生受け入れ時の様子は、以下のリンク先をご覧ください。

地域おこし協力隊と一緒に取り組みたいこと

集いの空間づくり

活動場所「矢田屋」
画像:かつての商店の内部

旧商店「矢田屋」

画像:商店の裏庭

裏庭に、桜とドングリの木

集落の中心部に位置する、かつての商店「矢田屋」。
このお店は、買い物以上に住民の憩いの場として愛されていました。折り紙や大正琴の教室、小物づくりなどを楽しむ住民の笑顔があふれていました。

「両親が築き上げたこの場所、住民に愛されたお店をただ取り壊すのは悲しい。集落のために活用してもらいたい。」
そんな所有者の想いを受け、住民もすぐにでも活用したいと考え、動き始めています。

隊員の役割

隊員には、こちらの店舗兼住宅に住んでいただき、集落内外の方が集まれる場を運営していただきます。
まずは、以前の教室などの復活を手伝っていただきます。
そして少しずつ、ワカモノ・ヨソモノなども楽しめる企画や商店としての活用を考えてみましょう。

住宅の裏庭に、桜やドングリの木がありますので、春にここでお花見をするのも良いと思います。引っ込み思案なおばあちゃんたち、本当は地元愛の強い若手などがそれぞれ集まるような場を作っていきたい。集まることで生まれる何かを、一緒に楽しんでみませんか。

画像:手作り笹団子と手打ちそば

笹団子(左)と手打ちそば(右)

画像:農作業中の休憩の様子

休憩しながら住民と交流

集落内には、笹団子や手打ちそばなどの名人がたくさんいます。
お店にいるだけではなく、集落を回り、いろいろな名人を見つけ、その技を教わるのも良いでしょう。

地域営農の支援

画像:農業用ドローン

農業用ドローンを活用

同じ集落にいる隊員同士で連携・協力して活動することも大切です。
1人目の隊員が、トマトのハウス栽培等の新たなプロジェクトを手掛けることもあります。2人目の隊員となる方が、もしその分野にも興味があるようであれば、ぜひ一緒にチャレンジしてみてもらいたいです。

また、矢田営農組合は、非常に精力的に活動しているため、お手伝いをすることで学びを得ることもきっと多いと思います。

画像:野菜の種まき

矢田営農組合のような大規模農業ではなく、住民から教わりながら、小さな農業、家庭菜園をやってみるのも面白いかもしれません。
2019年夏のインターン生たちも、ある家庭の畑を手伝いました。自分たちが蒔いた種の発芽に感動し、収穫のために後日再び集落に訪れてくれました。

せっかくの田舎暮らしですので、作物を身近に感じられると楽しいと思います。

ゲストハウス・農家民宿など、滞在場所づくり

矢田集落は、関係人口となる方々との取り組みを数多く行っています。インターン生が再び訪れることもあります。しかし、地域外の方と地域の方が気軽に交流や滞在できる場所がありません。

「矢田屋」を活用し、矢田集落らしい交流場所をどのようにつくっていくか。一緒に考えましょう。

矢田集落から隊員になる方へのメッセージ

隊員の世話人となる方々にお話を聞きしました。

地域のためにがんばれるのはなぜでしょうか

画像:隊員の世話人になる方々

矢田集落の黒金さん(左)、矢田の活動をサポートする矢島コーディネーター(右)

 

地域づくりは、大変なことも楽しくないことも多いです。お金にならないことも多い。
だけど住民の笑顔が本当にうれしい。その喜びがあるからがんばっています。

これからの地域づくりには女性の力が不可欠。女性が喜び、明るくなる、そんな集落にしていきたいです。

どのような方が来てくれるとうれしいですか

画像:矢田営農組合の代表

矢田営農組合の石黒代表

2019年夏に来てくれたインターン生と住民が接している様子を見て、求める人物像が少し変わりました。彼女たちのように、その人のまわりに地域のお母さんたちが集まってくる存在、そんなイメージを持っています。

とはいえ、このインターン生たちそのままでではなく、その人なりに地域で生き生きと暮らしていける人がいいですね。

それと私自身、会の盛り上げが得意ではない(苦笑)ので、元気の良い方だとありがたいですね。

初めは慣れない仕事ばかりだろうし、できないことがあるのは当たり前。私たちも一生懸命教えますので、徐々に慣れていってもらえればと思います。地域おこし協力隊の制度は3年ですが、4~5年かけて、経験と関係性を積み上げ、人材として育ってくれればと考えています。

最後に一言お願いします!

集落の皆さんが集まり、集落の将来に向けた話し合いをしている写真

集落のやりたいことを隊員に手伝ってもらうだけではなく、隊員のやりたいことを集落が手伝うこともしていきたいです。

私たちも、夕日の見えるレストラン、大学のゼミ合宿の受け入れ、耕作放棄地を活用できる法人の受け入れなど、たくさんの夢を持っています。来てくれる人も、矢田集落で活動する中で、自分が本当にやりたいことを見つけてもらいたいです。3年間の任期後、さまざまな形があっていいと思います。もちろん次代を支える一人になってくれればありがたいですが、矢田集落から出ることもあるでしょう。その時は、集落に何らかの形で関わってくれればうれしいです。

集落の未来、あなたの将来を明るくするために、”今”一緒にがんばりましょう。

こんな方にオススメ

  • 人を集めるのが好きな方
  • 店舗兼住宅での暮らし、人々が行き交う中での暮らしを楽しめる方
  • 農村での暮らしを楽しめる方

安心のサポート体制

画像:相談している様子

いまや全国で5,000人以上の地域おこし協力隊が活動しています。しかし、隊員の約3割が1年未満で退任しているというデータもあります。特に1年目の隊員の悩みとして、「地域との関係性」「行政との関係性」が挙げられています。

柏崎市では、この事実を受け、隊員がスムーズに活動できるよう、地域活動をコーディネートする中間支援組織とともにサポートします。集落外でほっと一息つける、そんな相談相手になります。

隊員、受入地域、行政、コーディネーターの4者が力を合わせて活動を進めるのが、柏崎市地域おこし協力隊の特長です。

募集要件

地域おこし協力隊の募集要件は、以下のとおりです。

募集人員

1人

(注意)令和2(2020)年4月1日現在、柏崎市では3人の隊員が活動中。

応募条件

  1. 採用後、下の地域要件表の転出地から転入地(活動地域)へ住民票を異動することができる方
  2. 地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格条項に該当しない方
  3. 心身ともに健康で、地域住民と協力しながら、地域おこし活動に取り組むことができる方
  4. 普通自動車運転免許を有している方
  5. パソコンの操作(メールの送受信、文書作成および表計算)ができる方
  6. 採用日現在において、満20歳以上である方
  7. 大学、短大または専修学校(専門課程)を卒業した方(採用日までに卒業見込である方を含む。)。ただし、社会人経験を2年以上有する方については、学歴を問いません。

(注意)地域要件表に記載がない転出地であっても、柏崎市以外の自治体の地域おこし協力隊員であった方のうち、同一地域における活動2年以上、かつ解嘱1年以内の方については、1.の要件を満たします。(この場合、任用申込書類に加えて、当該状況を証する委嘱状及び解嘱状の写しを提出してください。)

(注意)転入地が活動地域以外であっても、応募者および募集地域の意向の確認や、各種調整ができた場合、1.の要件を満たします。

地域要件表
転出地 転入地(矢田)
三大都市圏内(注釈1)の条件不利地域(注釈2)以外の区域 応募可
政令指定都市の条件不利地域以外の区域 応募可
三大都市圏外の条件不利地域以外の区域 応募不可

(注釈1)三大都市圏とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県および奈良県の区域をいいます。ただし、三大都市圏内であっても、平成17(2005)年以降の10年間での人口減少率が11%以上である埼玉県越生町、小川町、吉見町、長瀞町、千葉県銚子市、匝瑳市、香取市、山武市、栄町、多古町、九十九里町、芝山町、白子町、長柄町、神奈川県箱根町、岐阜県美濃市、京都府井手町、大阪府豊能町、能勢町、岬町、兵庫県上郡町、奈良県上牧町の22市町は三大都市圏外として取り扱います。

(注釈2)条件不利地域とは、過疎地域自立促進特別措置法(みなし過疎、一部過疎を含む)、山村振興法、離島振興法、半島振興法、奄美群島振興開発特別措置法、小笠原諸島振興開発特別措置法および沖縄振興特別措置法のいずれかの適用を受ける区域をいいます。

任用形態および任用期間

任用形態

柏崎市会計年度任用職員

任用期間

採用日~当該年度末日まで

(注意)採用日は、令和2(2020)年8月1日以降の日で、応募者の事情に合わせて設定します。

(注意)年度ごとの任用で、最長3年まで任用を更新する場合があります。

勤務時間

1週間のうち5日 午前9時から午後5時まで(うち休憩1時間)

(注意)時差勤務や、土曜日・日曜日に勤務(振替勤務)があります。

報酬

  • 月額183,000円(勤務した月の翌月21日支払い)
  • 期末手当132,000円(6月及び12月に在職期間率を乗じて支払い)

(注意)令和2(2020)年4月から改定しました。(改正前:月額166,000円、期末手当なし)

(注意)在職期間率は、次のとおりです(6月1日、12月1日現在)。

  • 6か月以上:10割(満額)
  • 5か月以上6か月未満:8割
  • 3か月以上5か月未満:6割
  • 3か月未満:3割

待遇など

  1. 活動期間中の住居は、原則として市が用意し、隊員に無償で提供します。
  2. 住居の光熱水費、町内会費などは、個人負担です。
  3. 活動用のパソコンおよび通信環境は、市が用意します。
  4. 原則として、自家用車の用意してください。日常生活に自家用車が必要なことに加え、私時間においても行動範囲を広げることで、公私ともに充実することが期待できます。
    自家用車を活動に使用する場合、使用距離に応じて、借上料を隊員に支給します。
  5. 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険に加入します。
  6. 年次有給休暇は、採用時に11日付与します(初年度任用期間6カ月超の場合。6カ月未満の場合は、おおむね1月あたり1日)。30分単位で柔軟に休暇取得が可能です。
  7. 事前に許可を受けることで、任期後に向けて副業等を行うことができます(事例もあります。)。任期後の生活基盤を安定させるためにも多くのことを学び、さまざまなことにチャレンジしてください。

(注意) 用意する自家用車は、購入でもリース等でも結構です。また、親族名義の車両であっても、隊員が主として管理及び使用するものであれば、活動用車両とすることができます。

申し込みなどの手続きの流れ

まずは、市民活動支援課にご連絡ください。

募集地域や現地体験日、試験日、採用日などの希望をお聞かせください。

  • 募集期間:令和2(2020)年7月1日(水曜日)~2(2020)年10月30日(金曜日)
  • 現地体験日・試験日:令和2(2020)年7月以降随時
  • 採用日:令和2(2020)年8月以降随時

現地体験

おためし地域おこし協力隊のイメージポスター

応募や面接の前に「どんな地域で、どんな人たちと、どんな活動をするのか」を見ていただくために、現地の暮らしを体験していただきます(2泊3日程度)。

日程やプログラムは、可能な限り対応しますので、お気軽にご相談ください。

現地体験の詳細は、以下のリンク先をご覧ください。

任用申込

以下の書類を、直接または郵送(書留)で市民活動支援課にご提出ください。

  1. 柏崎市地域おこし協力隊員任用申込書(第1号様式)
  2. 履歴書(指定用紙)
  3. 住民票の写し(申込前3か月以内に取得したもの。コピー可)
  4. 運転免許証の写し(表裏)

(注意)通勤時間・距離の欄は、記入不要です。

(注意)提出書類に不備があるものは受け付けできません。また、提出書類はお返ししません。

面接試験

  • 会場は、柏崎市役所の予定です
  • 活動地域の代表の方が、面接試験に同席する予定です
  • 交通費などは個人負担です

選考結果の通知(内定通知)

面接試験日から2週間以内に郵送でお知らせする予定です。

採用

  • 申込者および募集地域との各種調整ならびに現地体験の実施などのため、最初の問い合わせから採用まで、2カ月以上必要となる予定です。
  • 受入体制の準備などにより、希望に応えられない場合もあります。

関連書類

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 市民活動支援課 活動推進係

〒945-8511
新潟県柏崎市中央町5番50号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2272/ファクス:0257-24-7714
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更新日:2020年07月01日