02_里神楽の伝承

写真:赤い顔の面をつけ、両腕を左右に大きく広げ、片手に榊をもって舞う様子

このページは、広報かしわざき2023年10月号の特集記事を基に作成しました。

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教えて長谷川さん! 里神楽の伝承

写真:二田小学校で神楽舞の指導をする長谷川さん

長谷川孝志さん(物部神社神楽舞保存会 会長)

西山町で里神楽の伝承に携わる長谷川孝志さんに、里神楽の伝承についてお聞きしました。

里神楽の伝承で大切なことを教えてください

里神楽は昔から地域に伝わる伝統文化の一つであり、神社に来た人に楽しんでもらうことが大切です。

里神楽を奉納する私たちも、正しく伝承する意識を高く持ち、日々技を磨くことを大切にしています。

里神楽は特別な人しかできないのですか?

写真:長谷川さんにかがんだ時の足の向きを教わる小学生

「やってみたい」という気持ちがあれば、性別や年齢を問わず誰でも大歓迎です。

舞だけでも良いですし、舞うことが苦手な人は笛や太鼓のみでも良いです。

舞を引き立てる笛や太鼓も里神楽を伝承する中で非常に大切なものです。

里神楽を舞ってみたいと思ったらどうすればいいですか?

写真:里神楽の練習をしている2人の小学生。右手を肩に当て、左手を前に伸ばしている様子

住んでいる地域の神社へ行き、宮司さんに里神楽の練習日を聞いてみてください。

里神楽を舞わない神社もあると思いますが、宮司さんに相談すると、里神楽ができる神社を紹介してもらえます。まずは見学だけでも良いです。

神社に行って宮司さんと話すことは勇気がいるかもしれませんが、こちらはいつでも待っています。一緒に楽しく練習しましょう。

二田小学校伝承舞クラブ

二田小学校伝承舞クラブは、平成12(2000)年に誕生。物部神社神楽舞保存会の方々から指導を受け、練習に励んでいます。
校内学習発表会の他に、柏崎・刈羽里神楽上演会や草生水まつりなどの舞台にも立ちます。

写真:取材に答えてくれた3人の小学生。以下、コメントが続きます。

「練習は楽しくて、できることが少しずつ増えていくことがうれしいです」杉田光さん(写真左)

「練習で学んだ舞を人前で披露すると達成感を感じ楽しいです。お客さんの拍手が力となって、新しい演目にも挑戦したくなります」花井綾子さん(写真中)

「クラブの仲間は優しく、舞の先生は丁寧に教えてくれます。楽しく練習しています」長谷川優月さん(写真右)

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更新日:2023年10月05日