01_健康寿命と運動習慣

このページは、広報かしわざき2024年5月号の特集記事を基に作成しました。

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特集記事のタイトル画像「未来につなぐ! 運動習慣」

運動習慣の効果

写真:眼鏡をかけた津吉医師がにこやかに微笑んでいます

津吉 秀樹さん(整形外科医)
骨粗しょう症や二次骨折予防に尽力。2024年5月、市内につよしクリニックを開院予定。

新潟県民の健康寿命と平均寿命の差は、男性が9年、女性が12年あります(健康にいがた21(第3次))。これは、生活の中で介護を受けるなど、誰かの手を借りる必要がある期間です。

自分のことを自分でできる「健康寿命」を延ばすためには、運動、食事、社会参加が重要だと言われています。特に運動は、1回30分、週2回、1年以上続ける「運動習慣」を身に付けることが推奨されています。

整形外科医の津吉秀樹さんに運動習慣の効果を教えていただきました。

Q1.どうして運動習慣が大切なのですか?

診療していると、家庭の畑仕事などで体を動かしている人や、運動習慣がある人は元気な方が多いと感じます。

年を重ねていくほど運動習慣の効果は高くなります。体だけでなく、心の健康にもつながります。

Q2.運動を「習慣」にすることが難しいです…

まずは、自分がやる気を出せる「目的」を見つけましょう。運動することに対してポジティブになり、継続できるようになります。

目的を持ちにくい方は、家族や仲間など、チームで支えることが大切です。

Q3.仕事で体を動かしていますが、運動が必要ですか?

トータルバランスを考えると運動を追加することは必要です。コツコツ貯筋体操(以下、コツコツ)のように体全体を動かせると良いですね。

まずは、自分の生活や運動の状況を把握してみましょう。

Q4.コツコツ貯筋体操の良いところを教えてください

セラバンドで強度を変えられるなど、自分の体に合わせてできるところです。

私も会場で体験しましたが、さまざまな世代の人が集まって話をするなど、脳の活性化や心の充実にもつながっていると感じました。

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更新日:2024年05月02日