5.コーチから激励のメッセージ、小山さんの今後の目標

このページは、令和6(2024)年1月1日に放送された、FMピッカラ新春特別番組「令和6年はパリオリンピック・パラリンピックの年!スポーツに取り組む高校生を紹介します!」を基に作成しました。ダイジェスト版は、広報かしわざき令和6(2024)年1月号に掲載します。

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小山 風香さんへのインタビュー内容

大変だったこと

小山風香さんがマイクに向かって話しています。

小山風香さん

高橋:水泳を続けてきて大変だったことってありましたか。

小山:高校1年生の年は全然良いタイムが出なくて悩みました。私はすごく考え込んでしまう性格なので、コーチからも「考えすぎないで、大胆に泳ごう」と声をかけてもらいました。

高橋:小山さんが高校1年生のとき、令和4(2022)年はちょっと伸び悩んでいたということですが、そんな時声をかけてくれた小山さんのコーチ・小玉コーチはどんな方ですか?

小山:普段はすごく優しいんですけど、練習のときはちょっと雰囲気も変わって厳しいコーチになります。

高橋:そうなんですか。そんな小玉裕道(こだま ひろみち)コーチから、小山さんにメッセージをいただいております。お聞きください。

小玉コーチからのメッセージ

高橋:スポーツアカデミー柏崎の小玉裕道さんにお話を伺います。小玉さん、あけましておめでとうございます。

小玉:あけましておめでとうございます。よろしくお願いします。

高橋:よろしくお願いします。まずは指導されてる小山風香選手ですが、指導されて何年になりますか?

小玉:5年半になりますね。

高橋:そうですか。小山選手はどんな選手ですか?

小玉:一言でいうと負けず嫌いです。で、決めたことをすごくやり切る力を持っている選手だと思っています。

高橋:頑張り屋さんなんですね。小山選手に期待するところはどんなところですか?

小玉:今年の3月に、パリオリンピックの選考会があります。そこで少しでもいい順位にチャレンジをして、5年後のロサンゼルスオリンピックに向けてのステップになるように頑張ってほしいなと思っています。ぜひ、柏崎出身の競泳のオリンピック選手になってほしいと願っています。

高橋:そうですね。今、このお話を小山選手も聞いていらっしゃいますので、小山選手にメッセージをお願いいたします。

小玉:東京都心部と違って、ライバルたちが身近にいないような環境下であっても、ライバルとのレースを意識しつつ、トレーニングを積んで、頑張ってこのレベルまで高めてきたと思います。オリンピックチャレンジはチャンスも4年に一度しかなくて、簡単ではないとは思うけれども、実現させるために、風香のいいところをさらに磨きをかけて、課題点は伸びしろと捉えて、今やるべきことをしっかりと、できることを頑張ってほしいと思っています。私たちコーチ含め、保護者の方、仲間たち、みんなが応援していますので、プレッシャーに感じるのではなく、力、エネルギーに変えて頑張っていきましょう。

高橋:ありがとうございます。小山風香選手のコーチをされています、スポーツアカデミー柏崎の小玉裕道さんでした。ありがとうございました。

メッセージを聞いて

高橋:小山さん、小玉コーチのメッセージを聞いていかがですか。

小山:アドバイスをもらえてうれしいです。

高橋:すてきなアドバイスでしたが、櫻井市長もコーチのお話を聞いていかがですか。

市長:はい。コーチの話は本当に小山さんに頑張ってもらいたいという強い気持ちがよく表れてますね。コーチの期待に、またご家族やみんなの期待に応えて頑張ってもらいたいと思います。今年のパリオリンピックじゃなくて次のロスオリンピックというお話がありましたが、小山さんは今何歳だっけ?

小山:17歳です。

市長:そうすると、まだ20代そこそこでロスオリンピックに出られますね。私はロスに行ったことあるけど、ロスはいい街です。本当にぜひ行ってほしいです。小山さんはぜひロスオリンピックに出てください。そんなことを期待させるようなコーチのお話だったと思う。すごくいいコーチですね。

うれしかったこと・転機になったこと

高橋:小山さんご自身が最近うれしかったことは何かありましたか。

小山:去年の9月に行われたかごしま国体でベストタイムの2分26秒9を出すことができたことです。かごしま国体は5泊6日のスケジュールだったんですけど、帰りの飛行機に乗るまでの自由時間で本場の白くまのかき氷を食べることができて、うれしかったです。

高橋:すごくタイトなスケジュールだったと思いますけど、このかき氷食べたかったんですか。

小山:はい。プリンがのっていて、ふわふわでおいしかったです。

高橋:プリンがのってるの?かき氷の上に?面白いですね。お味は?どうでした?

小山:練乳シロップがかかっていて、甘くておいしかったです。

高橋:そうですか。また大会とともにかき氷を食べたことも良い思い出ですね。さて、そんな小山さん、自分の中で転機になった出来事とかありましたか。

小山:去年の冬の合宿で練習を重ねたことで良いタイムが出るようになったことです。11月に東京で全国の基準タイムをクリアした人が出られる測定合宿、12月に長野で北信越ブロック合宿、年末は長岡市で県内選手の合宿、あとは年始にはいつも練習しているスポーツアカデミー柏崎で合宿がありました。

高橋:冬は合宿だらけなんですね。成果はありましたか。

小山:この4つの合宿のおかげで水泳に集中することができて、理想のフォームに近づけたと思います。伸び悩んで辛かった時期もあったんですけど、諦めずにコツコツ練習を重ねて、ベストタイムで泳ぐことができたので、この経験はすごく自信につながりました。

高橋:そうですか。やはりこういった合宿によってどんどん成長して、そしてタイムが縮まっていくわけですね。

リラックス方法

高橋:とても忙しい毎日だと思いますが、小山さんはリラックスする時間はあるんですか?

小山:本を読むことが好きで、東野圭吾さんの本とかをよく読みます。

高橋:そうなんですか。東野さんの本は大体お読みになってるんですか?

小山:新しい本が出たら読みます。

高橋:いつお読みになるのですか?寝る前とか?

小山:遠征の移動の時とか、寝る前とかも読みます。

高橋:そうですか。移動距離長いですものね。そういったとき読書されているんですね。ご家族は小山さんをどんなふうに応援してくれていますか?

小山:大会の日は母が私の好きなサツマイモ入りの蒸しパンを作ってくれます。父はレースをよく見に来てくれて、ベストタイムが出たときは「おめでとう」と声をかけてくれます。

高橋:そうですか。ご家族も応援してくれて、すてきですね。

意識しているライバル、目指したい選手

高橋:小山さんはいろいろな大会に出場されてると思いますが、ライバルはいますか?

小山:神奈川県の横田心愛(よこた ここあ)さんという選手です。同い年で私より速いし、明るくポジティブな性格ですごいなと思います。

高橋:そうですか。良いライバル・仲間がいていいですね。では、目指したい選手はいますか?

小山:目標とする選手は池江璃花子(いけえ りかこ)選手です。池江さんのように、病気になって全く泳げない期間があったら、私なら多分水泳を辞めてしまうというか、結構つらいと思うんですけど、池江さんは治療して練習して、また日本のトップになっているので、その努力がすごいなと思います。

高橋:そうですよね。本当に人間として私もね、池江選手は大きい方だなと思います。

今後の目標

高橋:では小山さん、今後の目標を教えていただけますか。
写真:小山風香さんがマイクに向かって話しています。

小山:2028 年のロサンゼルスオリンピック出場が目標です。まずは3 月に出場する選考会で好成績を出して、ジュニア世界大会に出場したいです。

高橋:今年もいろいろな大会があって、目標がありますね。ジュニアの代表になって、世界大会に出場されることをお祈りしております。では櫻井市長からも激励の一言をいただけますか。

写真:市長がマイクに向かって話しています。

市長:小山さんの話、それからさっきのコーチの話を伺っていると、みんなが小山さんを応援してるし、そして小山さんもその期待に応えられるような力とそれから練習をしっかりと積み重ねているので、ロスはきっと大丈夫だ!そのためにも今年、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。小山風香さんってお名前すごく良いお名前だと思うんだけれども、風の香りだよね。柏崎は風のまちと言われているけれども、柏崎の代表としても、柏崎の風、その柏崎の風の香りを、ぜひ、パリや、またロスに運んでください。期待しています。きっと大丈夫。頑張って。

小山:ありがとうございます。頑張ります。

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更新日:2024年01月01日