令和8(2026)年度のアトム情報
このページは「広報かしわざき」に掲載した記事をもとに作成しています。
【保存版】柏崎市防災ガイドブック(原子力災害編) 令和5(2023)年10月改訂版
原子力災害時に取るべき行動2(2026年9月号)
原子力災害時に取るべき行動は、現在いる場所(PAZ・UPZ)と発電所の状況(緊急事態区分)によって異なります。現在いる場所を基準に、市からの指示を聞いて、落ち着いて行動してください。
今月号では「全面緊急事態」の際に取るべき行動を説明します。
緊急事態区分
発電所の状況により定められた3つの区分のことです。
「全面緊急事態(GE)」は、住民などに放射線による影響をもたらす可能性が高い事象が発生した段階です。
全面緊急事態(GE)に取るべき行動のポイント
PAZ(高浜、荒浜、松波、南部、二田、中通、西中通の7地区)
原則、自家用車で避難を開始します。
自家用車で避難ができない場合は、指定の一時集合場所からバスで避難します。
UPZ(PAZの7地区を除く市内全域)
屋内退避を行います。
万が一放射性物質が放出された後は、モニタリング測定値に基づき、一定の放射線量を超えた地区は、避難指示や一時移転指示が出されます。市からの指示に基づいて行動してください。
避難で目指す場所
PAZ・UPZともに避難経由所を目指します。
ここで別行動だった家族と合流し、避難先自治体のどの避難所へ向かうか案内があります。避難経由所と避難先自治体は地区ごとに定めています。
原子力災害時に取るべき行動1(2026年8月号)
原子力災害時に取るべき行動は、現在いる場所(PAZ・UPZ)と発電所の状況(緊急事態区分)によって異なります。現在いる場所を基準に、市からの指示を聞いて、落ち着いて行動してください。
今月号では「警戒事態」と「施設敷地緊急事態」での取るべき行動を説明します。
緊急事態区分
発電所の状況に応じて、「警戒事態」「施設敷地緊急事態」「全面緊急事態」の3つに区分されています。
緊急事態区分に応じた取るべき行動
警戒事態(AL)に取るべき行動
「警戒事態」になった時は、PAZ、UPZともに速やかに帰宅や子どもの迎えを行います。
移動できない場合は、無理に移動せず、近くの建物や学校・コミセンなどの避難所に避難してください。
施設敷地緊急事態(SE)に取るべき行動
PAZ(高浜、荒浜、松波、南部、二田、中通、西中通の7地区)
非常用持ち出し品や安定ヨウ素剤の確認を行い、避難に備えます。
UPZ(PAZの7地区を除く市内全域)
帰宅や子どもの迎えを継続し、建物内ではドアや窓を閉め、換気扇を止めて、屋内退避に備えます。
SE要避難者は一段階早い避難を
SE要避難者(施設敷地緊急事態要避難者)とは、PAZで次のいずれかに当てはまる方です。SE要避難者は一段階早い避難をします。
- 要配慮者のうち、避難に通常以上の時間がかかる方
- 妊婦、授乳婦、乳幼児および乳幼児と一緒に避難する必要がある方
- 安定ヨウ素剤を服用できないと医師が判断した方
PAZとUPZ(2026年7月号)
原子力災害対策重点区域
原子力災害の影響が及ぶ可能性がある区域は「原子力災害対策重点区域」として定められ、市全域が対象です。
また、重点区域は、発電所からの距離に応じて2つの区域(PAZ・UPZ)に分けられています。
PAZ(予防的防護措置を準備する区域)
発電所からおおむね5キロ圏内の高浜、荒浜、松波、南部、二田、中通、西中通の7地区。
原子力災害時は、放射性物質が放出される前の段階で、市からの指示により予防的に避難します。
UPZ(緊急防護措置を準備する区域)
発電所からおおむね5~30キロ圏内のPAZの7地区を除く市内全ての地区。
原子力災害時は、屋内退避を基本として避難に備えます。放射性物質の放出後に、その地区の放射線量などに応じて、市からの指示で避難や一時移転を行います。
被ばくによる健康への影響(2026年6月号)
私たちが放射線を受けることを被ばくと言い、放射線被ばくの量が多いと身体への影響が現れます。
人体への影響の現れ方には「確定的影響」と「確率的影響」があります。
確定的影響
短時間に一定以上の線量を受けた場合に現れる影響です。影響が発生する最低線量(しきい値)が存在し、これを超えて線量を受けると影響が現れ始めます。

人体への影響
- 急性障害
- 急性放射線症候群(骨髄障害、胃腸管障害、中枢神経障害)
- 皮膚紅斑・脱毛・不妊 など
- 胎児発生障害(精神遅滞 など)
- 晩発障害:数カ月~数年以上経過後に症状が出るもの(白内障・緑内障)
確率的影響
しきい値はなく、被ばく線量が多いほど発生する確率が高まると考えられています。

人体への影響
- 晩発障害:数カ月~数年以上経過後に症状が出るもの(白血病・がん)
- 遺伝的障害
被ばくと低減方法(2026年5月号)
被ばくとは
放射線を受けることを被ばくといいます。
体の外から放射線を受けることを「外部被ばく」、呼吸や飲食などで体の中に取り込まれた放射性物質から放射線を受けることを「内部被ばく」といいます。

外部被ばくの低減方法
外部被ばくを減らすためには以下のことが重要です。
- 放射性物質から距離をとる
- 建物に入り放射線を遮る
- 放射線を受ける時間を短くする

内部被ばくの低減方法
内部被ばくを減らすためには、マスクや濡れタオルなどで口と鼻を覆う、放射性物質に汚染された物を口に入れないなど、体内に取り込む放射性物質を減らすことが重要です。

放射線の基礎知識(2026年4月号)
放射線・放射能とは
- 放射線:放射性物質などから放出される高いエネルギ―を持った粒子や電磁波のこと。放射線を五感で感じることはできません。
- 放射能:放射線を放出する能力のこと。放射能を持つ物質のことを放射性物質といいます。
放射線・放射能の単位
- ベクレル(Bq):放射能の強さを表します。
- グレイ(Gy):放射線が物質や人体にどれだけ吸収されたか表します。
- シーベルト(Sv):放射線が人体に与えた影響の大きさを表す単位。がんや遺伝性の影響の度合いを表します。
放射線の種類と性質
主な放射線は、アルファ(α)線、ベータ(β)線、ガンマ(γ)線、エックス(X)線、中性子線などがあります。どれも物質を通り抜ける力(透過力)があります。透過力は種類によって違いますが、適切な材料や厚さを選ぶことで遮ることができます。
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理部 防災・原子力課 原子力安全係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2323/ファクス:0257-21-5980
お問い合わせフォームはこちら







更新日:2026年09月04日