たばこの健康影響を知ろう!―世界禁煙デー2024
5月31日は「世界禁煙デー」です。
それに伴い、毎年5月31日~6月6日を「禁煙週間」としています。
2024年の禁煙週間テーマ
たばこの健康影響を知ろう! ―たばことCOPDの関係性
COPDとは?
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、慢性気管支炎や肺気腫などの病気の総称です。たばこなどに含まれる有害物質を長年吸い込むことで、気管支に慢性的な炎症が生じ、呼吸機能が低下していく病気です。
日本では、COPD患者の90%以上が、喫煙によるものといわれています。
COPDの主な症状
- 階段の昇り降りで息が切れる
- 咳や痰が長く続く
COPDの症状は見過ごしてしまうことが多いですが、重症化を防ぐためには、早期発見・早期治療が重要です。
受動喫煙もCOPDの危険因子
非喫煙者でも、受動喫煙がCOPDの危険因子になります。
受動喫煙とは、たばこを吸わない人が他の人のたばこの煙を吸わされることをいいます。受動喫煙は、肺がんや虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群など、さまざまな病気の危険を高めます。
2018年7月に「改正健康増進法」が成立し、受動喫煙を防止するための取り組みが強化されました。
望まない受動喫煙をなくすため、タバコを吸う場所を考えましょう。
世界禁煙デー この日から禁煙をはじめてみませんか
禁煙のチャレンジに遅すぎることはなく、禁煙を続けることで病気のリスクも吸わない人に近づいていきます。自分とまわりの大切な人の健康のために禁煙をはじめてみませんか。
新潟県ホームページに、禁煙補助剤を利用した禁煙方法や禁煙外来のある医療機関が紹介されています。ぜひ、ご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
福祉保健部 健康推進課 健康増進係
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新潟県柏崎市栄町18番26号 元気館2階
電話:0257-20-4213/ファクス:0257-22-1077
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更新日:2024年05月13日