新型コロナウイルス感染症の基本的な感染対策

基本的な感染対策

基本的な感染対策の一律な対応は求められませんが、マスクの着用は推奨される場面があります。

手洗いや手指消毒・換気・「三密」の回避などは、引き続き感染対策に有効です。

以下の考え方も参考に、個人や事業者が自主的に判断して行ってください。

マスクの着用

マスクの着用は個人の判断が基本です。

次のような場合にはマスクの着用を推奨します。

  • 医療機関を受診する時
  • 医療機関・高齢者施設などを訪問する時
  • 通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗車する時(新幹線や高速バスなど、概ね全員の着席が可能であるものを除く)
  • 重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦など)が、感染拡大時に混雑した場所へ行く時

また、医療機関・高齢者施設等では、施設の指示に従いましょう。 

マスクの着用を推奨する場面を表した図。医療機関・高齢者施設等の訪問時、混雑した電車・バスの乗車時、重症化リスクの高い方が混雑した場所に行くときなどがあります。

手洗い

手洗いは、新型コロナウイルス以外の感染予防にも有効です。

ドアノブや電車のつり革など、さまざまなものに触れることで、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。

外出先からの帰宅時、調理の前後、食事前などには、こまめに手を洗いましょう。

正しい手の洗い方

換気

新型コロナウイルスの特徴を踏まえた基本的感染対策として有効です。

窓を開けて換気するときの時間と回数の目安は、1時間に5~10分程度と言われています。また、できるだけ、回数を多く換気をすると効果的です。

「三つの密」の回避・人と人との距離の確保

流行期に、高齢者等重症化リスクの高い方は、換気の悪い場所や、不特定多数の人がいるような混雑した場所、近接した会話を避けることなどが感染防止対策として有効です。
(避けられない場合はマスク着用が有効)

体調が悪いなと感じたら

慌てて医療機関に行く前に、症状や常備薬をチェックしましょう。

感染しているかどうかは、抗原検査キットを使って自宅でチェックすることもできます。以下の表も参考に、受診するかどうかを判断してください。

体調不良時の受診判断の目安
症状 行動

以下の全てに該当する 

  • 症状が軽い(飲んだり食べたりができる、呼吸が苦しくない、乳幼児で顔色がよい)
  • 65歳未満
  • 基礎疾患なし
  • 妊娠なし
  • 喫煙習慣なし
  • 高度肥満(BMI30以上)ではない

新型コロナ抗原検査キットの活用を検討しましょう。

(注意)検査キットは「体外診断用医薬品」「第一類医薬品」の表示があるものを選びましょう。

以下のいずれかに該当する 

  • 症状が重い(水分が飲めない、ぐったりして動けない、呼吸が苦しい、呼吸が速い、乳幼児で顔色が悪い、機嫌が悪くあやしてもおさまらないなど)​​
  • 37.5度以上の発熱が4日以上続く
  • 65歳以上
  • 65歳未満で基礎疾患あり
  • 妊娠中
  • ワクチン未接種
  • 喫煙習慣あり
  • ​​​​高度肥満(BMI30以上)

受診を希望する場合は、かかりつけ医に受診する前に連絡してください。

かかりつけ医がない・受診先がわからない・体調悪化時に相談したい場合は「にいがた医療情報ネット」へ連絡してください

以下のいずれかに該当する 

  • 顔色が明らかに悪い
  • 唇が紫色になっている
  • (表情や外見などが)いつもと違う
  • 様子がおかしい
  • 息が荒くなった
  • 急に息苦しくなった
  • 日常生活で少し動いただけで息苦しい
  • 胸の痛みがある
  • 横になれない
  • 座らないと息ができない
  • 肩で息をしている
  • 意識がおかしい(意識がない)

救急車を呼ぶ必要があります。

判断に迷う場合は

夜間救急医療電話相談(#7119・#8000)

「​​​AI救急相談アプリ

などを活用してください。

 

陽性だった場合

検査の結果、陽性だった場合は外出を控え、症状が軽い場合は自宅等でそのまま療養してください。また、家庭内の感染防止対策を行いましょう。

(注意1)法律に基づく外出自粛は求められませんが、発症日を0日として5日目を経過し、かつ、症状軽快から24時間を経過するまでは外出を控えることを推奨します。

(注意2)発症後10日を経過するまでは、ウイルス排出の可能性があります。マスクの着用や重症化リスクの高い方との接触を控えるなど、周りの方へ配慮しましょう。

体調不良時に備えましょう

1週間程度の食料品や日用品、市販の解熱鎮痛薬を買い置きしておくなど、ご自身やご家族の体調不良や感染した場合への準備をお願いします。

1人分につき1週間程度の市販の解熱鎮痛剤の常備、食料品・日用品の買い置きを促すイラスト。

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この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健部 健康推進課 地域保健係

〒945-0061
新潟県柏崎市栄町18番26号 元気館2階
電話:0257-20-4214/ファクス:0257-22-1077
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更新日:2024年04月22日