外来植物「ナガミヒナゲシ(ケシ科)」の拡大を防ぎましょう
松波地内で、外来植物「ナガミヒナゲシ」の群生が確認されました。
ナガミヒナゲシは、オオキンケイギクやセイタカアワダチソウ、ブタナとともに繁殖が大変心配される植物で、注意が必要です。
自宅敷地内や管理する土地で繁殖している場合は、駆除するなど、皆さんのご協力をお願いします。
ナガミヒナゲシ(ケシ科)とは
果実が細長いことから、「長実ひな芥子=ナガミヒナゲシ(和名)」と付けられました。
果実の中には、けし粒大の種が約1600粒も入っていて、1個体が約100個の果実をつけるので、多い個体は15~17万粒の種を持ちます。種は秋に発芽し、ロゼット状態で越冬するものと翌春に発芽するものがあります。
ナガミヒナゲシは繁殖力が強く、繁茂・群生することにより在来植物に影響を及ぼします。
ナガミヒナゲシの花
ナガミヒナゲシの花(花弁は4枚)
- 花色:肉色と言われるオレンジ色
- 花弁:基本4枚
- 開花時期:4~5月
- 茎には硬い毛が生えていて、高さが15~60センチメートルくらいになる
ナガミヒナゲシの果実(種子)
果実の長さは約2.5センチメートルで、細長い形をしています。
1つの果実に約1600粒の種がつまっています。
ナガミヒナゲシの果実(種子)
ナガミヒナゲシの果実(半分に割ったところ)
駆除の方法
自宅庭などで株が少なければ、根から引き抜き、燃やすごみとしてお出しください。
株が多くて引き抜けない場合は、地上近くで刈り取ってください。
果実が熟して上部にすきまができると種子が飛散します。熟す前に果実を刈り取ると、繁殖抑制に効果があります。
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この記事に関するお問い合わせ先
市民生活部 環境課 環境保全係
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新潟県柏崎市松波四丁目13番13号(クリーンセンターかしわざき)
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更新日:2020年08月26日