原発の再稼働の条件について(市長への手紙、令和6(2024)年12月公開)
手紙と回答の概要
お寄せいただいた内容の概要
再稼働の条件に「高レベル廃棄物問題解決」が必要と考えます。それまでは、廃棄物を増やすべきではないと思います。
⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。
回答の概要
エネルギー政策は国策であり、基礎自治体である柏崎市としての対応には限界があります。そのため、詳細等については、国、各事業主体へお問い合わせください。
⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
手紙と回答の全文
お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。
お寄せいただいた内容の全文
原発再稼働により、高レベル廃棄物が増えることに関して伺います。
- ガラス固化体は、数千年~数万年を経ても劣化せずに安全だと言えるのでしょうか?
- なぜ、最終処分場が決まらないのでしょうか?
- 六ケ所村の再処理工場は、安全に稼働しているのでしょうか?
- 福島の廃炉は、困難を極めているのではないでしょうか?
私は、これらの原因は、原子力技術が確立していないためだと考えます。従って、再稼働の条件に「高レベル廃棄物問題解決」が必要と考えます。
それまでは、廃棄物を増やすべきではないと思います。
回答の全文
お手紙拝見しました。
このたび、原発の再稼働の条件について、ご質問をいただきました。
まず、高レベル廃棄物の最終処分については、原子力発電により発生する使用済燃料をリサイクル(再処理)する過程で発生する、高レベル放射性廃棄物等の最終処分事業は、原子力発電環境整備機構(NUMO)が事業体であります。そのため、最終処分に関しての詳細につきましては、原子力発電環境整備機構(NUMO)へお問い合わせをお願いいたします。
次に六ヶ所再処理工場については、六ヶ所再処理工場の完成時期は、日本原燃株式会社が「2026年度中」に延期することを発表しております。なお、再処理工場の稼働についての詳細につきましては、日本原燃株式会社へお問い合わせをお願いいたします。
次に福島第一原子力発電所の廃炉作業については、廃炉作業の最大の難関とされているのが燃料デブリの取り出しと理解しております。なお、廃炉に関しての詳細につきましては、東京電力ホールディングス株式会社へお問い合わせをお願いいたします。
○○様ご指摘の内容を拝読させていただきましたが、バックエンドを含めたエネルギー政策は国策であり、基礎自治体である柏崎市としての対応には限界があります。そのため、詳細等については、国、各事業主体へお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
総合企画部 総務課 総務係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2330/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2024年12月25日