子育て支援の年齢制限について(市長への手紙、令和7(2025)年7月公開)
手紙と回答の概要
お寄せいただいた内容の概要
オムツ用ごみ袋の配布や子育て応援券は、なぜ3歳までなのでしょうか?
3歳以降、お金の掛かる時期かと思います。年齢制限の基準は何でしょうか?
⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。
回答の概要
限られた市の財源だけでは、お子さま全年代を対象とすることは困難です。そのため、3歳までのお子さまを持つ世帯は、育児休業等により、世帯収入が下がる傾向にあることから、安心して子育てをしていただくため、収入減に対する一助となるべく当該事業を実施しています。
今後も国や県の動向を注視しながら、各年代での切れ目のない支援の継続に向け、バランスの取れた事業を進めてまいります。
⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
手紙と回答の全文
お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。
お寄せいただいた内容の全文
オムツ用ごみ袋Sの配布や子育て応援券は、なぜ3歳までなのでしょうか?
3歳から保育園などに預ける家庭もあると思います。3歳ならまだオムツも外れていない子どもも大勢いると思います。
3歳以降、お金の掛かる時期かと思います。一定の年齢制限をつけるべきなのは分かりますが、年齢制限の基準は何でしょうか?
回答の全文
お手紙拝見しました。
このたび、子育て支援に係るご意見をいただきました。
さて、子育て支援に係る事業は、乳幼児期から学齢期・思春期まで長期間にわたって、切れ目なく実施していく必要があります。しかしながら、市だけでは対応が難しいことから、国や県が行う支援事業とすみ分け、または連携を図っていくことが重要であると考えております。
ご意見をいただきました子育て応援券(かしわ★ざ★キッズ!スターチケット)事業およびオムツ用ごみ袋の配布事業は、いずれも市独自の取り組みであります。子育て応援券の対象を3歳までとしている理由は、限られた市の財源だけでは、お子さま全年代を対象とすることは困難であります。そのため、3歳までのお子さまを持つ世帯は、育児休業等により、世帯収入が下がる傾向にあることから、安心して子育てをしていただくため、収入減に対する一助となるべく当該事業を実施しております。また、オムツ用ごみ袋の配布は、ごみの排出抑制を主目的とした有料化(有料指定ごみ袋の導入)に対し、どうしてもごみが大量に発生してしまう家庭の経済的負担を考慮し、実施しております。特に、出生直後から2歳ごろまでは、おむつの使用頻度が高く、ごみの量も多くなるため、この期間を集中的に支援しております。
柏崎市の子育て支援施策は、1歳児からの保育料無料化(平均約22万8千円/人・年)、また、かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム、キッズマジックのリニューアル・拡大・無料化など皆さまのご要望を一つずつ実現してまいりました。国においても、令和6(2024)年10月から児童手当の一部拡充、令和7(2025)年度から高校授業料の無償化における所得制限の撤廃など、支援の拡充を実施しています。市も国も、かなりの財源を投入しております。限界もございます。
本市としては、今後も国や県の動向を注視しながら、各年代において切れ目のない支援の継続に向け、バランスの取れた事業を進めてまいります。
○○様におかれましては、何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
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更新日:2025年07月07日