春日通りの通学路について(市長への手紙、令和7(2025)年7月公開)
手紙と回答の概要
お寄せいただいた内容の概要
重大事故が発生する前にどうか通学路の整備をしていただけないでしょうか。例えば、道が狭く歩道が作れないのであれば、片側だけガードレールを設置する。ガードレール設置も難しいようであればスクールバスを出すなど方法はあると思います。
ぜひ、子どもたちの命を守って、安心して学校生活が送れるようにしていただけるとありがたいです。
⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。
回答の概要
グリーンベルトの塗り直しを令和6(2024)年11月に実施したところです。
歩道整備およびガードレールの設置は、毎年、市が各町内会の要望を取りまとめ、県へ提出しています。
スクールバスは、基準に該当しないことから運行できない状況です。
今後も通学路の危険個所の把握とともに、警察や道路の管轄機関等と連携して、安全対策を行ってまいります。
⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
手紙と回答の全文
お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。
お寄せいただいた内容の全文
私の子どもは、槇原小学校へ通っておりますが、ご存知のとおり春日通りは両側に歩道がなく、狭い路側帯を歩いて毎日登校しています。その道路もかなりの交通量があり、トラックも頻繁に通行している状況です。
家から学校までの道のりに歩道が一切なく、とにかく危険な通学路だとずっと感じております。特に冬は除雪された雪が路側帯をふさぐため、子どもたちは車道を歩かざるを得ない状況となっており、「もし滑って車道側へ転んだそのときに車が来たら」と考えると本当に恐怖です。
また昨今、小学生の登下校中の列に車が突っ込む事故も相次いでおり、未来のある子どもたちの尊い命が失われている悲しい現実があります。この春日通りの道路状況だと同じような重大事故が起きるのも時間の問題だと思います。重大事故が発生する前にどうか通学路の整備をしていただけないでしょうか。
例えば、道が狭く歩道が作れないのであれば、片側だけガードレールを設置する。ガードレール設置も難しいようであればスクールバスを出すなど方法はあると思います。
ぜひ、子どもたちの命を守って、安心して学校生活が送れるようにしていただけるとありがたいです。
今まで、学校や交通パトロールの方へ意見を申し伝えたことがありました。今後の小学校へ通う子どもたちのためにも真剣に考えていただきたく、この手紙を書かせていただきました。
回答の全文
お手紙拝見しました。
このたび、通学路の安全対策について、ご要望をいただきました。
○○様の保護者としてのお気持ち、そしてお子さまの安全や通学環境に対するご懸念について、真摯(しんし)に受け止めております。
さて、槇原小学校の通学路であります県道黒部・柏崎線は、道幅が狭い上、交通量もあるため、通学路安全点検調査報告書において、危険個所として対策への要望が挙げられております。令和6(2024)年度も槇原小学校から要望が提出され、学校および教育委員会、道路の管轄である県地域振興局、柏崎市交通安全協会で現場において合同点検を実施しました。その結果、グリーンベルト(歩道が整備されていない道路の路側帯を緑色に着色し、自動車等の通行車両に通学路であることを視覚的に認識させる)の塗り直しを令和6(2024)年11月に実施したところであります。
歩道整備およびガードレールの設置については、毎年、市が各町内会の要望を取りまとめ、県へ提出しております。私からも学校に伝えますが、○○様におかれましても、町内会へご要望をお伝えていただきたいと思います。
また、スクールバスの活用については、対象が「小学校から地域の中心までの距離が2.5キロメートル以上の地域」となっております。これは市内全域における公平性と限られた財源・運行体制の中で持続可能な支援を行うために定めたものであります。
そのため、春日地区については、その基準に該当しないことから、現時点では新たにスクールバスの運行を実施することはできない状況であります。
一方、槇原小学校では、地域ボランティアによる登下校の見守りや交通安全指導の徹底を図るなど安全対策を講じています。
今後も通学路において、危険個所の把握とともに、警察や道路の管轄機関等と連携して、安全対策を行ってまいりますので、何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
この記事に関するお問い合わせ先
総合企画部 総務課 総務係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2330/ファクス:0257-22-5904
お問い合わせフォームはこちら
更新日:2025年07月30日