地震発生時の震度の説明について(市長への手紙、令和6(2024)年7月公開)
手紙と回答の概要
お寄せいただいた内容の概要
新庁舎は当然耐震設計も万全で、その所での震度と柏崎市の一般的な地盤とは違いがあるはずです。
その辺を考慮して発表してほしいものです。
⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。
回答の概要
柏崎市役所に設置された震度計は、気象庁が定めた震度計設置環境基準による良否判定を経て、震度が特別に大きくも小さくもならないことを確認の上、設置されています。
なお、震度計は、市役所本庁舎北側の倉庫に隣接した場所に設置してあります。免震構造を備えた本庁建屋内には設置していません。
⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
手紙と回答の全文
お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。
お寄せいただいた内容の全文
令和6年6月3日朝6時30分過ぎに起きた地震の震度についての説明に疑問を感じました。
市役所本庁での震度が3と言われたことです。新庁舎は当然耐震設計も万全で、その所での震度と柏崎市の一般的な地盤とは違いがあるはずです。
あの地盤が悪い駅前に建てた新庁舎ですから、当然地震対策は万然だと思います。その地番での震度と一般的な場所とでは差があるはずです。
1月1日の地震でも、市民プラザ周辺の歩道で地面が下がったりしています。同じ柏崎市内でも格差があります。その辺を考慮して発表してほしいものです。
回答の全文
お手紙拝見しました。
このたび、地震発生時の震度の説明について、ご意見をいただきました。
「柏崎市役所本庁で観測された震度は、柏崎市域の代表的な震度を表してはいないのではないか、あわせて、それを考慮した震度を発表すべき」とのご趣旨でございます。
まず、震度については地域の防災対応の基準として用いられることから、その地域の揺れを代表することが望ましいとされています。そのためには、局所的に特殊な揺れとなるような場所や地盤を避けて震度計を設置する必要があります。
○○様のおっしゃるとおり、同じ地域であっても地盤等の違いによって、観測される震度の値に差は生じます。このことから、柏崎市役所に設置された震度計は、気象庁が定めた震度計設置環境基準による良否判定を経て、震度が特別に大きくも小さくもならないことを確認の上、設置されています。
なお、震度計については、市役所本庁舎北側の倉庫に隣接した場所に設置してあります。免震構造を備えた本庁建屋内に設置しているわけではございません。
何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
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更新日:2024年07月04日