観光柏崎について(番神堂)(市長への手紙、令和4(2022)年6月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

日曜日に番神堂にいると、観光で柏崎に来られる県外の人が結構います。
その人たちから聞くには、柏崎の他に見る所はないですかと。恋人岬、米山大橋、コレクションビレッジ、市立博物館、赤坂山公園など、皆さんはインターネットで調べて来ているので、分かっているようです。
要するに、リピーターになる施設がないということです。
番神堂、たらい船の諏訪神社、周辺にもう少し力を入れてもらいたいのですが。景色は皆さんに喜んでもらっています。また、ある程度リピーターも来られます。
どうかよろしくお願いいたします。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

市は、令和2(2020)年11月に「柏崎市観光ビジョン」を策定しました。
その中で、観光の諸課題として、

  1. 最新情報やお客さまが必要とする情報が届いていないなど情報発信が弱点であること
  2. 海水浴を中心とした時代からのニーズ変化に対応できていないこと
  3. 観光施設の維持管理に主眼が置かれ、集客につながっていないこと
  4. 行政においては、施設の管理、イベント運営が中心となり、情報収集や現状分析が不足していること

以上の4点を認識し、その改善に向けて、取り組んでいます。

その上で「観光を柏崎の力に」を将来目標に掲げ、

  1. 観光「資源」のブランド化と「商品」への転換を図る
  2. 市民参加型の組織で「商品」をつくる
  3. 「商品」を売り込むことを積極的に進める

以上の3つの基本戦略により、一般社団法人柏崎観光協会を中心に官民連携による事業展開を図っているところです。

番神堂周辺の観光に関する新たな取り組みとして「番神自然水族館の環境整備と魅力づくり」を令和3(2021)年度からスタートさせ、また、柏崎港観光交流センター「夕海」のにぎわいづくりも進めています。
これらの取り組みを継続し、検証しながらより良いものにしていく中で、番神堂周辺の魅力を発信し、親子連れの旅行者や教育旅行という観点でのリピーター発掘にもつなげていきたいと考えています。
また、周辺の景勝地である番神堂やたらい船の諏訪神社、そこからの景観を含めた魅力の発信を効果的に組み合わせることも、観光資源としてのブランド化や商品化につながる大切な取り組みと考えています。
今後において、環境整備や情報発信の在り方を含め、検討課題とさせていただきます。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

日曜日に番神堂にいると、観光で柏崎に来られる県外の人が結構います。
多い日には、20人くらいです。その人たちから聞くには、柏崎の他に見る所はないですかと。恋人岬、米山大橋、コレクションビレッジ、市立博物館、赤坂山公園など、皆さんはインターネットで調べて来ているので、分かっているようです。
要するに、リピーターになる施設がないということです。

話は飛びましたが、番神堂、たらい船の諏訪神社、周辺にもう少し力を入れてもらいたいのですが。景色は皆さんに喜んでもらっています。
また、ある程度リピーターも来られます。大吉が出るまで来ると言う人もいます。
どうかよろしくお願いいたします。
柏崎を愛しています。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、番神堂や周辺施設の環境整備を含めた柏崎の観光について、ご意見をいただきました。

まず、市内の観光地・施設に関し、リピーターがないとのご指摘でございます。
番神堂を訪れる市外の方の生の声をお聞かせいただき、とても参考になりました。ありがとうございます。
市は、令和2(2020)年11月に「柏崎市観光ビジョン」を策定いたしました。計画期間は、令和3(2021)から令和7(2025)年度までの5年間であります。
その中で、観光の諸課題として、1.最新情報やお客さまが必要とする情報が届いていないなど情報発信が弱点であること。2.海水浴を中心とした時代からのニーズ変化に対応できていないこと。3.観光施設の維持管理に主眼が置かれ、集客につながっていないこと。4.行政においては、施設の管理、イベント運営が中心となり、情報収集や現状分析が不足していること。以上の4点を認識し、その改善に向けて、取り組んでいるところであります。
その上で、「観光を柏崎の力に」を将来目標に掲げ、1.観光「資源」のブランド化と「商品」への転換を図る。2.市民参加型の組織で「商品」をつくる。3.「商品」を売り込むことを積極的に進める。以上の3つの基本戦略により、一般社団法人柏崎観光協会を中心に官民連携による事業展開を図っているところであります。

番神堂周辺の観光に関する新たな取り組みとして、「番神自然水族館の環境整備と魅力づくり」を令和3(2021)年度からスタートさせ、また、柏崎港観光交流センター「夕海」のにぎわいづくりも進めているところであります。
これらの取り組みを継続し、検証しながらより良いものにしていく中で、番神堂周辺の魅力を発信し、親子連れの旅行者や教育旅行という観点でのリピーター発掘にもつなげていきたいと考えております。

また、周辺の景勝地であります番神堂やたらい船の諏訪神社、そこからの景観を含めた魅力の発信を効果的に組み合わせることも、観光資源としてのブランド化や商品化につながる大切な取り組みと考えております。

今後において、環境整備や情報発信の在り方を含め、検討課題とさせていただきますので、何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

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更新日:2022年06月29日