柏崎刈羽原発再稼働についての回答に関して(市長への手紙、令和6(2024)年7月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

人間の手に負えないものであるにもかかわらず原子力発電は必要なのですね。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

原子力発電の持続が目的ではなく、持続可能な社会、カーボンニュートラルを実現するための選択として、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働には意義があると考えています。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

お忙しい中ご回答(注釈)いたたき、ありがとうございました。
一つだけ確認させてください。

「何事も物事には100%は無い」のは分かりますが、核のゴミは必ず発生しその処理はどこかの地下に埋めるしかないのです。地球のどこか、日本のどこか、もしかしたら柏崎市のどこかなのです。それが将来どんな影響を及ぼすか分かりません。
そんな人間の手に負えないものであるにもかかわらず原子力発電は必要なのですね。
カーボンニュートラルということも持続可能性が前提なのでないでしょうか。

(注釈)柏崎刈羽原発再稼動の再検討を(市長への手紙、令和6(2024)年6月公開)

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、先日回答しました柏崎刈羽原子力発電所再稼働について、改めてご意見をいただきました。

さて、現在の日本におけるエネルギー構成の約7割が火力発電であり、地球温暖化の原因と言われているCO2を出し続けております。先日の回答でも触れましたが、そのため、現状では、安全、安心を確保し、柏崎刈羽原子力発電所の条件付き再稼働を認めながら、気候変動、地球温暖化対策としてのカーボンニュートラル時代に資する発電方法を選択していくことが重要であると考えております。

○○様のおっしゃるとおり、使用済み核燃料の最終処分等の問題が将来的にどのように解決されるのかは、まだ見えておりません。
しかし、その問題の解決を待っている間もCO2は排出され続けることから、今現在は、発電時にCO2を排出しない原子力発電が適していると評価、認識しているところであります。

あくまでも、原子力発電の持続が目的ではなく、持続可能な社会、カーボンニュートラルを実現するための選択として、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働には意義があると考えております。

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更新日:2024年07月03日