AM送信所廃止に関わる件(市長への手紙、令和6(2024)年10月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

BSN(新潟放送)では、総務省AM局の運用休止に係る特例措置を受け放送局の経営判断として、柏崎局の1062キロヘルツ送信所からの放送を中止し、「1116キロヘルツに試聴するかワイドFM対応ラジオで聞くように」とのことですが、防災面から考えて1116キロヘルツでは、聞こえにくくなった地域が大変増えました。
市では、どのように難聴地域改善に取り組むのかお聞かせください。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

国は代替の受信方法としてワイドFMを推奨し、基本的にワイドFMに対応済みとのことです。現時点では市としての特別な対応は考えていません。
なお、緊急告知ラジオは、BSN(新潟放送)ラジオ(ワイドFM)のほか、FMピッカラ、NHKのラジオにも対応しています。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

BSNでは、総務省AM局の運用休止に係る特例措置を受け放送局の経営判断として、令和6年2月5日より、長岡、柏崎局の1062kHz送信所からの放送を中止し、「1116kHzに試聴するかワイドFM対応ラジオで聞くように」とのことですが、防災面から考えて1116kHzでは、聞こえにくくなった地域が大変増えました。
ワイドFMに対応していない軽トラックなどまだたくさんあります。防災ラジオを持って田んぼや畑に行く人も少ないと思いますが、市では、どのように難聴地域改善に取り組むのかお聞かせください。

回答の全文

お手紙拝見しました。
このたび、BSN(新潟放送)のAMラジオが聞こえにくくなったとのご意見をいただきました。

さて、全国的に民間AMラジオ放送事業者は経営難となっており、全国13社、34局が運用を休止しております。
国は代替の受信方法としてワイドFMを推奨しており、国の資料によりますと、国内生産のラジオ受信機は平成27(2015)年以後に、国内生産のカーオーディオは平成30(2018)年以後に、基本的にワイドFMに対応済みとのことです。FMチューナー内蔵のスマートフォン、ワイドFM対応のポータブルラジオ等が市販されていることから、現時点では市としての特別な対応は考えておりません。

○○様のおっしゃるとおり、BSN(新潟放送)は、令和6(2024)年2月5日から令和7(2025)1月31日まで、柏崎市内のAMラジオ送信所(1062kHz)を運用休止としております。その代わりとして、新潟送信所(1116kHz)の周波数で現在、運用されています。柏崎・長岡地域の放送エリアは、この新潟送信所からの周波数およびFM波での世帯カバー率が99%となっているとBSNから伺っております。

○○様がお住まいの地域でBSNのAMラジオが聞き取りづらいことについては、BSNにも情報提供しました。対策としては、「リスナー様の負担になってしまいますが、ワイドFM対応のカーチューナーへの取り換え、ワイドFM対応ラジオの購入をお願いしている」との回答でありました。

なお、緊急告知ラジオについては、BSN(新潟放送)ラジオ(ワイドFM)のほか、FMピッカラ、NHKのラジオにも対応しております。FMピッカラについては、防災行政無線の内容も放送されますので、電波の受信状況が悪い場合は、受信機の受信ランプにより受信状況をお確かめください。なお、改善が見込まれないときは、防災・原子力課(電話:0257-21-2316)までお問い合わせください。
また、屋外におられる際に緊急事態が発生した場合には、防災行政無線屋外スピーカーでの呼びかけやスマートフォンからの情報提供(メール配信サービスやLINE)でカバーしてまいります。
何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 総務課 総務係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2330/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2024年10月23日