市長定例記者会見概要(令和3(2021)年8月4日)

市長定例記者会見(令和3(2021)年8月4日)のお知らせ

記者に向かって説明する市長
赤岩ダムのドローン映像を見ながら柏崎の水について説明する市長

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

64歳以下の新型コロナワクチン接種が始まりました

柏崎市のみならず、全国の自治体と国民の皆さんが一番関心を持っている事項だと思います。私たちも一刻も早く希望する方々にワクチン接種をさせていただくために、国や県といろいろな折衝や話し合いをしています。ワクチン供給のめどはまだついていませんが、できる限り早い接種を進めているところです。

国から、7月31日までに65歳以上で接種を希望する方々の接種を終わらせるようにという指示がありました。65歳以上の対象者28,897人のうち、1回接種を終えた方が25,972人で接種率は89.9パーセント、2回目接種を終えた方が25,498人で接種率は88.2パーセントです。おおむね90パーセントに達するということで、接種を希望しない、もしくはできない方も10パーセントいるかもしれませんが、65歳以上で希望する方々の接種は7月31日までに終了したと判断するところです。

64歳以下の方々に関して、60歳から64歳の方々の接種は7月17日から開始しています。48歳から59歳の方々の接種は、8月8日から開始します。さらに、高校3年生の18歳と中学3年生の15歳の接種機会を設けました。県の大規模接種会場、朱鷺メッセの接種枠の配分が柏崎市にもありましたので、市民の皆さんにも接種していただけるようご案内しているところです。また、ワクチンの供給が見込めない、もしくは減少していることから、医院、診療所、個別のクリニックでの個別接種の実施は8月2日から6日までとしていましたが、8月10日以降も継続して、接種対象年齢を60歳以上から48歳以上に拡大して接種機会を増やすこととしました。

職域接種に関しては2種類あります。国が行う、いわゆる正式な職域接種は、新潟工科大学、新潟産業大学の学生、教職員など約千人の1回目接種が7月28日に終了しました。東京電力は、本社と柏崎刈羽原子力発電所に勤務する社員と協力企業社員約4千人、うち柏崎市民の方は2,500人ですが、8月中旬から接種開始の見込みです。

柏崎版の職域接種は、8月第1週までに市立小・中学校に勤務する教職員を含む14企業、団体、3,887人の方への1回目接種が終了しました。

次に、今後のスケジュールです。48歳から59歳の方々、対象約1万2千人は8月8日から8月29日までを1回目の接種期間とする予定です。18歳の方々、対象約700人は7月24日から接種を始め、8月7日までに希望する方の1回目接種を終える予定です。15歳の方々、対象約650人は8月3日から8月20日までに1回目接種を終える予定です。そうすると、48歳から59歳、18歳、15歳で希望する方々の2回目接種は9月第3週ぐらいまでに終わらせることができると考えています。

課題はこれ以外の方の接種です。16歳、17歳、19歳から47歳の対象となる方が約22,400人、12歳から14歳の方が約1,900人います。この方々の接種スケジュールは、ワクチン供給の見込みがまだ示されないことから検討中です。ワクチン供給のめどがつき次第、迅速にご連絡させていただき、接種対応させていただきたいと考えています。

新潟県の大規模接種会場は朱鷺メッセで、ワクチンはモデルナ社製です。対象者は19歳以上の市民で、1回目、2回目共に朱鷺メッセの会場に行って接種ができる方です。予約方法は電話のみで、接種の際には接種券、記入済みの予診票、本人確認書類などが必要です。日程は、8月14日、15日、22日で、合計70人を予定しています。8月14日、15日の予約は8月6日まで、8月22日の予約は8月7日から8月13日までです。

国からは、12歳以上の方々にワクチン接種をするよう言われています。住民基本台帳を基準に集計したところ、12歳以上の方々の1回目接種は52パーセントを超え、2回目接種も40パーセントを超えています。この数字はVRSの集計結果に基づく速報値ですので、概数だとご承知おきいただきたいと思います。

(主管:健康推進課 電話番号:0257-20-4211)

柏崎フロンティアパークの全区画が分譲・賃貸済みに!-株式会社ウッドプラスチックテクノロジーとジェットエイト株式会社が進出

株式会社ウッドプラスチックテクノロジーとジェットエイト株式会社の進出が正式に決定したことにより、フロンティアパーク全31区画が分譲・賃貸済みとなりました。どちらの会社も令和4(2022)年度の操業を予定しています。

柏崎フロンティアパークは平成20(2008)年から分譲・賃貸を開始しました。株式会社東芝から区画を多数契約いただいたのが最初で、平成22(2010)年です。最初の契約から11年余りで全31区画が分譲・賃貸済みとなりました。雇用もかなり伸びてきたということで喜んでいます。

今回ご契約いただいた2社に、フロンティアパークに決めた理由を伺ったところ、関東圏へのアクセスの良さや電気料金の補助金などが魅力となっているというお話をいただいています。また、ジェットエイト株式会社は、教育や公共施設、自然などの環境面で質、量が十分に整っていて、働く社員の心の豊かさ、人間的な豊かさを高めることができるという非常に高い評価をいただきました。

(主管:ものづくり振興課 電話番号:0257-21-2326)

JA柏崎ブランド枝豆の名称が決定!-枝豆の1億円産地を目指して

新潟県から、お米だけでなく園芸にも力を入れていくという方向性が示されています。柏崎市も県の方針に習い、お米も大切ですが、園芸にも力を入れるということで、昨年からJAの枝豆の集荷、冷蔵施設なども整備させていただいています。今回、ブランド枝豆の名称が越後はちこく茶豆に決定しました。香り、旨味、甘みが揃った茶豆です。令和2年は生産者26名、栽培面積が27.9ヘクタール、総出荷量が33.7トン、販売額が25,186千円でした。ちなみに、平成28年、29年の販売額は約1千万円でした。これを令和6年までに1億円の販売額を目指します。私も試食しましたが、非常に甘くておいしい枝豆です。新潟県はかなりの出荷量がありますが、県内での消費も多いので、首都圏、中京圏への出荷なども含めてさらなる販路の拡大と販売額の増加を目指します。

(主管:農政課 電話番号:0257-21-2295)

「米山(五輪山)からの贈り物」-柏崎産米使用特産品を限定販売

米山からの贈り物というかたちで、柏崎産米を使った特産品を限定販売させていただき、柏崎産米のおいしさや価値をより多くの方々にお届けしたいと思っています。柏崎市認証米コシヒカリの米山プリンセス、西山のコシヒカリビール、高柳の石塚酒造の姫の井のお酒、柏崎米菓こしいぶきの郷網代焼をセットにして、通常5,500円分を送料込みで、3千円で販売させていただきます。お盆も含めて、多くの方々に戻って来ていただきたいと言いたいところですが、このような状況ですので、帰省は慎重にご判断いただきたいとお願いしているところです。通信販売ですので、その気持ちを県外の方々にお届けしていただいたり、県外の方々から柏崎の味を楽しんでいただいたりしていただければと考えています。

(主管:農政課 電話番号:0257-21-2295)

柏崎版「GO TO イート」キャンペーンでお得に飲食!

今、飲食店の方々が非常に困っていらっしゃって、議会の方々からもご意見を多数いただいていますので、方向性だけでも示させていただきます。柏崎版のGO TOイートを10月1日から令和4(2022)年1月31日まで予定しています。1セット5千円で7千円分のチケットを販売します。1世帯2セットまで購入可能で、広報かしわざき9月号と一緒に購入引換券を配布させていただきます。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の地域拡大や期間延長によって、お盆で帰省される方々を期待している飲食店にキャンセルの連絡が多くきているということで、一刻も早く支援してもらいたいという声を議会も含めていただいています。さらなる飲食店への支援策を議会の方々に先決でお願いしたいということも最終的に詰めているところです。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

秋のダム湖を周遊-赤岩ダム水源探索・親子乗船ツアーを初開催

大人もそうですが、コロナ禍で一番心を痛めているのは子どもではないかと思っています。これをするな、あれをするなと言われて気持ちがかなり抑えられている部分があるのではないかと思い、柏崎港の国際貿易港開港50周年で海上自衛隊から船を出していただいて小学6年生を乗せていただいています。今度は、赤岩ダム湖の奥までボートで行っていただき、柏崎が誇るおいしい水の源を親子で確認していただこうということで、赤岩ダム水源探索・親子乗船ツアーを初開催します。開催日は9月25日から11月6日の土曜日で、定員は30組、60名です。対象は、小学1年生から5年生の児童1名とその保護者1名です。赤岩ダムの特徴は、集水域9.18平方キロメートルが市有地ということです。水質汚染などは全くない水源で、安全面に優れ、人の手の入らない自然豊かな場所です。市民の皆さんも柏崎の水源がどのようになっているかご覧いただけないだろうと思いますので、この機会に映像でご覧いただきたいと思います。この赤岩ダム、谷根ダム、川内ダムが柏崎市の上水道専用の3つのダムです。柏崎市のこれまでの行政で、私はこの水道行政が一番優れていると考えています。3つの上水道専門のダムを造ったのみならず、素晴らしいと思うのは、集水域を全て市が買収したということです。そして、開発行為を許さないということを定めて、今でも市民の皆さんに安心して飲んでいただけるおいしい水を供給しています。私は2回ほど柏崎水源の源までボートに乗せていただきましたが、この柏崎市のおいしい水の源を子どもたちにも見てもらいたいということで、上下水道局に企画してもらいました。多くの方々にご覧いただきたいと思いますが、ボートも小さいので人数が限定されます。

ちなみに、7月26日現在の赤岩ダムの貯水率が96パーセント、谷根ダムが98パーセント、川内ダムが100パーセント、3つの上水道専用ダムの平均した合計貯水率は96パーセントで、十分な貯水量を確保しています。また、夏は下の方から水を取っていますので、平均して6度冷たい水を供給しています。

(主管:施設維持課 電話番号:0257-22-0007)

番神自然水族館に2つの新コンテンツが誕生!

番神自然水族館は7月4日から行われていますが、各回定員をオーバーするキャンセル待ちの状況で、大盛況です。新型コロナウイルス感染症にも配慮しながら、こども自然王国の方々から運営していただいています。夏休みに入りましたので、子どもたちにもさらに楽しんでいただこうということで、既存エリアの外側にネットで囲んだいけすを設置します。新潟漁業協同組合柏崎支所や海洋生物環境研究所の協力により魚を放流しています。先般、トラザメを試験的に入れたのですが、残念ながらこの暑さで即日死んでしまいました。子どもたちに生きたまま見てもらえるか心配ですが、多くの魚がいけすの中で泳ぐ姿を見てもらえればと思っています。また、シュノーケリング体験も新たに企画しました。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

行事予定

イベント

  • ロビー展示「モノが語る戦争の記憶」
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • 満州柏崎村の塔前へ献花台を設置します
    (主管:総務課 電話番号:0257-21-2330)
  • 花市
    (主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)
  • 生き・活き・子育て!親子わんだーランド
    (主管:人権啓発・男女共同参画室 電話番号:0257-20-7605)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問項目は、以下の通りです。

  • 新型コロナワクチン接種に関する質問
  • 柏崎フロンティアパークに関する質問
  • 柏崎版GO TOイートキャンペーンに関する質問
  • 東京電力に関する質問

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2021年08月05日