朝食で、新生活をハッピーに

朝食は、健康な体を支える大切な生活習慣です。

進学や就職で生活環境が大きく変わる時期こそ、朝食を食べる習慣を続けましょう。

朝食は、将来の健康のカギ

市内企業で行った朝食に関するアンケートで、5人に1人が朝食を食べない習慣があることが分かりました。その半数以上が進学や就職がきっかけで、親元を離れる時期から始まることが多いようです。

朝食は体内リズムを整え、午前中の集中力や仕事の効率を上げる効果があります。朝食を食べない習慣は、気付かないうちに体へ負担をかけています。

朝食を食べない主な理由(アンケート結果より)

  • お腹が空いていない
  • 時間がない
  • ぎりぎりまで寝ていたい
  • 食べなくても体調に支障がない

朝食欠食が長く続くと

筋肉が減って体脂肪をためやすくなり、肥満の原因になります。

また、血糖値を下げるホルモン(インスリン)の分泌が遅くなり、昼食後、高血糖になりやすいです。動脈硬化や糖尿病の原因になります。

食後の血糖値を比較したグラフ。三食きちんと食べる方は血糖値の上昇が緩やかなのに比べ、欠食した方は血糖値が急激に上昇しています。また、最高血糖値も高くなっています。

青色の線は、1日3食(朝・昼・夕) 食べたときの血糖値の変動です。 黄色の線は1日2食(昼・夕)の方の血糖値です。3食食べたほうが血糖値はおだやかで安定することがわかっています。

お腹が空いていない方へ

夕食を満腹まで食べている、就寝前に飲食する習慣がある方は、見直しを。夕食が遅い場合は、消化の良いメニューにしましょう。

夕方におにぎりやパンなどの主食を食べ、帰宅後におかずを食べる「分食」がおすすめです。

朝食を準備する時間がない方へ

5分早起きして、牛乳やバナナなど何か一つでも食べるのがおすすめです。

ゆで卵や納豆、カット野菜など、すぐに食べられるものを買い置きしておいたり、前日におにぎりやサンドイッチ、サラダなどを購入しておいたりすると便利です。

食べなくても、今は体調に支障がない方へ

今は大丈夫でも、20代後半から少しずつ体形が変化してきます。

また、40歳を超えると、血圧や中性脂肪、血糖値などが高めになる方が増えてきます。

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更新日:2024年04月30日