風しんにご注意ください!

現在、関東地方を中心に風しんが流行しています。

風しんの流行は数年持続することが知られており、今後も風しんの発生が増える可能性がありますのでご注意ください。

新潟県の報告数(2018年9月16日時点):7件

風しんとは

風しんウイルスによる感染症で、感染から14~21日間の潜伏期間ののち、発熱や発しん(顔→体感→全身)、リンパ節腫脹などの症状が見られます。

咳やくしゃみに含まれたウイルスを吸い込むことによる『飛沫感染』が主な感染経路ですが、その他に、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる『接触感染』もあります。

風しんは麻しんと異なり、比較的軽症な発しん性の疾患ですが、風しんに対する免疫のない女性が妊娠初期に感染した場合に、白内障や難聴、先天性心奇形などをもった赤ちゃん(先天性風しん症候群)が生れることがあるため、注意が必要です。

詳しくは、以下のリンクををご覧ください。

予防するには

咳エチケットや手洗いを心がけましょう!

咳やくしゃみが出たら、他の人にうつさないようマスクを着用しましょう。

予防接種を受けましょう!

風しんには特効薬がないため、予防接種を受けることが大切です。

  • 定期接種(麻しん風しん混合ワクチン/MR)対象者で未接種の方は、早めに接種を受けましょう
  • 定期接種の対象以外の方もワクチンを接種することができます(ただし、任意接種のため、接種費用は全額自己負担)。パートナーや子どもなど同居家族からの感染を防止するため、風しんの予防接種を受けたことのない方、風しんにかかったことのない方、風しんにかかったことがはっきりしない方は、接種をご検討ください

(注意)風しんワクチンの定期予防接種は1977年から開始されましたが、当時は先天性風しん症候群の予防を目的とした中学生の女子のみを対象とした接種だったため、現在30代後半以上の年齢の男性は接種の機会がありませんでした。また、1995年からは男女とも定期予防接種の対象となりましたが、現在の20代後半~30代前半の男性の接種率は低く、風しんの免疫を持たない方が多いと考えられます。

妊婦の方、妊娠を希望している方

風しんの予防にはワクチンの接種が有効ですが、妊婦の方はワクチンを接種することができません。同居の家族と一緒に感染予防に努めましょう。
妊娠を希望している方は、ワクチン接種後2カ月間は妊娠しないよう注意が必要です。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

子ども未来部 子育て支援課 家庭支援係

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新潟県柏崎市栄町18番26号 元気館1階
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更新日:2020年01月31日