大学生が感じた矢田の魅力を紹介 冊子『ヤタのタネ』 ―令和元(2019)年田舎暮らしインターンシップ事業

天気の良い日に道路を自転車で走る3人と文章が書かれたページの写真

冊子『ヤタのタネ』の中の1ページ

約70世帯が暮らす矢田集落で、令和元(2019)年8月~9月の約3週間を過ごした短期インターン生3人(県外2人、市外1人)が、矢田の魅力をまとめた冊子『ヤタのタネ』を作成しました。

あまり聞きなれない「田舎暮らしインターン」。この取り組みを通じて、インターン生たちは何を学び、何を感じたのでしょうか。

冊子『ヤタのタネ』に込めた想い

「お世話になった矢田集落の皆さんの、話の”タネ”になったらいいな」
「私たち3人が、矢田集落のこれからに向けてまかれた”タネ”のような存在になれたらいいな」

インターン生が作成した『ヤタのタネ』には、こんな気持ちが込められています。

わずか3週間で作成したとは思えないくらい充実した内容で、今後、外から人を呼ぶ活動が活発になっていく矢田集落で、集落の紹介ツールや話のタネになるような冊子です。

冊子の内容(全24ページ)

ヤタのタネの表紙の写真
  • 表紙
  • この夏の思い出を盛りだくさんの写真で紹介。表紙裏には、表紙の写真の答え合わせを掲載。
  • はじめに
  • この冊子に込めたインターン生の想いを記載。
  • 農、矢田と水、矢田城址(5~8ページ)
  • インターン生が学んだ集落の文化を記載。
  • これまでインターン生が持っていた”村人”のイメージを変えた、インパクトを持った矢田の人々を紹介。
  • 盆飾り
  • 今時めずらしい、立派な盆飾り、圧巻です。
  • これも農ある暮らしの一つの魅力。
  • ヤタごはん
  • インターン生たちが開催した、一品持ち寄りごはん会に集まったおかずの数々。住民同士もお互いのレシピの秘訣(ひけつ)を聞いて盛り上がりました。
  • カレンダー
  • 集落の人々と過ごした夏の思い出。わずか3週間の間に行った交流の多さに驚きます。
  • 五感で感じる矢田、編集後記
  • 冊子を読んでいただいた方へ、インターン生3人からのメッセージ。

閲覧場所

冊子は、以下の場所でご覧いただけます。矢田集落で実際に冊子を手に取り、集落の空気を感じながら読むのがおすすめです!

  • 矢田集落開発センター
  • 矢田営農組合
  • 柏崎市役所市民活動支援課
  • かしわざき市民活動センターまちから

インターン生と矢田集落

インターン生と矢田集落の活動の一部を紹介します。

インターン生の歓迎会に集まったたくさんの集落の方々の写真

歓迎会には40人以上の住民が参加

インターン生たちが農家の方に教わりながら野菜の種まきをしている様子の写真

野菜の種まき体験

スクリーンを見ながら、インターン生が冊子の作り方を学んでいる写真

外部講師から冊子づくりのポイントを教わる

青空の下に広がる青々した田んぼと遠くに見える山を見ながら町内会長がインターン生に集落の案内をしている写真

町内会長が集落を案内

インターン生たちが集落の道路わきにある階段を上っているところの写真

地域の宝を探市にお出かけ

体育館で行われたインターン中間研修でほかの地域のインターン生と交流している様子の写真

県内他地域のインターン生たちとの研修・交流会

スクリーンを使い地域での活動報告をしている1人のインターン生の写真

活動報告

インターン生たちの報告会の後に行われた地域の方との交流会に部屋に収まりきらないくらいの人たちが集まっている様子の写真

最後の交流会には、70人以上が参加!

最後の交流会には、70人以上が参加!   活動報告会・交流会には、歓迎会を大きく上回る住民が集まりました。インターン生たちが精いっぱい活動していたこと、集落の皆さんが快く受け入れてくれていたことが、参加人数の多さに表れているのではないでしょうか。

インターン生受け入れ終了後の矢田集落

歓迎会やごはん会、報告会では「同じ集落に住んでいたのに初めて会った」「あまり話したことがなかった」という住民同士が出会い、会話をしている場面がありました。

これにより「外部人材が集落の人同士をつなぐきっかけになる」ということ知り、外部人材を受け入れることの効果を住民たちが実感しました。

この経験や機運を、今後の地域おこし協力隊の募集や、その後の活動に生かしていきます。

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この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 市民活動支援課 活動推進係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-43-9127/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2020年01月31日