リチウムイオン電池による火災が増えています
リチウムイオン電池は充電式電池の一種で、スマートフォンやモバイルバッテリー、イヤホン、ハンディファン、電動自転車など、私たちの生活の多くの場面で使われています。
取り扱いを誤ると火災につながる危険があります。
意外と身近に、危険物 ―リチウムイオン電池の火災に注意 (PDFファイル: 6.2MB)

火災の発生原因と気を付けるポイント
水濡れや衝撃を与えない

モバイルバッテリー火災の再現
リチウムイオン電池は外部から衝撃を加えたり、水などに落として内部に水が浸み込みショートしたりすると、発煙や発火につながります。
落としたり水没させたりしないように気を付けましょう。
膨らんだ電池は使用しない
電池が膨らんでいる場合は、内部で異常が起きているサインです。発火の危険があるため、すぐに使用をやめてください。
高温になる場所に放置しない

炎天下の車内などの高温の環境に放置すると、内部の電池が膨張し発火する可能性があり、大変危険です。
充電器やバッテリーは純正品を使い、過度の充電はやめましょう
インターネットで購入したリチウムイオン電池搭載製品の事故が多く発生しています。
適切な充電器を使用しなかったり、充電しすぎたり使いすぎたりすると、内部で熱が発生し火災が起こる場合があります。
PSEマークがついた製品を使用しましょう

PSEマークの表示がある安全基準をクリアした製品を使用しましょう。
一般ごみなどと一緒に捨てない
ごみと一緒に捨てられたリチウムイオン電池が、ごみ収集車内で押しつぶされて出火した事例があります。
不要になったリチウムイオン電池は、町内の回収場所には出せません。端子部分(機械に接触する部分)にビニールテープなどで絶縁処理をして、リサイクル協力店にお持ちください。
なお、回収対象外製品や膨張・水濡れ・破損・解体した電池は、指定ごみ袋に入れてクリーンセンターかしわざきへ持参してください。
火災が発生してしまったら
- 火花や煙が激しく出ている場合は、近づかないで、安全な位置に避難してから119番通報をしてください。
- 火花や煙が収まったら、大量の水や消火器で消火してください。消火後、可能であれば水没させ、すぐに処分してください。
- 周囲の物や建物に炎が燃え移り対応が困難になった場合は、すぐに避難してください。
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
消防本部 予防課 予防指導係
〒945-0034
新潟県柏崎市三和町8番51号
電話:0257-24-1382/ファクス:0257-22-1409
お問い合わせフォームはこちら
更新日:2025年09月26日