市長への申入書(市長への手紙、令和6(2024)年5月公開)
手紙と回答の概要
お寄せいただいた内容の概要
最近の市長の発言から2030年に秋田沖洋上風力発電が実施されたら、柏崎あい・あーるエナジー株式会社が、その電気を購入し市民に売ることを最優先に考えていると組み取れます。
改めて、安いそしてクリーンな原子力発電の電気を購入すべく7号機の再稼働が実施される前に東京電力と購入交渉を始める決断をお願いします。
⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。
回答の概要
柏崎市と柏崎あい・あーるエナジー株式会社は、環境・経済両面から持続可能なまちづくりという両者共通の目標に向けて、公共施設への脱炭素エネルギーの供給で終わることなく、市内の、特に産業界への電力供給であります。さらに、その先では、原子力発電による電力や海底直流送電線により送られてくる電力など、カーボンフリー電力の調達も視野に入れております。
政策的に相互の連携を進めていくとともに、引き続き、国や東京電力ホールディングス株式会社に対し、あらゆる検討と働き掛けをこれまで以上に行っていく所存であります。
⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
手紙と回答の全文
お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。
お寄せいただいた内容の全文
最近の市長の発言から2030年に秋田沖洋上風力発電が実施されたら、柏崎あい・あーるエナジー株式会社が、その電気を購入し市民に売ることを最優先に考えていると組み取れます。
しかし、その時点で安いクリーンな電気が市内で配電されていたら、高い風力発電の電気を導入することはできません。つまり、市長は2030年(風力発電が実施されるとき)まで、あるいはその後も東京電力と電気購入の交渉をする気がないのではありませんか。
一方、洋上風力発電の直流電気は50万ボルトの超高圧送電の変圧器に直結しているため、その一部(柏崎で使う13万kw(キロワット))を分岐することは全くもって現実的ではありません。つまり、柏崎あい・あーるエナジー株式会社は洋上風力の電気を購入することができないのです。
改めて、安いそしてクリーンな原子力発電の電気を購入すべく7号機の再稼働が実施される前に東京電力と購入交渉を始める決断をお願いします。
回答の全文
お手紙拝見しました。
このたび、申入書をいただきました。
私の覚悟については、3月8日付けおよび同月22日付けの回答(時期はともかくも東京電力ホールディングス株式会社柏崎刈羽原子力発電所の電力を柏崎にも供給するという施策は必ず実現させたいと考えております。)でお伝えしました。
柏崎市と柏崎あい・あーるエナジー株式会社は、環境・経済両面から持続可能なまちづくりという両者共通の目標に向けて、公共施設への脱炭素エネルギーの供給で終わることなく、市内の、特に産業界への電力供給であります。さらに、その先では、原子力発電による電力や海底直流送電線により送られてくる電力など、カーボンフリー電力の調達も視野に入れております。
政策的に相互の連携を進めていくとともに、引き続き、国や東京電力ホールディングス株式会社に対し、あらゆる検討と働き掛けをこれまで以上に行っていく所存であります。
○○様におかれましては、何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
この記事に関するお問い合わせ先
総合企画部 総務課 総務係
〒945-8511
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更新日:2024年05月30日