市長定例記者会見概要(令和3(2021)年5月12日)

市長定例記者会見(令和3(2021)年5月12日)のお知らせ

自らが描いた花火デザインを発表する市長
柏崎市飲食店認証制度について説明する市長

以下の「定例記者会見」で、概要をご覧いただけます。

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

新型コロナワクチン接種について

5月10日から、65歳以上を対象とした接種券の送付と予約が始まりました。

先んじて、先月から75歳以上の予約が始まっていますが、5月10日現在、75歳以上の予約は11,044件です。75歳以上はおおむね1万4千人いらっしゃいますので、予約率は約78パーセントです。

次に、75歳以上も含めた65歳以上の予約は、5月11日午後8時現在で、16,311件です。75歳以上も含めた65歳以上の予約率は59.28パーセントとなっています。65歳以上に関しては、5月10日から接種券の送付と予約が始まりましたが、5月11日午後8時までに5,267件の予約がありました。

正確な数ではありませんが、5月10日以降は、おおむね7割以上がインターネットによる予約であると報告を受けています。オペレーターも増やしましたので、電話ももちろん使えますが、ご家族やご近所の方を含めて、もしインターネットの使い方が分からないという方がいらっしゃいましたら、お手伝いいただきたいと思っています。市職員にも、ご近所に困っている方がいらっしゃったらお手伝いしてもらいたいと伝えていますし、すでに多くの市民の皆さんから、市職員から手伝ってもらったというお声もいただいています。

5月18日からいよいよ接種が始まりますが、ワクチン接種券、予診票、本人確認書類に加えて、お薬手帳も持ってきていただければありがたいと医師会の先生方からもお話をいただいています。

発表事項

あなたの考えた花火が打ち上がる!海の大花火大会花火デザイン募集

昨年、今年と柏崎市民自慢のぎおん柏崎まつり海の大花火大会を中止としました。来年は皆さんに花火をデザインしていただいて、優秀作品の花火を打ち上げたいと思っています。小学生などには、教育委員会を通して、楽しい花火、きれいな花火を描いてくださいというお願いをしました。お子さんのみならず、全国の方々から来年度に向けた新しい花火をデザインしていただきたいと思っています。

優秀作品の3つか4つぐらいを片貝煙火工業の本田さんにお願いして、できないものもあるかもしれませんが、来年は皆さんのデザインした花火を打ち上げたいと考えています。

応募第1号として、私も描いてきました。皆さんから見て左側は海の大花火大会ですが、私の企画としては、皆さんから見て右側、米山、黒姫山、八石山それぞれの頂上からも花火が上がるというものです。なかなか実現するとは思えませんが、三角形の花火、真四角の花火、水中花火のところにはコロナと書きましたので、コロナを目掛けて水中花火を打って、来年は新型コロナウイルスを粉砕して、来年の海の大花火大会は大々的にやりたいと思っています。ぜひ全国の皆さんから花火をデザインしていただいて、積もり積もった思いを柏崎の海の大花火大会で爆発させていただきたいと思っています。

花火大会開催時には、BS放送で生中継をしました。今年は、7月26日前後に、なるべくたくさんの方から見ていただけるような時間帯で、過去の柏崎の海の大花火大会のダイジェストを作っていただき、それを番組化できないかBS局と現在交渉中です。その番組の中で、花火のデザインの優秀賞などを発表する設えを整えたいと考えています。

私共は、海の花火大会としては日本一だと自負しています。ぎおん柏崎まつりの海の大花火大会の復活を目指して、今年から準備を重ねていきたいと思っていますし、花火師の片貝煙火工業の本田さんにも、今年1年間、新しい花火を作る研究をしていただきたいと願っています。そのために私共も応援させていただきます。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

柏崎市飲食店認証制度を創設

新型コロナウイルス感染症の経済的な影響が全国で非常に大きくなっています。その中でも、特に飲食店への影響が著しいと承知しています。そのため、柏崎市はこのたび柏崎市感染防止対策飲食店認証制度を作りました。認証の要件は、入店時の検温および手指消毒、店内の消毒、十分な換気、アクリルパネルの設置などの飛沫感染予防、十分な間隔をとる、1時間半以内の利用、カラオケなしなどです。

さらに、県の事業継続支援金の支給を受けていて、個室で10名以上の宴会場を持っている飲食店には10万円を支給します。これは、昨年度、忘新年会や歓送迎会の時期を対象に、大きな宴会場を持っている飲食店に対して考えたスーパーGOTO忘新年会を中止せざるを得なくなり、私共の事業の中で大きな宴会場を持つ飲食店を支援できなかったことも含めて考えたものです。県の制度で20万円、私共の制度で10万円ですので、1店舗を経営している方から見れば、合計30万円が支給されるということになります。10人以上の宴会場を持っていない飲食店に関しては、認証店として5万円の協力金を支給します。小さな店舗や事業所でも、感染対策をしっかりしていただければ認証店として認め、5万円を支給するということです。制度の詳細はチラシなどをご覧いただきたいと思います。

事業費は、10万円の対象となる飲食店が100店舗で1千万円、5万円の対象となる飲食店が350店舗で1,750万円、総額2,750万円を予定しています。財源は国からの地方創生臨時交付金を充当する予定です。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

「三園めぐり」を取り扱う旅行業者を募集中

柏崎には貞観園、飯塚邸秋幸苑、松雲山荘の3つのお庭があります。これらは主に紅葉時期にお客さんが訪れる名園ですが、グリーンシーズンもお庭の魅力を発信したいということで、旅行代理店の方々に営業をしました。その結果、胎内市、三条市、十日町市、長岡市、上越市、糸魚川市の旅行代理店などからこの3つのお庭のグリーンシーズンの魅力を扱っていただくことになりました。

これは市外の方々からお越しいただくものですが、3つのお庭を見たいという市民の方も多いと伺っていますので、市内の会社が「三園めぐり」ツアーを現在企画中です。グリーンシーズンに間に合うかどうかは別ですが、3つのお庭それぞれの魅力を多くの皆さんにお届けしたいと思っています。

県は、新潟県民割キャンペーンを調整中だと承知していますので、県の制度を使ってお得な価格で三園のグリーンシーズンをお楽しみいただければと思っております。今月の広報かしわざきでも、三園の美しい緑を紹介しています。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

Made in Kashiwazakiの製品が全国へ

柏崎市のふるさと応縁基金、いわゆるふるさと納税の返礼品には、これまで工業製品がありませんでした。このたび、飯塚鉄工所と柏崎ユーエステックから工業製品を返礼品として登録していただくことになりました。

飯塚鉄工所はJAPANDONというもので、市役所の東口にも飾らせていただいている意匠を凝らした行燈です。柏崎の製造業が持つ卓越した技術を、日本の伝統文化に生かすかたちで返礼品として加えさせていただいたことは、私たちとしても嬉しく思っています。

もう一つは、柏崎ユーエステックのBollina O³ Mistというもので、脱臭や除菌効果があるオゾン水の携帯式生成器です。水道水からその場でオゾン水を生成できます。

これからも柏崎で優れた製品をいろいろな企業から作っていただけると思っていますが、お米、お酒、お菓子、越後バナーナ、越後姫などに加えて、工業製品も柏崎の返礼品の一つとして加えさせていただきますので、企業の皆さんのお力添えやご提案をお待ちしています。

(主管:ものづくり振興課 電話番号:0257-21-2326)

第21回柏崎潮風マラソンをオンラインマラソンで開催

今年もリアルでの潮風マラソンはできないことになりました。オンラインで開催します。TATTAというトレーニングアプリを使ったバーチャル企画です。ハーフマラソン21.0975キロメートルを、実際の潮風マラソンのコースではなく、どのようなコースでも、21.0975キロメートルを走ると完走証が発行されます。

エントリーされた方々の特別抽選会は、事務局で抽選を行い、当選者に商品を発送します。来年こそはリアルでの潮風マラソンを開催したいと思っています。

(主管:スポーツ振興課 電話番号:0257-20-7010)

有害鳥獣被害に対する取り組みを強化

柏崎市は、今年から農政課の中に有害鳥獣対策係を設置しました。これは、昨年イノシシによる人身被害が2件、物損事故も2件発生し、具体的な被害が及んできているという状況を踏まえて設置したものです。

また、新たな補助事業を三つ作りました。一つ目は生活用防護柵の設置補助金です。いわゆる電気柵は農業用に使われますが、街中に出てきているイノシシなどを防ぐ場合には通学路などもありますので、電気柵は使えません。この生活用の防護柵で、比較的市街地の方のイノシシ被害を防いでいただきたいと思います。これは農業者でなくても申請できます。

二つ目は既設電気柵更新事業補助金です。設置済みの電気柵の老朽化が著しいことから、更新のための支援をするものです。

三つ目は有害鳥獣捕獲担い手緊急確保事業補助金です。基本的には個体数を減らさなければいけません。これまで猟銃免許取得の支援をしていましたが、加えてわな猟免許の新規取得も支援します。より広く有害鳥獣捕獲の担い手を確保したいという切なる願いから作ったものです。

柏崎市が設置している電気柵の総合計は370.98キロメートルです。これはかなりの長さだろうと承知しています。県内他市に比べても、電気柵の総距離数は突出しています。令和3年度は、新たに90キロメートルを整備します。

柏崎市ではインターネット上にイノシシ出没マップを公開していますが、このたびリニューアルしました。イノシシマークをクリックすると、出没時の詳細情報を確認できます。市民の皆さんから、どのようなところにどのような状況で出没したのかを見ていただき、有害鳥獣を身近なものとして認識していただきたいと思います。

(主管:農政課 電話番号:0257-21-2295)

株式会社じょんのび村協会の社長を再募集

先々月の発表では村長を募集としていましたが、より一層経営の色を強く打ち出したいということで、今回は社長を募集としました。前回は15人から応募していただきました。私自身は直接選考に加わっていませんが、選考後に、応募者の概要などを見せていただきました。それぞれ皆さん熱意を持って応募していただいたと承知していますが、残念ながら、具体的、現実的にという部分が今のじょんのび村の厳しい状況を乗り越えるほどのものにはならなかったという評価でした。応募していただいた方々には恐縮ですし、地元の企業経営者の方からも厳しい批判がありましたが、その批判を踏まえてもなお、柏崎が誇る、高柳が今まで大切にしてきたじょんのび村を守るため、厳しい判断をさせていただきました。

今回は、3年以内に黒字化してもらいたいということを書かせていただき、エージェントも活用して全国から適任者を紹介していただきます。エージェントには成功報酬をお支払いします。そこまでしてでも、熱意があり、地域の中に溶け込み、高柳の方々の思いをくみ取り、数字に強く、経営を立て直していただける人材を探したいと思っています。一般公募なので、エージェントのみならず、いろいろな方々から多くの応募をいただき、厳しいじょんのび村の状況を打開できる人材を採用させていただきたいと思っています。

(主管:商業観光課 電話番号:0257-21-2334)

行事予定

イベント

  • 雑誌リサイクル市
    (主管:図書館 電話番号:0257-22-2928)
  • 令和3(2021)年度元気なまちづくり事業補助金公開審査会
    (主管:市民活動支援課 電話番号:0257-43-9127)
  • 常設展示を無料開放
    (主管:博物館 電話番号:0257-22-0567)
  • ノーマイカーウイーク&エコドライブモニター
    (主管:環境課 電話番号:0257-23-5170)
  • 公開講演会「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)~多様性を認め合う社会実現に向け、私たちに求められること~」
    (主管:人権啓発・男女共同参画室 電話番号:0257-20-7605)
  • クリーンデー柏崎
    (主管:環境課 電話番号:0257-23-5170)

定例記者会見の質疑応答

報道機関から受けた質問項目は、以下のとおりです。

  • 新型コロナワクチン接種に関する質問
  • 海の大花火大会花火デザイン募集に関する質問
  • 柏崎刈羽原子力発電所に関する質問
  • オリンピックの事前合宿に関する質問

定例記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 元気発信課 情報発信係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2311/ファクス:0257-23-5112
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更新日:2021年05月13日